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今日から始めよう。カルシウムをきちんと摂る食生活こそが眠りのカギ

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東京大学と理化学研究所の研究で、起きているときとは逆に、眠っている間の脳では細胞の中にカルシウムが流れ込んでいることが明らかとなった。

カルシウムが脳の睡眠状態を作り出している可能性が示されたのだ。では、カルシウム不足は眠りを妨げるのか? そう話は単純ではないだろうが、カルシウムと睡眠には意外な関係があった。



□カルシウムは体のあちこちで活躍する働き者!
 
カルシウムというと歯や骨を作る栄養素というイメージが強いが、そのほかにも筋肉を収縮させたり、血を止めたり、心臓の正常な拍動を保ったりと、カルシウムのはたらきは実に多岐にわたっている。

東大と理研の研究グループは、このカルシウムが生体に与える新たな事実を発見した。



□カルシウム不足が不眠症を引き起こしている可能性も!?
研究グループは、マウスの脳の神経細胞表面にあるタンパク質を改変し、細胞内にカルシウムを取り込めなくした。

その結果、マウスの睡眠時間が1、2割ほど短くなったのだ。また、逆に神経細胞内にカルシウムを蓄積させたところ、マウスは1割ほど長く眠るようになった。

この結果は、脳を眠らせるには神経細胞内にカルシウムが必要だという可能性を示している。もしかしたら、カルシウム不足は骨を弱くするだけではなく、不眠症の原因となるのかもしれない。そんなことも予測できるような実に興味深い研究結果である。



□カルシウム不足と睡眠不足は骨を弱くする
大人になると、子どもの頃のように骨は伸びないが、実は骨は日々生まれ変わっている。だから、カルシウムが不足すると骨密度が下がって、骨がスカスカの「骨粗しょう症」になってしまう。

また、睡眠不足でも骨が弱くなる可能性がある。骨が作られる反応(骨形成)は夜間眠っている間に進み、逆に昼間は骨が壊される反応(骨破壊)が進む。睡眠障害を抱えていると、睡眠中に行われるはずの骨形成が妨げられるため、骨が弱くなってしまうのだ。

 

□睡眠時無呼吸症候群(SAS)も骨形成に悪影響
さらに、睡眠中に何度も呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群(SAS)では、繰り返される低酸素状態が骨形成に悪い影響を与える可能性もある。

例えば、低酸素状態が骨形成に関わる遺伝子のはたらきを抑えること、低酸素状態で炎症などが引き起こされ骨の分解が進むこと、骨の修復がうまく行われないことなどが示唆されている。つまり、カルシウム不足と睡眠不足には、ともに骨を弱くするという共通点があるのだ。

昔から「寝る子は育つ」というが、これは筋の通った話なのだ。

睡眠中、成長ホルモンがたくさん分泌され、成長期の子どもの骨を伸ばすからだ。また、骨の成長にはカルシウムが必要で、今回の研究で示唆されたように、カルシウムは良質の睡眠にとっても大切のようだ。そう考えると「よく眠りよく育つ子どもを作り上げるカギはカルシウムにあり」と言うこともできるだろう。




腸内細菌に良いのはコーヒーとワイン! 反対に悪い食べ物は…?

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「腸内細菌」… 私たちの健康を守ってくれる存在として、最近、注目を集めているキーワードである。メディアなどで耳にする機会も多いだろう。

先日、この腸内細菌と関係の深い食べ物を調査した、二つの研究の結果が発表された。一体、どのような食べ物が、腸内細菌の状態を良好に保つために良いのだろうか。



□腸内細菌とは一体何なのか? 基本のキ
まずは腸内細菌について、簡単に説明しよう。

腸内細菌とは、その名の通り、腸の中に住んでいる細菌のことである。その数は約100兆個にも上り、100以上の種類があるとも言われている。

この腸内細菌には、大きく分けて善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3タイプがある。このうちの善玉菌が、乳酸や酪酸、酢酸など、私たちの身体を健康に保つための有機酸を作ってくれている。

ただし、体内のすべてが善玉菌であれば良いというわけではない。理想的な腸内細菌のバランスは、善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割と言われており、そのバランスを良好に保つことこそが健康の秘訣となる。

そして、腸内細菌はその量よりも種類、多様性こそが健康のためには重要であると考えられている。



□腸内細菌に良い飲み物 コーヒーとワインが良い
2016年4月にScience誌にて発表されたのが、この腸内細菌と私たちが普段口にしている食べ物との関係を調査した二つの研究である。オランダとベルギーで行われたこれらの研究は、どちらも1000人以上を対象としたものであり、非常によく似た研究結果となっている。

この二つの研究において、腸内細菌の多様性を高めるために効果的であるとされたのが、コーヒーとワインである。

両飲料に含まれているカフェインやポリフェノールなどの成分は、健康への好影響が期待されているが、さらに腸内細菌の多様性にも効果がある可能性が示された。

また、その他にもバターミルクやヨーグルト、お茶なども、腸内細菌の多様性に寄与するのではないかとされている。


□腸内細菌に悪い食べ物 高カロリーやソーダ飲料!
反対に、腸内細菌の多様性を低下させてしまうおそれがあるとされたのが、高カロリーの食事や単純糖質が含まれる全乳やソーダ飲料である。

また、制酸薬(胃酸の中和剤)や抗生物質、そしてメトホルミンなどの糖尿病治療薬も腸内細菌のバランスには悪影響を及ぼす可能性がある。



□野菜や果物の腸内細菌への効果は不明?
意外な結論であったのは、野菜や果物の効果については不明である、という点である。一見、腸内細菌のバランスを整えることに非常に効果がありそうなイメージであるが、その関係を知るにはデータが不足しているようである。

腸内細菌と食べ物の関係は、まだまだ明らかになっていない部分の方が多いということに注意が必要である。Science誌に掲載された研究をもってしても、腸内細菌の変化のうち7〜18%しか説明することができていないということである。

まだまだ謎の多い腸内細菌。しかし、腸内細菌を多様にするような食生活が、健康のために重要となることは間違いないだろう。




あなたの幸福度は遺伝子で決まっている? 幸せの3遺伝子発見

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「あなたの人生は幸せですか?」

そりゃ、人が何と言おうが、自分が「幸せ」と感じるのなら、「幸せ」に決まっている。いわゆる“気分”と呼ばれるものだろうか。それも確かにある。

しかし、人が自分のことを幸せと感じる要因は他にもあるという。遺伝子の働きだ。



□幸福感は遺伝子が支配している?
ブルガリアのバルナ経営大学などの研究チームは、幸せ度を聞いた世界各国の調査結果と、快楽の感情などをつかさどる「アナンダミド」という神経伝達物質に関係するある遺伝子変異についての民族ごとの割合のデータを照合した。

その結果、幸せだと答えた国民が最も多かったメキシコで、この遺伝子変異を持つ人の割合が最も高いことが分かった。同じ傾向がみられたのは、ガーナ、ナイジェリア、コロンビア、ベネズエラ、エクアドル。どれも明らかに経済的に豊かな国とまではいえない。しかし、国民は幸せと感じている。

国民の幸福感には、国の政権の安定度や経済状況などが関係していると思われがちだが、遺伝子変異も大きく関係している可能性があるのだ。



□幸せと感じるかどうかには、3つの遺伝子変異がポイント
さらに詳しい調査も行われた。アメリカのベイラー医科大学など17カ国、140の研究機関、190人の研究者が関与した大規模な調査では、30万人のゲノムデータが分析された。そして、幸福感に関係しているのは3つの遺伝子変異であるということまでもが突き止められた。その遺伝子変異は主に中枢神経系で見つかることも分かった。



□では、特定の遺伝子変異がなければ不幸せなの?
それなら、もし、その遺伝子変異が自分には見つからなかったら、幸せにはなれないということなのだろうか…と心配になる。しかし、研究チームは、「遺伝子がすべてではない」と話す。遺伝子は幸福度を判断する目安の1つにすぎない。

人がある特定の症状を発症したときに、遺伝子がその原因を解明する助けになることは多い。それと同じように、特定の遺伝子変異があることは、人によって幸せの感じ方が違うことを説明するのに役立つ可能性がある。

とはいえ、幸せを感じる遺伝子変異が自分にもあったらいいなと思う。将来、その遺伝子変異を人工的に起こすことが可能になれば、世界中の人が幸せを感じることができる、そんな日が来るのかもしれない。




子どもにも使える? 安全なの? 蚊よけや虫よけ剤に含まれる「ディート」とは

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ここ数年、デング熱やジカ熱など蚊を媒介する感染症への懸念から、虫よけ対策の必要性は高まっている。とくに抵抗力の弱い乳幼児は心配だが、大人と同じ虫よけ剤を使ってもいいものかどうか、迷うところだ。

6か月未満の赤ちゃんにはNG 5月11日にアース製薬が発表した『アース蚊の飛び始め予報 2016年第3報』によると、東京から西の主要都市では5月上旬からすでにヒトスジシマカが飛び始めている。新潟や仙台では5月下旬、都市部ではもっとも遅い盛岡や秋田でも6月上旬には蚊が襲来すると予測されている。これからの季節、子連れで公園などに行くと、蚊の餌食になる可能性が高いのでしっかりと対策をして出かけたい。

しかし、肌に直接つける虫よけ剤を子どもに使用する場合は、注意が必要だ。スプレーやミスト、ジェル、ティッシュなどさまざまなタイプが市販されているが、その多くに「ディート」という成分が含まれている。

ディートは殺虫剤ではなく、「忌避剤」だ。ディートに接した蚊は、触角にある毛穴をふさがれ、人間が発する炭酸ガスを感知できなくなる。そのため、近寄っても人間だと認識できない。血を吸われずにお引き取り願えるというわけだ。蚊だけでなく、ダニやブヨ、アブなど人間が発する炭酸ガスに寄ってくる虫すべてに効果がある。

一般には毒性が低いとされ、国内ではこれまでに深刻な副作用の報告はない。しかし、米国やカナダではまれに、けいれんなど神経系に影響を及ぼしたケースが報告されたため、安全性についての再評価が行われ、カナダでは2002年以降、とくに子どもへの使用に制限が設けられた。

日本では、ディートの濃度の上限は12%までと定められている。年齢による用法・用量の目安はカナダの基準を参考に、「6か月未満の乳児には使用しないこと」「6か月以上2歳未満は1日1回、2歳以上12歳未満は1日1〜3回」とされている。また、虫よけの注意書きには「漫然とした使用をさけ、蚊、ブヨなどが多い戸外での使用など、必要な場合にのみ使用すること」と記載されている。

正しく使えばこわくない 生後半年を過ぎれば大人と同じ蚊よけを使って問題ないが、1日1回塗るだけで、効果はどの程度あるのだろうか。

効果の持続時間は、ディートの濃度に比例する。たとえば、アース製薬の代表的な蚊よけスプレー「サラテクト 無香料」のディート濃度は10%で、効果の持続時間はおよそ10時間。同じスプレータイプでもディート濃度12%の医薬品は12時間持続する。また、濃度6%のミストタイプは8時間、5%のジェルタイプは6時間。ティッシュタイプは7%だが、皮膚に付着する量が少ないためか、持続時間は3時間と比較的短い。

当然、汗をかいたり、こすったりすると効果は薄れるし、紫外線の当たり具合によっても持続時間は短くなるが、公園に遊びに行く程度なら、出かける前に1回塗れば十分だろう。

子どもの肌に塗るときは、露出している部分にのみ塗り、衣服の下には塗らない(衣類につけるのはOK)、手や顔、粘膜、傷口は避ける、エアゾールタイプのものは付着効率が悪く、吸い込んでしまう危険もあるので、いったん大人の手のひらに出してから子どもの肌に塗るといった点に注意しよう。

ディートによる副作用の事例は、高濃度のディートを大量に、あるいは長期間使用し続けたり、誤飲したりといったケースがほとんど。年齢にあった用法・用量をきちんと守って使えば心配はない。ただし、肌の弱い子どもはかぶれなどを起こす可能性もある。異常が見られたら、すぐに皮膚科を受診しよう。

6か月未満の赤ちゃん向けには、ハーブなどの天然成分由来でディートフリーの虫よけや、衣服に貼るシールタイプのもの、ベビーカーに吊るす虫よけなども市販されている。また、長袖、長ズボンで皮膚の露出を少なくする、ベビーカーに虫よけカバーをかける、蚊が多い時間帯の外出を避けるなども有効だ。自衛手段を持たない小さな子どもを感染症の脅威から守るためには、保護者がしっかりと対策を講じよう。





猫がトラックの部品にはさまれたまま80km…幸運にも無事に救出できた

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やたらと狭いところを好む猫。その習性ゆえに、ときどきとんでもない場所に入り込んでしまうことがあります。

海外のトラック運転手が車の部品に猫が挟まっているのを発見したそうです。

救出劇をご覧ください。





ニャアニャアと小さな声を頼りにトラックの裏側を覗いてみたところ、部品に挟まった猫を見つけたのだとか。

それも、50マイル(約80km)もの距離を走行した後だったというのだから驚きです。もし走行中に落下などしていたら……考えるだけでもゾッとします。


初対面ですが、猫も嫌がらずに対応しています。さすが、ともに旅をした仲です。もとの場所に一刻も早く帰れると良いですね。





色覚異常から見える世界は、色が他人と違う?

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色が人と違って見えることを「色覚異常」と呼びます。この症状には、先天性と後天性があります。
今回は、「色覚異常」の先天性、後天性の違いから、見え方や性質についてまで、詳しい話を医師に聞いてきました。

先天色覚異常とはなんですか? どんな症状が出ますか?
先天色覚異常とは、生まれつき色が違って見えてしまうことです。最初は自分の見え方が他人と違うということには気づいておらず、不自由も感じていません。
しかし、自動車教習所などで色覚検査を受けたり、絵に色を塗るときに一般的な色遣いをしないなどのきっかけで、自分や周りが気がつくこともあります。

同じ先天色覚異常でも、人によって細胞の数がばらばらですので、全員が同じ見え方をしているわけではなく、実際にどう見えているのかを体験することは難しいです。

先天色覚異常の原因を教えてください。
人間は、眼球の奥のスクリーンである網膜という組織にある「錐体(すいたい)細胞」という細胞が光を捉えることで、色を認識します。
赤を見たときには赤錐体細胞が反応し「赤だ」という信号を脳に送ることで、赤という色が見えます。赤と緑の中間の色は、赤錐体と緑錐体が同じぐらい反応します。

先天色覚異常は、生まれつきの錐体細胞の遺伝子に特徴があり、赤錐体が全く形成されていない、もしくは通常より少ない数しかないために、色の見え方に特徴が出てきます。

先天色覚異常は遺伝性がありますか? 発症しやすい性別は?
日本人では男性の20人に1人、女性の500人に1人が先天色覚異常があるので、病気や障がいというより、見え方の個性と考えたほうがよいでしょう。

なぜ男性に多いかというと、女性はX染色体を二つ持っているため、一つが異常でももう一つでカバーできるのに対し、男性はもともとX染色体を一つしか持っていないため、母親から引きついだX染色体に変化があるとすぐ症状としてあらわれるからです。

後天色覚異常とはなんですか? どんな症状が出ますか?
後天色覚異常とは、網膜や視神経(眼の情報を脳に伝える管)、脳自体の病気により、色の見え方が違ってくる病気です。

眼疾患の一つの症状として起きるので、症状は原因により、さまざまです。

色覚異常で区別がつきにくいのはどんな色ですか?
色覚異常、特に先天性では赤錐体や緑錐体に問題が起こることが多いですが、このような場合以下の状態になります。

・緑の木々の中に紅葉が混じっていても気づきにくい
・緑の黒板の赤いチョークの文字が見づらい
・信号が赤の点滅か黄色の点滅か分かりにくい
・桜のピンクと白色の区別がしにくい
・肉の鮮度が落ちていても見分けがつきにくい

また、緑と青緑と水色など近い色も見分けにくくなり、特にくすんだ色の場合や、薄暗い場所での見分けが難しくなります。


地下鉄の表示、ポスターや掲示物など、不特定多数の方が目にするものについては、色だけに頼った情報の伝え方をするのではなく、合わせて言葉でも表現したりするといった工夫がされています。

もし、お子さんなど家族の色の見え方に「個性があるな」と思われた場合、眼科での検査を受け、見え方の特徴を把握しましょう。見えづらい場面での工夫や危険回避を考えることが必要です。






難病の遺伝子があるのに発症もせず健康な人がいた 米、58万人のゲノム解析から発見

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ひとつでもあると、難病の発症を避けられないとされていた遺伝子の変異を持っているのに、健康な生活を送っている人が、ごく少数ではあるが存在する――米ニューヨーク州マウントサイナイ病院と付属医科大学の研究者らが、そんな驚きの研究結果を発表した。

遺伝子の変異が原因で発症する「遺伝疾患」はいくつかの種類があり、複数の遺伝子変異の組み合わせ次第で発症リスクが変わる「多因子遺伝疾患」に対し、ひとつの遺伝子の変異によって発症する「単一遺伝疾患」は、該当する変異があれば、必ず発症するとされていた。

研究では、58万9306人の全遺伝子情報を解析し、疾患の発症にかかわっている可能性のある900の遺伝子を選別。この900の遺伝子をさらに解析していたところ、13人の被験者が単一遺伝疾患を発症する遺伝変異を持っているにもかかわらず、発症経験がなく、現在まで健康に生活していることがわかった。

発見された遺伝変異は、「嚢胞性線維症」や「ファイファー症候群」、「スミス・レムリ・オピッツ症候群」など、いずれも幼少期に発症し、大人になるまで生存するのは極めて難しいとされる遺伝疾患につながるものだという。

研究者らは、13人の被験者には重篤な遺伝疾患を防ぐ未知の遺伝子か、他にはない環境要因があるのではないかと推測。今回の研究では被験者の追跡調査まで承認められていなかったため、断念したものの、「完治はほぼ不可能であると考えられていた遺伝疾患に、新たな可能性が見えた」とコメント。

今後は大規模な遺伝解析調査を繰り返し、今回の例のように遺伝疾患を発症してない事例のデータを複数集め、発症を防ぐ要因を特定。さらには再現につなげ、新たな治療法の開発につなげていく予定だという。




赤ちゃんの安心感を優先して。 添い寝のススメ

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今回は、赤ちゃんと一緒に寝ることのメリットについてお伝えしながら、幅広い年代の子どもとの添い寝について考えたい。


□子どもは別室…欧米の育児方法は間違っている?
本当にアメリカの研究者が?と思ってしまうが、アメリカのノートルダム大学母子行動睡眠研究所のジェームズ・マッケナ博士は、赤ちゃんと一緒に寝ることを勧めている専門家の1人だ。

日本では添い寝は一般的だが、欧米ではむしろ少数派だ。赤ちゃんの頃から、自分の部屋を与えられ、1人で寝るのが普通だ。

そのアメリカで、マッケナ博士は添い寝を勧めている。欧米の育児の考え方は、「赤ちゃんにこうあってほしい」という大人の意向を反映したものだと言われており、マッケナ博士は自分の子どもが産まれたときに育児本を読んでショックを受けたほどだそうだ。


□人間の赤ちゃんを自然人類学的にみると成長はかなりゆっくり
なぜ、マッケナ博士は添い寝を勧めるのか。

テレビで動物の出産シーンにお目にかかることがよくあるが、牛や馬など動物の赤ちゃんは、産まれてたったの数時間で立ち上がり歩くことができる。それに比べて、人間の赤ちゃんはどうだろう。一般的には1歳になってから歩くのが普通だ。1年もかかるのだ。

人間の赤ちゃんは他の霊長類に比べても、成長のスピードが最も遅い。人間の赤ちゃんはお母さんやお父さんの手を借りて、ゆっくりと成長していく。

□おなかの中の環境と同じが「安心」
お母さんのおなかの中で赤ちゃんは、約10カ月間ずっと、お母さんの鼓動や呼吸、声、体温などを感じながら過ごしている。生まれてからも、これらの音が聞こえる場所が、赤ちゃんが安心できる場所だ。

赤ちゃんは頭を下向きにしておなかに入っているので、お母さんの心臓に近いのはお尻の辺りなのだ。この方法で寝かし付けると、確かに、すーっと寝ていく。

だから、少し大きくなっても、お母さんの呼吸や心臓の音、声を聞いて寝ると、子どもたちは安心して眠ることができるのだ。
さて、いつまで添い寝を続けるか。ここが問題なのだが、ここは子どもの成長具合を見て決めていくしかない。






衣類に付いたたばこの臭いで健康被害!? 「三次喫煙」って何だ

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たばこを吸っている人のスーツからはたばこの臭いがするし、喫煙者の人の自宅を訪ねると、吸っていないのに、なんとなく、たばこの臭いがしてくる。たばこを吸わない人には気になる臭いだ。

しかし、「煙を吸ったわけではないし、臭いだけなら大丈夫」と思っているなら、大きな間違いだ。単純に煙を吸わなければ健康被害に遭わないという考えは、もう捨てなければならないようだ。

□たばこによる第3の健康被害「三次喫煙」とは
たばこを吸っている本人は当然ながら、肺がんなどのリスクを負う。アメリカでは「一次喫煙」と呼ばれている。他人の吸っているたばこの煙を吸ってしまうことで健康被害が起こる「受動喫煙」は「二次喫煙」という。受動喫煙が原因で、肺がんや虚血性心疾患のリスクが高まることが分かっている。と、ここまでは有名な話だ。

ところが、たばこによる健康被害は、これだけでは終わらない。「三次喫煙」というものがあるのだ。たばこの煙に含まれる物質は、喫煙者の服や髪の毛、部屋のカーテンやソファなどに付着する。それが室内に存在している化学物質と反応して有害物質になってしまうというのだ。

□三次喫煙 何週間も何カ月間も有害物質を放出し続ける
衣類や室内に付着した有害物質は、煙よりもたちが悪い。付着しているので、窓を開けても、換気扇を回しても出ていってくれないのだ。したがって、衣類や部屋の中で何週間も何カ月間も有害物質を出し続けているのだ。

これまでの研究で、この三次喫煙を生じさせる有害物質は発がん性物質を生じる可能性があることが明らかになっている。

たばこの火が消えていて煙が出ていなくても、その煙が付着しているであろうたばこの臭いがする場所には、有害物質が存在する可能性があると考えた方がいいだろう。

□三次喫煙で2型糖尿病のリスクも
三次被害はがんのリスクだけでなく、糖尿病のリスクも高める。アメリカのカリフォルニア大学リバーサイド校の研究チームは、空のマウスのケージにたばこの煙を入れて「三次喫煙」の状態を作った。マウスをグループに分けて、一方を三次喫煙のリスクのあるケージに、もう片方を普通のケージに入れて比較した。

その結果、三次喫煙のケージのマウスの49%がインスリン抵抗性の症状を発症したことが分かった。2型糖尿病の症状だ。2型糖尿病は最も一般的な糖尿病で、インスリンがある程度分泌されているのに効きにくくなるというのが症状だ。

たばこの被害は二次では終わらない。“三次被害”の実態を知っていただき、たばこを吸う人はもちろん、吸わない人も自分で自分の健康を守ることが必要だ。





たっぷり日光浴をしてもビタミンD不足に やりすぎはよくないかも

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ブラジル、ペルナンブーコ大学医学大学院のフランシスコ・バンデイラ氏らは、日光の浴びすぎによって体内のビタミンD濃度は低下する可能性があると発表した。

バンデイラ氏らの研究は、ブラジル在住の13〜82歳の男女986人を対象に、日光の状態と皮膚のタイプ、血中ビタミンD濃度の関係を調査するというもの。被験者は全員日焼け止めを使用しておらず、ビタミンDサプリメントも飲用していない。

日光の状態は、1週間のうち、屋外にいた時間とそのときの服装(肌の露出状態)を踏まえ、「日焼け指数」として、「0(まったく浴びていない)」から「100(終日、日光を浴び続けている)」までをスコア化。ただし、今回の被験者の中にスコアが0の人はおらず、ほとんどが「かなり日光を浴びている」と判定されている。

血中ビタミンD濃度は、ビタミンDの指標となるとされる血液中の「カルシフェジオール」というホルモン濃度から算出した。

調査の結果、被験者の72%がビタミンD欠乏症の状態(血中ビタミンD濃度が20ナノグラム/ミリリットル以下)にあり、その大半は高齢者や日焼け指数が低め(30以下)の被験者だったが、日焼け指数が高い(70以上)被験者も含まれていた。

詳しく調査してみると、日焼け指数が高い被験者のうち約70%は、欠乏症にはなっていないものの、ビタミンD濃度の正常値である30ナノグラム/ミリリットルを下回る、20〜26ナノグラム/ミリリットルだったという。

適度な日光浴は体内のビタミンD合成に必要とされているが、バンデイラ氏は「赤道直下でたっぷり日光に当たっている人でも、大半がビタミンDは不足している」とし、過度な日光はむしろビタミンDの合成を阻害しているのではないかと推測している。




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