2018年10月23日
読書感想★小林久「こうして店は潰れた −地域土着スーパー「やまと」の教訓−」を読んで
山梨県韮崎市にあったスーパー「やまと」の三代目社長であった著者が、
自身が経営するスーパー「やまと」を自己破産に追い込んだ経緯を本にしたものです。
著者:小林久(やまと元社長) 発行:株式会社商業界。
生まれた時から、家業を継ぐことが規定路線となっていた著者が、
やや傾きかけたスーパーの三代目社長になり、一時は風雲児のように世間からもてはやされて
店舗を拡大するのですが、いろいろな勢力に会い、最後は自己破産を迎えたことを赤裸々に
書かれています。
カッコ良く言えば、何事も消費者目線で経営していますが、冷静に分析すると少し地に足を着けた
経営が出来ていなかったのでは無いかと思います。
経営者になったことが無い者が、勝手に感想を述べていますので、あしからず。
一時は、周辺から注目されて、山梨県の教育委員長にもなったそうで、この点は立派だと思いました。
また、他社がやらないことを、具体的には
・レジ袋の有料化(本人は、マイバック無料配布とレジ袋の下取りと視点を変えていますが)
・ホームレスを正社員として採用
・移動スーパーで買い物難民を救済
・周囲から請われて、採算性の低い立地での店舗開店
といったことを次々に実行して行きます。
少しやり過ぎではないかとか、出る杭は打たれるに近いものがあったような気がします。
応援してくれる人がいる反面、快く思わない人(いわゆる敵)も多かったのかと思います。
経営者は、従業員や取引先といった所謂ステークホルダーがいるわけで、
そういう人達のためにも、絶対に倒産や自己破産してはいけないと思います。
ですが、私には計り知れない苦労があったかと思います。
読んでいて、何か解決方法は無かったのかなと残念な気持ちになりました。
自身が経営するスーパー「やまと」を自己破産に追い込んだ経緯を本にしたものです。
著者:小林久(やまと元社長) 発行:株式会社商業界。
生まれた時から、家業を継ぐことが規定路線となっていた著者が、
やや傾きかけたスーパーの三代目社長になり、一時は風雲児のように世間からもてはやされて
店舗を拡大するのですが、いろいろな勢力に会い、最後は自己破産を迎えたことを赤裸々に
書かれています。
カッコ良く言えば、何事も消費者目線で経営していますが、冷静に分析すると少し地に足を着けた
経営が出来ていなかったのでは無いかと思います。
経営者になったことが無い者が、勝手に感想を述べていますので、あしからず。
一時は、周辺から注目されて、山梨県の教育委員長にもなったそうで、この点は立派だと思いました。
また、他社がやらないことを、具体的には
・レジ袋の有料化(本人は、マイバック無料配布とレジ袋の下取りと視点を変えていますが)
・ホームレスを正社員として採用
・移動スーパーで買い物難民を救済
・周囲から請われて、採算性の低い立地での店舗開店
といったことを次々に実行して行きます。
少しやり過ぎではないかとか、出る杭は打たれるに近いものがあったような気がします。
応援してくれる人がいる反面、快く思わない人(いわゆる敵)も多かったのかと思います。
経営者は、従業員や取引先といった所謂ステークホルダーがいるわけで、
そういう人達のためにも、絶対に倒産や自己破産してはいけないと思います。
ですが、私には計り知れない苦労があったかと思います。
読んでいて、何か解決方法は無かったのかなと残念な気持ちになりました。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8230275
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック