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2021年09月02日

『定年起業を始めるならこの1冊! 定年ひとり起業』(大杉潤:著、自由国民社:刊)を読んで




大杉潤著書の、『定年起業を始めるならこの1冊! 定年ひとり起業』
(自由国民社:刊)を読みました。

私は、今年度末(2022年3月)で定年を迎えます。
少し前まで、定年後の過ごし方について、いろいろと本を読みました。
今回、久しぶりに定年後の生き方に関する本を読みました。

著者は、60歳前後から、ひとり起業を始めて、生涯仕事をして生きることを
推奨しています。

私は、今現在は、定年後も今の会社に残って再雇用制度で働こうと
していますが、著者は、サラリーマン人生はさっさと卒業して
起業しましょうと述べています。

実際、大学を卒業後、大手金融機関に就職し、その後3回転職した後
57歳でサラリーマン生活を終え、ひとり起業をされています。

立ち上げから3年間は苦労されたようですが、3年目からは軌道に乗り
今はサラリーマン時代の年収を超える収入があるそうです。

また、ひとり起業は、ローリスクであると言っています。
これはその通りかと思います。
加えて、年金をあてにすることは勿論ですが、それ以外に月5万でも
収入があれば、安心できるとも言っています。

「定年ひとり起業5原則」(※著書から引用)
@50代または60代で起業
Aひとりで起業
Bお金を使わない低リスク
C年金プラスアルファの収入を目指す
D長く働くことを優先にする

「定年ひとり起業」に向いている仕事は、自らの経験・知識・スキル
をまったく違う世界の人達に「教える」「伝える」仕事が良いと
言っています。

その通りかと思います。

また、家族は、起業することに反対されることが多いと思いますが
その解決方法としては、妻を社長にして一緒に立ち上げるのが良いそうです。

私も最終的には、ひとり起業したいと思っていますが、
どういう仕事が良いのか、今は見当がつかない状態です。
趣味や好きなことが無いので。

著書の中で、気に入った言葉があったので、最後に引用させていただきます。

人間が変わる方法は3つしかない。
 1.時間配分を変える
 2.住む場所を変える
 3.付き合う人を変える
人間は、この3つの要素でしか変わらないそうです。
そして、時間、場所、友人の中でどれか1つだけ選ぶとしたら、
時間配分を変えることがもっとも効果的だと述べています。
(引用元:『時間とムダの科学』(プレジデント社)、大前研一:著)

「好きなこと」「得意なこと」「世の中の役に立つこと」
「収入が得られること」の4つが重なる「究極のいきがい」を
見つけようと。(IKIGAIベン図)

まだまだこれからの人生をどう過ごすか、迷っている今日この頃です。
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