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2018年08月08日

ハリエット・レーナー著 『こじれた仲の処方箋』を読んで(その1)

人生において、謝罪が必要な事は多々あります。
とりわけ、夫婦の仲がこじれた場合は、身につまされます。
私の場合も、私が原因で家内に謝罪をしなければいけない事が幾度とありますが、
家内が許してくれるような謝罪が出来ていないことが多いです。



そんな時に、『こじれた仲の処方箋』(ハリエット・レーナー著 吉井智津訳)(東洋館出版社刊)を
読みました。
アメリカの女性心理学者が書いた本です。
20年以上に渡り、患者や周囲の人の相談に乗って来られた経験が書かれてあります。
また、こじれた関係をいかに修復するかが記載されており、学ぶべき点が多々ありました。

夫婦、母娘、姉妹、友人関係における、ケーススタディがあり、わだかまりの解き方が記載されています。
目次は、以下の12項目です。
 01.「ごめんなさい」にもいろいろある
 02.人をいらつかせる謝り方
 03.関係を壊してしまう謝罪
 04.批判を受けているときの対応を考える
 05.謝らない人々の知られざる生態
 06.謝罪を導く立ち回り方
 07.謝罪を受け入れるということ
 08.こじれたふたり−先に謝るべきなのはそっちでしょう?
 09.勇気ある謝罪−母を許せない娘と娘に謝りたい母の事例から
 10.”許す”ということ
 11.心の平和を見つけるには
 12.「ごめんなさい」の先にあるもの
目次を読んだだけで、我が事のように思えて、すぐにでも読みたい衝動に駆られませんか。

本を読んだ感じ方は、人それぞれでしょうが、私は以下の点に関心を持ちました。
自分の行動の反省も踏まえて、身につまされました。

まず、ダメな謝罪をしているなと反省した点をいくつか。

(1).言い訳のたたみかけ
   傷ついた側の人は、何においても、まず心に響く謝罪の言葉を聞きたいと思っている。
   そこで、誠意を持って謝罪を伝えたとしても、そのあとにすぐ「でも」と続けてしまうと
   せっかくの誠意が帳消しになってしまう。

(2).「ごめんなさい。あなたがそんなふうに思っていたなんて」
   という言い方もまた、謝っているようで謝っていない。真の謝罪とは、自分のしたことから
   焦点をずらすものではない。ましてや、相手の反応に焦点を移すなどもってのほかだ。

(3).自分は悪くない可能性を含ませる
   「もしも・・・だったら・・・」と始める謝罪はだいたいにおいて謝罪になっていない。
   それを言うなら、「あのときは、言い過ぎてしまいました。無神経だったことについては
   お詫びしますし、二度とこのようなことがないように努めます」という言い方のほうが良い。

(4).謝罪を台無しにするもう一つのやり方は、謝ったと同時に許しと救済への切符を自動的に
   手にすることが出来たと思うこと。 
   「ごめんなさい」という言葉は、傷ついた相手から許しをもらうための取引材料と見なすべき   
   ではない。

                                 −−− 次に続く −−−
   
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