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2018年08月12日

ハリエット・レーナー著 『こじれた仲の処方箋』を読んで(その2)

『こじれた仲の処方箋』(ハリエット・レーナー著 吉井智津訳)(東洋館出版社刊)を読みました。



アメリカの女性心理学者が書いた本です。
その1の続編です。
気になった箇所を挙げます。

謝罪の手紙を書く場合において、落ち着いた感情の場を生み出すための七つのポイント。
 @書き手自身のことだけに話題の焦点を絞る
 A批判や叱責を含めない
 B相手に特定の反応を求めない
 C自分たちに限定せず、一般的な母と娘の問題を中心に枠を広げる
 D説教臭くならずに、つながりを持つことに前向きな姿勢を示す
 E相手に負担がかかりすぎないように手紙は短めにする
 F相手の心の準備ができるまで連絡を急がない

上手な謝り方のハウツーを学ぶことは誰にでもできる。だが、それを伝える動機づけがなければ
知っていたところで、役には立たない。
人はストレスがかかると、両極端に走りやすく対立が起きるのもめずらしくない。
相手が自分にしてきたこと、またはしなかったことばかりに意識を集中させてしまい、
自分が行動を変えたり、緊張状態を緩和させたりするというクリエイティブな発想には
なかなかたどり着かない。
変化が必要だと思ってはいても先に自分が変わろうとは思わないものだ。
しかし、それでは人間関係を維持することはできない。

それぞれの心の中で、一人は距離を置くことで抑え、もう一人はしつこく批判的に追究することで
やり過ごしている。
追究することも距離を置くことも、ストレスにさらされた人間が、より快適な状態になろうとしたときに
とる行動パターンだ。
そのふたつは、どちらが正しくて、どちらが間違っているとも言えないが、追究する人と距離を置く人が
ペアを組んだら、ふたりは両極端な位置に固定されて動けなくなってしまう。
ふたりの人間関係がいちばんうまくいくのは両者がともに柔軟に動くことが出来てかつそれぞれやり方を
修正できる時だ。

「ごめんなさい」は強い癒しの力を持つ言葉だ。
心から謝罪の気持ちをこの言葉で、伝えることができたなら、傷つけてしまった相手への何よりも
素晴らしい贈り物になる。
謝罪とは、生きる気力をも奪う怒りや苦しみ、痛みから傷ついた相手を解放する手助けとなるものだ。

いろいろと考えさせられる言葉があり、学ぶことが多いですが、実践するのも難しいいと思う
この頃です。




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