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2017年12月19日

ヨーロッパリーグのスラビア(十二月十六日)



 ヨーロッパリーグのグループステージが始まったとき、もっとも勝ち抜けを期待されたのはスラビア・プラハだった。昨シーズンの優勝チームだし、夏には積極的に外国人選手を補強していたし。その補強が過剰で、結果的にはチーム力を落とすことになったという点では、スパルタほどではなかったにしても、スラビアも同様であった。
 チェコの3チームの中で、ヨーロッパリーグの初戦で勝ったのは、マカビ・テルアビブに勝ったスラビアだけだった。このホームでの初戦で1点しか取れなかったのもあれだけれども、今から考えると、二試合目、三試合目を引き分けてしまったのが非常に痛かった。

 二試合目は、カザフスタンのアスタナに出かけて、先制しながら前半終了間際に追いつかれて、そのまま引き分けに終わった。監督も選手たちも、アスタナで勝ち点1を取れたのは大きいと言っていたけれども、肝心なところで点が取れず、また守りきれずに勝ちきれなかったのが、スラビアがグループステージで敗退した一番の原因である。
 それは、恐らく出場すべき選手たちの数が多すぎて、国内のリーグ戦とヨーロッパリーグとで、ある程度分けられていたとはいえ、選手たちが様々な組み合わせで出場した結果でもあろう。連携がなかなか熟成しないまま、秋のシーズンが終わったという感じである。ところどころに素晴らしいプレーはあっても、全体を通すと穴が多いというか何というか。チェコのリーグではそれで何とかなっても、ヨーロッパの舞台ではごまかしきれなかったのである。

 第三戦は、その前半は、いや前半の30分ぐらいまでは、本当に素晴らしかった。グループAの最大の勝ち抜け候補スペインのビリャレアル相手に、相手のホームゲームで、互角以上の戦いを見せて、見事なゴールを二つも決めたのだ。1−0のときはまだ思わなかったが、2−0になった時点で、チェコのチームがなかなか勝てないスペインチーム相手に、今日は勝てると確信したのに……。
 前半40分ぐらいから、スラビアの選手たちが調子に乗りすぎていたのか、ビリャレアルの選手たちが本気になったのか、あっさりと連続で失点して同点に追いつかれ、後半はどちらも得点がなく、引き分けに終わった。この試合、試合後の評価は高く、スラビアのホームのエデンならと期待する声も大きかった。しかし、前半30分ぐらいで2−0の状態から、前半さえリードして終われなかった事実は大きい。大健闘は大健闘でいいと思うけれどもさ。

 第四戦のエデンでビリャレアルとの試合も健闘したといっていい試合だったけど、どうにもこうにも点が取れずに負けてしまった。ビリャレアルのような格上相手に、簡単に得点できるわけがないのだから、しかも2点も取れてしまったのだから、あの試合は勝っておかなければらなかったのだ。いや、ああいう試合に勝てるチームだけが、それが実力であれ運であれ、上位に進出するのだろう。その意味で、スラビアの監督のシルハビーは、今年は運がなかったようにも見える。去年は勝ち運に乗っている感じだったけどね。

 第四戦終了時点で、勝ち点でアスタナに逆転されて、グループ3位、残りの2試合はなんとしてでも勝たなければならない状態に追い込まれた。テルアビブでの第五戦には、あっさり勝って、ビリャレアルがアスタナに勝ってくれたおかげで、スラビアは勝ち点を1リードした状態で、アスタナとの最終戦に臨むことになった。この引き分けでもスラビアの勝ち抜けという条件が、選手たちの試合への入り方に影響を与えたんじゃないかなんてことを、チェコテレビの解説者が言っていたかな。
 うちに帰ってきてテレビをつけたときには、すでに先制されて追いかける展開になっていた。アナウンサーの話によると、アスタナにチャンスらしいチャンスはなかったのに、セットプレーからミスで失点してしまったらしい。そして、スラビアのほうはチャンスは作れどゴールは決まらないという状態で、時間とともに選手たちにがいらいらし始め、点が入りそうな気配は全くしなくなった。そのまま0−1で負けてしまいアスタナに逆転されて、スラビアのヨーロッパリーグは終了した。

 それまでも、成績とプレー内容が向上しないことに主力選手のフシュバウエルが、ローテーションで試合に出られないことを批判するような発言をしたり、オーナーのトブルディーク氏があれこれ言って、監督のシルハビーの求心力は落ちていたのだけど、その状況に対してトブルディーク氏が打った手は、リベレツから選手を引退した後にGMとして手腕を発揮していたネズマルを引き抜くことだった。
 かつてリベレツでシルハビーが監督を務めていたときには、ネズマルは現役生活の最晩年だったか、引退してGMの仕事を始めたばかりだったかどちらかだったと思う。12月に入ってスラビアのGMに就任したネズマルの最初の仕事は、解任論も出ていたシルハビーを留任させることだった。それが、ヨーロッパリーグで、格下と言ってもいいアスタナに負けて敗退が決まった時点で、シルハビーの解任がほぼ決定した。

 後任としては、昨年スパルタが監督を探していたときと同じような名前がいくつか挙がっていたが、結局これもリベレツからトルピショフスキーを連れてくることになりそうである。これが新任GMのネズマルのアイデアなのか、オーナーのトブルディークのアイデアなのかはわからないが、中国資金で金満のスラビアが、リベレツから大金はたいてGMと監督を買い取るという図式である。リベレツにとってもいい商売ではあるのかなあ。
 昨シーズン途中で就任して、久しぶりの優勝をもたらした監督を、こうもあっさり解任するのかねえ。これはスラビアよりもむしろスパルタのやり口である。その一方で、スパルタは、外国人だからかもしれないが、イタリア人のストラマッチョーニの続投を決めている。春のシーズンだけでなく、来シーズン以降にもかかわってきそうな決定である。

 スラビアのヨーロッパリーグでの結果は以下の通り。
 スラビア   1−0 マカビ・テルアビブ
 アスタナ   1−1 スラビア
 ビリャレアル 2−2 スラビア
 スラビア   0−2 ビリャレアル
 テルアビブ  0−2 スラビア
 スラビア   0−1 アスタナ

 結局、スラビアは最下位に終わったテルアビブにしか勝てなかった。これでは勝ち抜けは無理というものである。
2017年12月16日23時。


 



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