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2019年12月08日

発音のまとめ〈いんちきチェコ語講座〉(十二月五日)



 ここではまずチェコ語の発音について書いたものを、簡単に内容を紹介しつつ一覧にしておく。重複は恐れず、チェコ語の発音について部分的に触れたものについても入れることにする。

@「チェコ語 その一 発音
 まず、チェコ語の発音について全体的に書いたのがこれである。ブログをはじめたばかりということもあって、チェコ語を勉強している人向けではなく、チェコ語を知らない人が読んでもある程度はわかることを意識して書いたつもりなのだけど、それが成功しているかどうかは保証の限りではない。意識はしていても、ついつい無駄に詳しく、余計なことまで書いてしまうのが、我が文章のスタイルなのである。
 チェコ語を勉強している日本人が気をつけなければならない発音についてもいくつか触れている。ただし、「H」と「Ch」の区別については、詳しすぎると考えたのか書いていない。一番詳しく書いてあるのが「Ř」に対手なのは、チェコ語についての最初の記事であることを考えると仕方がない。チェコ語の発音といえば、「Ř」がでてくるものなのだし、これがある程度できるとチェコ語ができるように聞こえるのである。


A「いんちきチェコ語講座(?回目)
 チェコ語を学習する知人の依頼で、チェコ語を勉強している人向けに、発音のルールについて詳しく何本か書いたうちの最初のもので、英語を勉強する際にも問題にされることの多い「R」と「L」の発音の違いについてである。チェコ語における二つの音の境目は、英語の場合とは微妙に異なるのだが、実際の音の違いよりも、どうすれば発音し分けられるかというところに重点が置かれている。耳で聞いても区別がつかないものは言葉でも説明できないのである。
 今にして思えば、正しく発音しわけるためには、そして聞き分けるためにも、つづりを覚えておかなければならないという結論は、もう少し強調してもよかったかもしれない。


B「いんちきチェコ語講座(第?+1回)HとChの発音
 二つ目の詳しい説明は、実はチェコ語の発音の中で最難関である「H」と「Ch」の区別についてである。これも実際の音の違いよりは、発音のしわけ方に重点が置かれている。またこの二つは、有声子音、無声子音のペアをなすことから、有声子音の無性化、無声子音の有声化と日本語に音写する際の問題点についても触れてある。


C「フラット〈私的チェコ語辞典〉
 RとLの違い、HとChの違いをテーマにしてでっち上げた文章。発音の問題はチェコ語の言葉をどのようにカタカナで表記するかという問題ともつながっているが、この記事でも触れられている。


D「有声子音と無声子音のややこしい関係(一)
E「有声子音と無声子音のややこしい関係(二)
F「有声子音と無声子音のややこしい関係(三)
 ➂でさらっと触れた有声子音の無声化、無声子音の有声化についてこれ以上書けないぐらい詳しく書いたのが、この三本である。具体例を挙げながら詳しく書いたので、一本に収まりきらなかった。例外とか、規則通りになっていないぞとか、例によってチェコ人が過度に主張する規則性に対するいちゃもんもつけてあるはず。
 Dでは、語末の有声子音の無声化と、無声子音、有声子音が連続しているときの発音について説明してある。Eは有声子音と無声子音が前後に並んでいるときの発音のルールについてである。個々の有声子音、無声子音に関して発音が変わる具体例が挙げてある。Fは原則から逸脱する有声子音と無声子音の組み合わせについてである。これも可能な限り具体例を挙げた。


➇「いやらしいEの問題
 これは、発音よりも名詞の格変化がテーマで、格変化の際に「E」が落ちたり、出てきたりする現象について説明したものである。ただ、「E」が消えたり増えたりすることで、有声が無声になったりその逆があったりするということについても記してある。発音についてはそれほど詳しくは書いていないかもしれないけど。このころは、チェコ語について書くのに「いんちきチェコ語講座」という名称を使っていたのを思い出したので、このまとめシリーズもそういう名前にしよう。


H「チェコ語のtiは、「チ」か「ティ」か
 これはチェコ語の固有名詞に出てくる「ti」を、日本語でどう書くかという問題がテーマだが、表記を決めるためにはチェコ語における発音をある程度体系的に処理しなければならないので、「ť」「ď」と母音の組み合わせからなる音節に分析を加えて(そんなちゃんとしたもんじゃないけど)、日本語の表記をどうするべきなのか考察した。結論は、あえて「どちらでもいい、両方使う」というものであるが、それは「ti」は「チ」でなければならないという声が強すぎるせいで、日本人のチェコ語学習者の発音が微妙なものになっていることを危惧するからである。


I「カタカナの罪
 語学書の出版関係者がないと売り上げが落ちると主張しているらしい、語学の教科書にはつきもののカタカナによる読み方を示すルビが、勉強し始めのころはともかく、ある程度勉強が進んでくるとないほうがいいものになってしまうことを主張した文章。大体の発音を知るにはカタカナは有用だが、正確な、わかりやすい発音をするためには逆に有害ですらある。カタカナに頼っている人の発音は、ある程度まで行くとそこからうまくならない嫌いがある。


J「centrum〈私的チェコ語辞典〉
 一見普通の言葉である「ツェントルム」が、日本人がどの程度チェコ語の発音になじんで、チェコ語的は夏音ができるようになっているかのバロメーターになるというお話。


K「二日目其の二、あるいはチェコ語の発音は難しい
 2018年のチェコ語のサマースクール体験記(何か微妙だなあ)の中で、発音の矯正クラスに出たときのことを書いたもの。20年近くチェコに住んでいて、チェコ語でしゃべり続けている人間でも、細かい発音を意識してしゃべるとボロボロになることがあるという実例である。


L「アクセントの問題1
 発音の一部ともいえるアクセントについては、あまり書いていないのだが、書くこともそれほど多くないし。この記事では日本語のアクセントを中心にしながら、チェコ語のアクセントの問題についても少しだけ触れてある。自分の苦労話なので、勉強には役に立たないかな。

 以上がこれまでに書いたチェコ語の発音に関係のある記事である。多少なりとも勉強する人の役に立っていれば嬉しい。
2019年12月5日23時。











タグ:発音 まとめ
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