私は転職を考えハローワークで先日、ある会社に応募しようとした。
その求人には40歳以下の年齢制限があった。
平成21年に労働法令が改正されて、原則として求人に年齢制限を設けてはいけないが
例外規定として、
定年が60歳の場合に59歳以下
特定業種で長期的な技能を形成するために必要な場合、35歳以下の年齢制限を設けることができるのだ。
私が応募しようとした求人は40歳以下の条件があったが、通勤時間も30分程度で
自分が過去に経験したスキルが生かせる関連業種であったので
私はその会社を受けたかったのでハローワークの窓口で
その企業に年齢が55歳だが応募できないか聞いてもらった。
その際に相手先の人事担当者から「何か仕事で役だつ資格や実務経験がありますか」との質問を受けた
ハローワークの職員さんは私のデータを見ながら実務経験と取得資格を相手先に伝えた。
すると、まずは書類審査をしてくれることになった。先日書類を送付し、今は審査結果待ちの状態だ。
もし、私がいろんな資格を持っていなかったら、相手に応募もできなく門前払いだった可能性が高い。
私は25歳から48歳まで、数年程度の間隔で仕事での管理職や業務に必要な資格を取得合格してきたため
相手先企業はそこそこの学習能力があり、即戦力になりそうだと判断したのだと思う。
どうして企業が仕事経験、社会経験がそれほどない若者を求めるのかと言えば、
健康で元気があり、無理がきくことが多い。
学習能力が高く伸びしろがある。
将来の会社を託したいとの思いがあるためだろう。
しかし、若者には弱点がある。
それは社会経験や実務経験浅いため、即戦力になりにくいことだ。
またトラブルなど起きた際に客先対応が杜撰になりがちである。
特に入社3年程度では自分の給与稼いでない者もいる。
その点、経験者や仕事で必要な資格を所持している中高年は即戦力になる強みがあると思う。
今年4月から高年齢者雇用安定法が施行されて、企業に対して70歳まで雇用することの「努力義務」とされた。
これは国が国債債務残高1200兆円超えで、これから約20年後の2040年にまでに
高齢者人口が増え続け、平成初めの医療費や年金などの社会保障費が10兆円程度で済んでいたものが
少子高齢化社会という人口構造の大きな変化によって、平成20年には社会保障費が毎年29兆円となり
昨年は35兆円とこれからも医療費や年金などの社会保障費が増え続けるため、
65歳を過ぎても年金を貰う側ではなく、健康な人は働いてもらって納税側でいてほしいということだろう。
よって、今後も政府の方針として年金支給年齢の引き上げと中高年の雇用促進の方向となると考えられる。
中高年で気をつけるべきことは持病や慢性疾患など無く健康であることだと思う。
しかし、今回も資格に助けられた感がある。
現在、コロナ下で仕事が少ない状況や失業での時間を将来に向かって有効利用するのが良いと思う。
まずは過去に述べたようにネットで自分と仕事の相性との適正テストを行い
また、自分がやってみたい仕事に入りやすいアルバイトから入社するなどしながら
特に若者は資格取得に励むことが良いと思う。
中高年になると若者よりも暗記力が低下することが一般的であるからだ。
企業が中高年労働者に求める事項は
経験での即戦力、周囲とのうまくやれる調和や人間力、その仕事で必要な資格、健康であると思う。
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