私は25年以上、専門性の高い技術の仕事で、公共施設の設計関係の仕事を行ってきてメンタル疾患になった。
今は専門性は高いがそれほど、深く知らなくともできるアパートの入居のあっせんや入居後のアパート管理を行う不動産屋に勤務している。
給与は低いが残業もなく、休日出勤もなく、体調不良になることがほぼない。
設計の仕事の時にはメンタル疾患になる人が続出していたし、自分も毎日の深夜残業や専門性の高い技術職のため
掘り下げて物事を知っている必要があり、勉強も大変だし、仕事で必要な資格取得も大変だった。
このような専門性が高い仕事だからといって、給与など待遇が良いとは限らない。
それどころか、責任も重く、私のようなメンタル疾患になり、数年も治らないことがある。
メンタル疾患の経験者はおもうだろうが、メンタル疾患は精神的な症状だけでなく
胃痛、腹痛、下痢、吐き気、食欲不振、頻尿、頭痛、だるさ、高血圧、睡眠障害、疼痛などなどからだに
いろんな症状がでることが一般的だと思う。
からだの自律神経が最初に反応して体に不調がでると思う。
だから、復職の際は専門性の高い仕事は避けて、私のように残業はなし、
特に精神に負担がかかる仕事は避ける必要があると思う。
私は25年も設計技術者の仕事をしてきた中で、休日や残業後に10年近く勉強して
仕事に必要な資格を多く取得した。
しかし、今の仕事では1つくらいしか役立たず、苦労して取得した資格が無駄だったように思うこと
資格が生かせないことで自分が努力したことが役立たないように思えて、数年も資格にこだわってしまった。
そのこだわりがある以上、深夜残業、残業、休日出勤がある専門性が高く責任が重い仕事への復職であるから
うまくゆくはずはないのだ。
9年たってそれにやっと気が付き、今まで苦労して取得した資格を捨てる気持ちで今の仕事をしている。
もちろん、給与は設計技術職の頃の半分以下である。
でも人生を考えたとき、命を削るような仕事、体を害する仕事につくべきではないことを悟った。
プライドも捨て、苦労して取得した資格を捨て、今の仕事について、毎日定時で帰っている。
ただ、私は60歳近いが、履歴書に資格を多く書いていると面接までこぎつけることが多く、
まったく無駄とは言い切れない。
7つぐらい資格を記入して、パソコンが十分使えると、そこそこ仕事にはありつける。
私が転職をする中で、上記の資格とパソコンが使えるスキルは役立つと思う。
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