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2023年07月16日

タマリスクの開花

タマリスクがおぼろな花を咲かせました。
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水やりをする息子(私より背が高い)と比べると、思った以上に大きくなっています。
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毎年相当量の剪定をするのですが、それを凌ぐ生育力。

ヨーロッパ在来種ですが、1800年代に北米へ導入されたのち、アルカリ性の土壌に強く水際で蔓延り始め、現地の河辺の植生を変える問題が生じているようです。
葉から塩分を出す性質も、周囲の植物を育ちにくくさせますね。
ソルト シーダーと呼ばれる所以です。

水辺と聞いて驚きましたが、ここ乾燥地でも逞しく育っています。
葉を舐めてみましたが、言われるとちょっとナトリウムっぽい気がする。

楊貴妃が好み、柳に似ているという事で、御柳(ギョリュウ)とも言うそうですが、
タマリスクにも色々あります。
実際に楊貴妃が好んだ種は、どれなのでしょう。
水辺に枝垂れた柳も風流ですが、タマリスクはまた違った魅力に感じます。
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遠目には朧げに見えますが、一つ一つは小さな花。
雌蕊5本をグイッと伸ばしています。
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雌蕊もグイッと伸びています。
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これらが種子になり増殖するかと思えば、
問題視されるのも分かる気がします。

私自身、タマリスクを見たのは初めてだったのですが、
その風流な姿と、ばっさりと剪定してもぐんぐん枝を伸ばす生命力は、
北米で生き残るために必要な能力だなぁと感じます。

種によっては10m以上に育つとか。
細い枝を剪定鋏で切り落とすのですが、非常に堅く、
古代エジプトではチャリオットの本体部分に使われていたというのも頷けます。

ところで、この古代エジプトのチャリオットに使われた木材が何かについては、近年、専門家による高倍率の光学顕微鏡によって見出された情報です。私的には、実際にエジプトやその他の国々で、それがタマリスクであったという事実を伝承しているのかが気になります。それほどまでに頑丈で、数千年の時の流れに耐えて形を残す程に堅いという性質を用いて、現在も何かに有効利用されているのでしょうか?
面白いですね。

低木のタマリスクは、今も、下痢止めや抗炎症などに利用されています。
消化不良や滋養強壮にも有効とか。
必ず虫が花の周りを飛び回っているので、
タマリスクのハニーにはずっと興味がありましたけど。
タマリスクハニー、結構売られていますね。
見つけたら、購入してみようかな?
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これほどまでの植物が、我が家に元気に育っている事がちょっと気になります。
地上は剪定で制御できるとしても、地下は、5m、場合によっては10mもの根を張るよう。
地下水面まで根を伸ばし、達したらそこからかなりの量の水分を吸収して生育すると言うことなので、
我が家のタマリスクもどこかに水分を見つけたのでしょうか?
それとも、灌水された水だけで生きてる?

分かりませんが、魅力的な植物には違いありません。

ビタミンの半自給自足やってます。

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posted by me at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 家庭菜園
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