癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

AD




父の鼻毛が最大マックスになっていました。

少し前に鼻毛カッターをプレゼントしましたが、

やはり施設職員さんは手が足りていないようです。

入所したばかりの頃と少々顔ぶれも変わってしまった

ことも影響しているかもしれません。

中でも気が利く施設職員さんは必ずいるもので、

それは仕事ができる出来ないとは必ずしも関係しない。

やはり、人と人とのつながりのお仕事ですから

施設職員さんと気が合う合わないは必ず発生します。

父を気に入ってくれる施設職員さんが居れば

そうでない職員さんもいます・・・。

表があるから裏があるように・・・すべてはバランス。

今年発生した施設での殺傷事件の影響で

施設の立ち入り時間がアバウトだったのが、

きっちり時間で締められてしまうようになって以来、

会社帰りに行きづらくなった。

家族なので手続きさえすれば入ることはできるのですが、

会社帰りに寄る時間帯は、そもそもで忙しい。

忙しいのは勿論施設職員さんで、夜の当番は人数が少ない。

少ないが、施設内の利用者数は変わらない。

その忙しさを知っているがゆえに、気を遣ってしまう。

何度となく就寝時間前の施設内には行ったことがありますが

数十人を相手に、実際動ける施設職員さんは2人くらいしかいません。

利用者は皆順番待ちの状態で、父もその中の一人。

私が行くとトイレに連れて行けとジェスチャーしてきます。

施設職員さんからすれば、おしっこであればオムツにしてくれても

問題ないので気にもしませんが、オムツにするということには

未だに抵抗がある父は、なるべくならトイレで放尿したがるんです。

オムツにおしっこって、なかなかできないらしいですよ。

鼻毛から大分遠ざかりましたが、

これが施設職員さんと施設利用者の現実です。

AD