アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2016年05月20日

幼なじみであるが故の嘆き・・・いまだに信じられない・・・親友の悲痛な心の叫び

初対面のはずが
AD




駅に着くとすぐに着信が入った。
母の幼なじみであり、親友のAさんからだった。

駅前ロータリーで路駐して待っていた私はAさんに
駅から出て待っていて欲しいと伝えて車を降りた。

お互いに顔を知らない・・・近くに行って
それっぽい人がいたら電話を掛ければわかるだろう・・・
そんな軽い気持ちだった・・・。

20メートル位手前で、あれ!?と感じた。
あの人だろうか・・・?

しかし駅前は新幹線がついたばかりとあって
人を待っているような方々ばっかりだ。

それでも、その気になる人めがけて小走りした。
5メートルほど手前でAさんらしき女性と目が合った。
目が合ったと同時に、Aさんかは笑顔になり
会釈をしてきた・・・

え!?・・・と思った反面、やっぱり!とも思った。

Aさんに、どうして一目でわかったのですか?
と聞くと、
遺伝子ってすごいですね!
すぐにわかりました!!
と言われました。

お墓で再会
AD




幼なじみの親友同士が再会した場所はお墓だった。
それは感動の再会とは言えない・・・
悲しみに包まれた再会でした。

Aさんは決して涙を流さなかった・・・。
私はというと・・・自然と涙がこぼれ落ちてしまい、
大丈夫?と心配される場面もありました。

小さいころから知っていたAさん。
顔は知らないが、いつも聞かされていた名前だっただけに
親戚かと勘違いしていたほどでした。

お墓の前で写真を撮り、しばらく立ち話しました。
母の想い出話に花を咲かせること40分少々・・・
お線香もすっかり消えてなくなっていました。

Aさんは繰り返す・・・
親友である母が他界したことを受け入れ
心に区切りをつける為にはるばる遠方からやってきたが、
やはりどうしても信じることが出来ない。
受け入れることが出来ない。

それは、遺影を目の前にしても、仏壇にお線香をあげても
変わらない。

区切りをつけるための行為すべてが、母への想いを募らせる。
それほどまでに、幼なじみである母の存在が大事なものだった。
Aさんの人生に於いて、
姉妹のような関係だったと話してくれました。

まだまだ時間が掛かりそうです・・・と一言。
Aさんとの最期の握手・・・忘れません。

AD



posted by satorich at 21:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | お墓
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5083158
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
リンク集
カテゴリアーカイブ
AD
最新記事
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 病気ブログ 末期がんへ
にほんブログ村 病気ブログ がん 闘病記(永眠)へ
にほんブログ村 にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村
プロフィール
satorichさんの画像
satorich
緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
プロフィール


がん・腫瘍 ブログランキングへ
最新コメント
陽子線治療の不可 by satorich (12/25)
陽子線治療の不可 by 弥生 (12/24)
父のいないボランティア活動 by satorich (11/20)
父のいないボランティア活動 by まりあ (11/19)
免疫力と体温と癌 by satorich (11/12)
ファン
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。