癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

今日の母は油断した・・・

最近の調子の良さが、油断となって現れたのでしょう。

毎日服用している緩和ケア用の頓服薬を服用せずに外出してしまった。

しかも、そのお薬を持たずに外出・・・。

突然決まった外出に慌てたことも要因の一つですが、やはり心のどこかで

大丈夫だろう・・・といった油断があったのだと思います。

ひどい息苦しさを感じて、「死」を意識したのは1か月以上前のこと。

記憶にはしっかりと残っていても、

今の自分は大丈夫だと錯覚したのかもしれません。

しかしながら、母のステージ４の肺がん症状は、

緩和ケア用の頓服薬が無ければ共存できそうにない。

母の咳込みは、かなり切迫した感じを受けた。

母本人も、息苦しさを感じていたのだと思います。

少々強がって「大丈夫」と一言ありましたが、

「すぐに薬飲むから・・・」と一言。

この「すぐに」というセリフに、母の緊張感が感じられました。

頓服薬（コデインリン酸塩10％）を服用するタイミングを

自分で察知することができるという自信が、母の日常を支えてきました。

その習慣を崩した結果が、今日の咳に現れています。

帰宅してすぐに服用・・・30分も経たないうちに薬の効果が現れ出して

本人も安心した様子でした。

こんなにも効くものなんだと、改めて緩和ケア薬の効果を確認できました。

が、しかし

2時間後・・・やはりいつもよりは咳の回数が多い、

いつもの服用のタイミングを崩してしまったからか！？・・・

そういえば、以前息苦しさを感じて、コデインリン酸塩10％を服用した時は

なかなか効果が現れず、2日で5回ほど服用を続けたことがありました。

今回はそこまでには至らないだろうとは思われますが、