癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

ある時突然家族が入院する

当たり前の日常が崩れる瞬間

父が入院した時

母は独りで奔走した

両親の生活パターンは総崩れした

父に介護が必要になってから

母の懸命な介護が始まった

トイレ、入浴、食事、

独りでなんでもできることが日常ではなくなった

母が入院した時

父の介護の当たり前が崩れた

沢山の事を私が担うことになった

色んな事に奔走した

母がやってくれることが当たり前だったことすべてに・・・

いつでも優しい母が居てくれることが当たり前だった

その当たり前が崩れると

しばらくは現実を受け入れられずにいた

当たり前はいつまでも続かない

当たり前が崩れた時

その崩れてからの生活がやがて当たり前になる

気がつけば

父が老人ホームに入所していることは当たり前になっていた

そしてその当たり前も崩れた

今現在父は入院している

ベッドで寝たきりの状態が当たり前になろうとしている

何もかもがずっとは続かないことを教えてくれている


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