癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

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頭部放射線治療終了後7か月
母の脱毛が本格的に始まったのは頭部放射線治療を開始して約2週間後でした。
最初はやや多目の抜け毛で始まり、「気のせいだよ」と言って聞かせていた矢先に
本格的な脱毛が始まりました。

抜け毛が気になるようになったのはその1週間前でした。
本格的に脱毛が始まると、ピークが2〜3日ほど続き、やがて小康状態に入りました。
結局母は80％程の頭髪が抜け落ちました。
頭皮のかゆみと闘いながら、脱毛のショックとも闘っていたのだと思います。

新しい髪の毛が誕生したのは放射線治療終了後2か月ほど経った頃でした。
母が自分で気が付いたわけではなく、身内から指摘されたことが最初でした。
ですので、細かいことを言いますともう少し前からだったのかもしれません。

普段自宅にいるときはガーゼキャップ（ニットタイプ）をかぶってしまいますので、
髪の毛の具合がわかりにくいのです。
時期的に汗ばむ時期になってきたことで、そのガーゼキャップを少しまくった時に
「あれ！？」といった感じです。

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現在ではすっかり髪の毛が伸びて・・・と言いたいところですが、やはり抗がん剤治療
の影響もあるのでしょうか・・・？、髪が伸びるのがとてもゆっくりです。

裾（すそ）は比較的長めに伸びてきているのですが、頭頂部を中心に、
まだ短めの状態が続いています。
それでも、生えはじめ五分刈りレベルの状態からしますと、黒々として頭皮が見える
部分が殆どない状態になっています。

そんな母を陰で支えたのがウィッグ
入院中から専門業者とコンタクトを摂っていた母は、退院と同時にウィッグを購入し、
以降は外出時のお供にしています。
医療用のウィッグなので多方面で優れていて、お値段以上の価値があると感じます。
頭髪が回復するまではまだまだ時間が掛かりそうですので、もうしばらくはウィッグを
手放すことはできないと思います。

抗がん剤治療中の脱毛は無かった
母の体毛で、脱毛が確認されたのは頭髪のみでした。
それも放射線治療後の脱毛だけでした。
抗がん剤治療は約5か月間に及びましたが、その間新たな脱毛はありませんでした。
癌治療で脱毛したのは頭髪のみです。
まつ毛も眉毛も・・・脇毛も下の毛もしっかりとあるんです。

核酸ドリンクと海藻
癌治療の一環として試しているのが核酸ドリンクと海藻の摂取です。
「核酸」の働きと海藻に含まれる「フコイダン」の働きに期待して始めた
自宅癌治療です。
この2つが偶然にも髪の毛の再生に都合が良いことばかり。
まさに一石二鳥といったところでしょうか・・。

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