癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

とあるドラマで放射線治療をしているシーンを観た

想い出すことはただ一つ

母の闘病中の事である

母もこんな感じの状況下で治療を受けて

同じ様な言葉を掛けられていたのかな・・・

そんなことも考えた

肺がんが脳内に転移し

その腫瘍を摘出後に放射線治療を受けた母

後日談で母はこの放射線治療が一番怖かったと言っている

抗がん剤治療よりも

頭蓋内腫瘍摘出手術よりも

この放射線治療が怖かったのだと・・・

私は放射線治療を受ける前の母と

放射線治療を受けた後の母を知っている

しかしながら放射線治療中の母の事を知らない

話では理解できない想像できないことの方が多い

百聞は一見に如かず・・・その通りである

その証拠に、映像で観て初めて感じたことは多い

母の不安げな表情を思い浮かべ

医師からの説明を聞いている時の母を思い浮かべ

私の知らない所でいろんな不安が母を襲っていたことに

改めて気づいた時

今までになかった新しい涙が生産された

今だったら・・・母に放射線治療を受けさせかったかもしれない

今の自分だから・・・言えるかもしれない

「少しでも永く生きたい」・・・と「怖い」が錯綜した母に

無理して頑張らなくてもいいよ・・・と


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