アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2017年12月08日

親は死なないものと思ってた

人が言い放った言葉に共感する時、

それは、自分が強く思ったことだったり

味わったことのある心境だったり、

凄く理解してあげることが出来る。


先月、親を亡くした先輩は二人兄弟。

その先輩の兄が泣き崩れながら言った言葉が、

「親は死なないものと思ってた」

だそうだ。


この心境は、物凄くわかる。

本当に息を引き取るその時まで

奇跡を期待している自分がいる。

例え、期待している奇跡の起きる確率が「0」であっても・・・だ。

死んでしまう「実感」なんて湧くはずもない。


いつまでも、いつまでも、親は親。

二年経った今、実感が湧いたかどうか・・・と聞かれたとしても

私はこう答えるだろう。

「母がいない・・・そういう状況には慣れてきたのかもしれない」・・・と。

屁理屈に聞こえるかもしれないが、慣れ=実感ではない。


ひょっとしたら、母が他界した実感を一番感じ取れていたのは

葬儀が終了するまでの数日間だったかもしれない。

あの数日間は、親の亡骸を目視で確認することが出来た。


しかしどうだろう・・・今は姿も形もない。

写真の中でいつも笑っているだけだ。

骨壺もお墓の下に納まっている。

そして何より、母の姿はない。

だからいつも想像する。

出来るのはそれだけ。


・・・人はいつか死にゆく・・・それは理解している。

が、親は死なない・・・そう思っていたのも事実。

頭で理解しているつもりでも、

実際その時が来るまで気付けない。


スポンサードリンク







この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7068788
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
リンク集
カテゴリアーカイブ
AD
最新記事
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 病気ブログ 末期がんへ
にほんブログ村 病気ブログ がん 闘病記(永眠)へ
にほんブログ村 にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村
プロフィール
satorichさんの画像
satorich
緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
プロフィール


がん・腫瘍 ブログランキングへ
最新コメント
陽子線治療の不可 by satorich (12/25)
陽子線治療の不可 by 弥生 (12/24)
父のいないボランティア活動 by satorich (11/20)
父のいないボランティア活動 by まりあ (11/19)
免疫力と体温と癌 by satorich (11/12)
ファン
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。