2022年06月14日
【杉村太蔵発案】買物公園の新商業施設「旭川はれて」のオープン日が決定
杉村太蔵氏の「旭川はれて」オープン日はいつ?
昨年から報道があった旭川買物公園に誕生する新商業施設「旭川はれて(旧名称:旭川ここはれて)」のオープン日が決まった。開店日は2022年7月10日。初夏の旭川・買物公園に大型の新しい商業施設がスタートする。
工事中の旭川はれて
入居するテナントはなんと25店舗。日本食や中華、アジア屋台料理にピザ、居酒屋、沖縄料理、韓国料理、スープカレー、おはぎやドーナツ、ピザにジンギスカンなど多種多彩なジャンルの店が入居する。
旭川はれてのテナントは?どんな店がある?
工事中の旭川はれて(5条通り側)
管理人は当初、こんなにも店が入居するとは思っていなかったのだが、これは嬉しい誤算だった。その数は数店舗ならぬ全部で25店舗。これだけあればいろんな人の好みにあった店がみつかるはず。
画像は旭川はれて公式サイトより
店舗名:料理ジャンルを番号順に列挙すると...
・天空のジンギスカン:ジンギスカン
・おはぎと器 matsumae :おはぎ器
・STACK UP(スタックアップ):ハンバーガー、カレー
・&DOUNT(アンドドーナツ):ドーナツ
・みたび:クラブサンドフルーツバー
・くまキッチン:スープスタンド
・蝦夷のテロワール:ワインバル
・ピザに金棒:野菜ピザ
・ライスアンドヌードルバー岩崎農園:おにぎり居酒屋
・幸福香港:小籠包
・WIHZ(ウィズ):日本茶、和食居酒屋
・ココデポチャ:アジアン屋台
・鮨処 朧月:寿司
・貝賊:貝鮮居酒屋
・ナウカフェスモーク:カフェ、燻製バル
・なまらコリア:韓国料理
・わがやの食卓:おばんざい
・まちなか龍鳳:ラーメン
・おきなわ 松:沖縄料理
・廣マル:焼鳥、スープカレー
・アッパレ:お好み焼き、たこ焼き
・モグ 旭川ラーメン:ラーメン
・まーる:パフェ、パンケーキ
・イギア:ギリシャヨーグルト、スパイスカレー
・サリョーココロ:フレンチおでん
個人的に気なってるのはアジアン屋台の「ココデポチャ」。旭川でもあまり聞かないアジアン屋台料理を扱う店で、調べると札幌のタイ料理専門店「Ryu-goow」を手掛けた前田氏プロデュースの元、タイやベトナム料理を中心としたエスニック料理店となる模様。
この他にも沖縄料理とか、韓国料理とかワインバルとか、珍しいジャンルの店が多い。地元はもちろん外国人観光客を見据えたジャンル構成になっていると思う。
旭川平和通買物公園の現状と問題点
買物公園は今年で誕生から50年の節目をむかえる。50年前にできた当初は買い物客で賑わい、今では考えられないほど人でごったがえしたと聞く。
その後旭川でも郊外に自家用車で行ける、無料駐車場完備の大型商業施設が誕生すると客足は段々と減り空洞化。寂れて現在の人通りが少ない状態になった。
特に昔から4条通りを堺に人通りが減り、6〜9条にかけてはほんとまばら。駅前とは比べ物にならないぐらい寂しい状況にある。今回誕生する「旭川はれて」は買物公園の新しい集客起爆剤となるのか注目したいところ。
現状、買物公園の5条より向こうは旭川フードテラスにテナントが入り、5条通りには飲食街ふらりーとや、蜂屋五条創業店や焼鳥専門ぎんざねこがあるものの、集客力がいまひとつ。
立地的には近辺にドーミーイン旭川、アートホテル旭川、旭川トーヨーホテル、OMO7旭川星野リゾートなど大型ホテルの徒歩圏内にあり、観光客からすると決して場所が悪い訳では無い。
郊外に住む地元市民が車で行くとしたら駅前イオンの駐車場またはアッシュに停めて歩くか、旧スガイビル後に誕生したコインパーキングに停めるかになると思う。が、いずれも有料となるため無料駐車場に慣れきった旭川市民には厳しい印象。
無料で停められる駐車券とか、いくらか割引になるクーポンなど駐車場業者と連携して車で来やすい環境の整備が必須と思う。もしくはバスの利便性を良くして自家用車でなくても買物公園へ行きやすい環境づくりも必要かと。
さらに継続的に集客できるよう5条より向こう側でのイベントなども効果的かと思う。旭川に人は物珍しさで開店当初は客が押し寄せるが、その後は人気がでるか閑古鳥かの2択となるケースが多い。そもそも5条より向こうは人通りが少ないので、とりあえずは常に客が来てくれるような仕掛けが必須と考える。
自家用車で店に無料で駐車できることに慣れきった旭川市民とその生活スタイルでは、今更買物公園へ駐車料金を支払って店に行くのはかなり厳しいと思うが、いろんな仕掛けや取り組みで買物公園の活性化が望まれるところである。
特に旭川は人口の34%が65歳以上という超高齢化都市。高齢になると体力や判断力の衰えから車に乗りづらくなり、郊外に住む高齢者は買い物難民のごとく車がないと生活しずらくなる。
そういった高齢者化社会では車が無くても徒歩圏内ですべてが完了するコンパクトシティが求められる。
買物公園でもエクスがあった場所は複合タワーマンション計画があり、下層部は商業施設。上層部はマンションとなる模様。高齢化社会を見据えて買物公園もかわらないと行けない時代に到達したと管理人は強く思う。
「旭川はれて」施設情報
グランドオープン日:2022年7月10日
住所:〒070-0035 北海道旭川市5条通8丁目1254−1
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