旭川・生活暮らし情報お届けブログ(旧自転車通行ガイドblog版)

ここ数年でかなり流行っている極太タイヤのファットバイク。ファットバイクは雪が降る積雪地帯でも乗れるよう開発さらたMTBの派生的な自転車で、アスファルト以外の悪路でも安定して乗ることができる特殊な自転車。

ただ、その特殊な極太タイヤだったり、油圧ディスクブレーキ、軽量フレームなどゆえに本体価格がかなり高く気軽に買えない部分もあった(有名メーカーのものは１台２０万〜３０万円ほど)。そのファットバイクが旭川の駅裏でレンタルサイクルとして冬期に楽しめるようになる。




自転車というと冬は乗れないイメージがあるが、ファットバイクが装着する極太タイヤはアスファルトに比べてグリップ力が低い雪道でも強力にグリップし、驚くほど安定して走れる。また油圧ディスクブレーキによりリムに雪が付いても関係なく、軽いタッチで油圧ブレーキが効くのでとても安心だ。

もちろん２輪の乗り物なので限界はあるが、圧雪はもちろんふりたての新雪、慣れた人ならシャーベットまじりのあれた雪道でもオフロード感覚で走行を楽しめる。



ファットバイクはスキーやスノーボード、スケートやスノーシューに加えて新しい冬のアクティビティとして雪国で注目されつつある乗り物である。



そのファットバイクが旭川の駅裏にある大雪ガーデンでレンタルサイクルとしてこの冬楽しめる。期間は1月15日〜2月13日までで、北彩都ガーデン(冬期は冬のガーデン)に特設された雪列車コースを月曜〜土曜日はファットバイク用に開放＆ここを走れるようになる。

料金は１日3000円と少し高めだが、１台２０万〜３０万ぐらいする高級自転車なのでそれを考えると料金は妥当かと。お試しでレンタルしてみて実際にファットバイクを買うかどうかの判断材料的にも良いかもしれない。




コースは車の往来が無いクローズドな北彩都ガーデン内の特設コース（雪列車コース）なので初心者でも安心して乗れると思う。

雪道はアスファルトと違って(路面の抵抗が大きく)結構ペダルを回さないと前に進まないのでかなりいい運動になる。バランス感覚も普通の自転車とは違ってオフロードのMTBに近くとても楽しい。また、タイヤが太くエアボリュームが多いので乗り心地もかなり良い。万が一転んでもそこは雪なので、怪我もそこまで心配ないと思う。

冬は部屋にこもりがちで運動不足になりやすいが、屋外でコロナの心配も少なく新しいアクティビティとしての雪上ファットバイク、気になった方はぜひとも体験されることをオススメしたい。

なお、利用日は雪列車が走る日曜日を除いた月曜〜土曜日。運営に確認したところレンタルでのファットバイクのほか、持ち込みで自前の自転車でも走れるそうなので、冬用の自転車を持っている人(ファットバイクやスパイクタイヤ付きMTBなど)も楽しめると思う。

ただし防寒具など冬装備は万端に。特に手足など指先が走行中は風が当たってとても冷えるので何重にも重ね着するなどいつも以上の防寒対策をオススメする。



場所：北のガーデン・雪列車コース
期間：１月１５日（土）〜２月１３日（日）
時間：要確認
料金：１日３０００円

【お問い合わせ】
旭川観光物産情報センター
0166-26-6665