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2021年08月10日

私の中学生時代 その2

私は、中学では天文と音楽に傾倒した。

星好きの人が集まったということで、理科のS先生が新たに地学部を作ってくれた。
この地学部のお陰で、私たち部員は、天体観測のために学校の屋上で天体観測をすることもできた。

8月のペルセウス座、12月の双子座流流星群のときには、朝まで学校の屋上で過ごしたことを思い出す。

当時、顧問になったS先生は、基本的に自主性に任せて活動させてくれた。
観測中も、ほとんど顔を見せることもなく、徹底的に陰でサポートしてくれたのだ。

東京の学校だったから、大して星は見えないのだが、地学部の存在は本当にありがたかった。
私の「夢は天文関係の仕事に就く」、ことだった。

小学生の頃から、皆で集まって星を観測していた仲間たちが、皆、地学部にやってきて、学校でいちばん活発な文化部になった。

その中で、私は合唱部の助っ人もやっていた。
NHKの音楽コンクールにも出場したことを思い出す。

課内クラブでも音楽だったので、演奏発表時にはピアノを弾くこともあった。

スポーツには疎かったが、文化系では結構活躍していたのだ。

あるとき、音楽の先生が資料室に私を呼んでくれた。
「ほら…」、と言って見せてくれたのはコントラバスだった。

生まれて初めて見たコントラバスを、その時、初めて触った。
チューニングはされていなかったが、弦をはじくと、体の中に染みこむような音がした。

中学生時代は、教員から見ると何でもないことが、生徒には記憶に残っていることが多い。

そんな風だから、教員としての今、私は生徒たちに様々な刺激を与えている。

その刺激的な経験の中で、何か、心に残り、記憶に残り、将来もよい思い出として残るものがあれば、それで私は、彼等に対して少し仕事ができた、と思う。
どこで彼等が引っかかるかは分からないが、そんな経験をさせたいと、日々、格闘している…。




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