2021年08月11日
私の中学生時代 その3
私の中学時代にもバレンタインデーはあった。
まったく女っ気のなかった私は、その日は、特別な日ではなく、毎日の連続のなかの一日だった。
その日、担任のT先生が、ある女子生徒をいじっていた。
「お前、誰かにチョコレートを渡すのか?」
「別に好きな人いるわけじゃないです。」
「チョコレートはあるんだろう?」
「あります。」
教室は大爆笑になった。
その女子生徒の隣に座っていたのが私だった。
T先生は私に、「丹澤、絶対そいつからチョコレートをもらうなよ」、と振ってきた。
要は、ただの義理チョコなんて、意味のないことだ、と言いたかったようだ。
私は、チョコレートなどもらうことはほとんどなかったので、別にどうでもよいと思っていたのだが、結局、彼女は私にチョコレートを渡した。
私は、別に断る理由もないと思って受け取った。
なんだかんだ言って、もらえるものは嬉しい。
たまたまT先生の目の届かないところだったので、もらったことは私が黙っていれば、先生に知られることもないだろう、と思ったのだ。
もしかしたら、これが私が初めてチョコをもらったバレンタインデーだったかも知れない。
恋愛感情など、まだ湧かない年齢だったから、ただの友達くらいにしか思っていなかったが、私はもらったチョコを家に帰ってから食べた。
普通の味だった。
T先生は、当時30後半か40代くらいの先生だった。
結構髪の毛がいっていて、前頭部ははげていた。
その後、一切の交流がないので、今、ご存命なのかすらも分からない。
だが、私の中学生時代に、確実に影響を与えたことは間違いない。
彼は、少なくとも中1と中3の担任だった…。
まったく女っ気のなかった私は、その日は、特別な日ではなく、毎日の連続のなかの一日だった。
その日、担任のT先生が、ある女子生徒をいじっていた。
「お前、誰かにチョコレートを渡すのか?」
「別に好きな人いるわけじゃないです。」
「チョコレートはあるんだろう?」
「あります。」
教室は大爆笑になった。
その女子生徒の隣に座っていたのが私だった。
T先生は私に、「丹澤、絶対そいつからチョコレートをもらうなよ」、と振ってきた。
要は、ただの義理チョコなんて、意味のないことだ、と言いたかったようだ。
私は、チョコレートなどもらうことはほとんどなかったので、別にどうでもよいと思っていたのだが、結局、彼女は私にチョコレートを渡した。
私は、別に断る理由もないと思って受け取った。
なんだかんだ言って、もらえるものは嬉しい。
たまたまT先生の目の届かないところだったので、もらったことは私が黙っていれば、先生に知られることもないだろう、と思ったのだ。
もしかしたら、これが私が初めてチョコをもらったバレンタインデーだったかも知れない。
恋愛感情など、まだ湧かない年齢だったから、ただの友達くらいにしか思っていなかったが、私はもらったチョコを家に帰ってから食べた。
普通の味だった。
T先生は、当時30後半か40代くらいの先生だった。
結構髪の毛がいっていて、前頭部ははげていた。
その後、一切の交流がないので、今、ご存命なのかすらも分からない。
だが、私の中学生時代に、確実に影響を与えたことは間違いない。
彼は、少なくとも中1と中3の担任だった…。
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