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2022年01月13日

唯物論者たちの恐ろしさ

香港から自由が消えた。

世界的な金融都市であったが、今や、中国共産党の傘下に置かれ、「民主」も風前の灯火である。

民主活動家たちは、軒並み逮捕され、その多くは拘束し続けられている。
中国本土並の、監視社会になり、密告、秘密警察により、「自由」はほとんど消え去った。

中国共産党は、自分たちの都合の良い法律を作り、また自分の国以外でもその法律を適用させようとさえしている。

領土拡大、派遣拡大を善とする中華思想が、悪い方に利用されているようにも見える。

「人は等しく神の子である」、という思想があれば、「人間をモノとして見て、命を絶つ事も憚らない」という所業は、抑えられるものだ。

かつて、ガンジーが無抵抗運動をした際、英国軍は丸腰の彼等を武器で攻撃することに躊躇した。彼等にはキリスト教思想があり、「人」は「モノ」ではないという思想があったのだ。

だが、唯物論思想では、無抵抗の人間であっても、躊躇なく殺害するだろう。
これが、中国の恐ろしさだ。

ウイグルやチベットでは、人体実験や臓器摘出も頻繁に行われている。

一方で、こうした批判を、世界の日本のマスコミはほとんどできずにいる。

それは、中国に人質がいるからだ。
中国批判の報道は、中国国内の支局や拠点の閉鎖につながり、在中国職員の拘束や逮捕に直結する。

日本の親中派の政治家たちも、そのほとんどが、ハニートラップに始まり、中国に弱みを握られているはずだ。

すぐ隣に、侵略国家があり、核ミサイルを日本の各都市に向けられている中で、なお、オリンピックに浮かれ、対中非難決議もできず、はたまた中国共産党の日本支部のような公明党が政権に参加している様は、国難以外の何ものでもない。

人を「モノ」としか見ない思想は、極めて危険で、いわゆる人の道に反する。
彼等には、「人道上」という言葉は通じないことになる。

極めて危険な世の中になっている…。
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