新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2021年08月15日
生きるを支える
ケアマネの倫理原則には
生命の保持、公正中立、自己決定など様々がある
利用者の自己決定を優先するが、その判断が本人に不利益になる場合には、思いを尊重しつつ、修正していく
けれど、拒否される場合もある
良くない状況が予測されるにもかかわらず
受け入れてもらえない
できることは、待つことだけ
歯痒い
自己決定には自己責任が伴うし
全ての結果は本人家族が引き受けるしかないのだけれど
関わった専門職として無力さを感じる
けれど、ケアマネは
そんなことでは挫けない
生活全般を支援していくケアマネには
待ち続けることができるというポジションがある
今、ここで、本人家族が納得しない、理解しようとしないなど
受け入れてもらえない状況であったとしても
一緒に伴走し続けさえすれば
いつか、どこかで、流れは変わる
今ここ!という時に、出せる一手を持ちつつ見守る
短気を起こさない、あきらめない
拒否されても、嫌がられても
流れを見ながら、その時を待つ
相手を思う気持ちや心、チームメンバーの気持ちは
必ず、どこかで伝わるから
心配しつつも、じっと待つこと
あきらめないで、待ち続けること
これが
ケアマネジャーの大切な役割である