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豆まめケアマネ
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2021年08月06日

困難ケースは、ケアマネがつくる




ケアマネは通常40名を超える担当を持つ

その業務は、一人一人の生活の困りごとを整理し
より良い生活を継続するために
ケアマネジメントの手法を用いて支援していく作業である

支援のためには細部にわたるアセスメントと
時間の経過に伴うメンテナンス
本人や家族のメンタルケアや環境との関係調整など
多岐にわたる作業が細かく沢山存在する

つまり、普通に考えると

かなり面倒な仕事である


この多岐にわたる細かい調整を
関係する担当者や専門職に繋げ、動かしていくために
何が必要なのか

気持ちよく働いてもらうこと

問題と課題が共有できていること

チームで支えているという連帯感を育むこと

これらの一つが欠けても
うまく機能しないだろう

これが、ケアマネジャーの最も大切な業務なのである


たくさんの社会資源や手段があっても
調整が下手であれば良いサービスは得られない

反対に、
サービス供給量が不十分であったとしても
課題が明らかで問題を共有できていれば
チームは動いて機能してくれる

この人のために
このケアマネの頼みならと
なんとか無理をしてでも助けになろうとしてくれる

そんなチームメンバーが地域には存在する



支援する側の整理が不十分で
あるいは調整が下手で
協力者が得られずに困難ケースを生み出すことがある

大変だ、誰も調整できない、どうしようも無い
そんな場合でも、担当者が変わるとスムーズにいくことがある

「困難ケースは、ケアマネがつくる」問題である

これは誰にとっての困りごとなのか
これが解決できないと、誰が何に困るのか
問題の始まりはいつからか
その契機となった事柄はあるか
本人はどう思っているのか、など

一つ一つを明らかにしていくことで
丁寧にアセスメントを行うことで
複雑に見える問題は
実はシンプルであることが見えてくる

複雑にしているのは
それを見誤っている支援者の問題

客観的に見て、ひどいことをすると思うサービス提供も
実はケアマネの調整不足が原因であることが多い

こんなケアマネのケースは受け続けられない、と
事業所側が自衛のために拒否することも日常的にある

そんな場合

一番の被害者は利用者当人で
調整下手なケアマネに当たったことを嘆くしかない

ケアマネ全体のスキルと知識、価値観と倫理感の醸成は
どうすれば向上し、進んでいくのだろう

「困難ケースは、ケアマネがつくるんですね」
そう言葉にして、自らを顧みるケアマネがいる
反面教師として「勉強になります」と言える人がいる

だから

まだ大丈夫かもしれない

もう少し

希望を持っていたい

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