2019年07月29日
ポルシェ911 Carrera(992型)を見てきた。そりゃ魅力ありますよね!
今回は新型ポルシェ911 の最新モデル「992型」の 911 Carrera S(ややこしい!)
展示されていたのは、日本車ではまずお目にかかれない鮮やかな水色系のブルー(マイアミブルー)のカレラS。(1666万円〜)
最近のポルシェはヘッドライトが異様にかっこいいですよね。(点灯するとPORSCHEロゴが光って更に!)
リヤスポイラーは羽というよりもボディの一部がせり上がる構造になっていてびっくりしました。
今回の注目は、やはり中央の「 II 」ランプでしょう!
また、真一文字のストップランプはポルシェではおなじみですが、レクサスUXも採用したのがちょっと複雑なところです。
レクサスUXと同様大変きれいに均一に光ります。
ホイール&足回りはいうまでもなく素晴らしい見栄え!
オプションでカーボンセラミックブレーキも選択可能です。
ポルシェのスポーツカーシリーズはもちろん価格が高価過ぎて手が届かないのですが、そもそも興味がわかなかったのは、古臭い(すいません・・・・)インテリアでした。しかし、新型パナメーラ以降採用されている、新世代のインテリアに一気に進化したおかげで見栄えが大変良くなりました。
10.9インチの大型ワイドスクリーンの他、ボタン類がフラット化されていて未来感あるセンターコンソールですが、一部レトロなデザインも混じっているところが面白いですね。本革部分の手触りと、香りもよくいい雰囲気でした。
センターコンソールには浅いながらも収納が。USBやSDカードの他、SIMカードがあります。
ポルシェコネクトのサービス用SIMのようですね。(月間1GBまで無料らしい)
https://www.porsche.com/japan/jp/connect/
リヤ席は荷物置きとしては十分なスペース。
BMW8シリーズと同様、かわいいベルトストラップを引くことでスムーズにシートを倒すことができます。
もう1台、911 Carrera 4S (AWD)も展示されていました。
いかにもポルシェ!っていうカラーとデザインで、フロント部分に関しては現行モデルとの違いがぱっと見はわかりません。
リヤは結構写真だとボリューミーに見えますが、実車はそんなことはありませんでした。
リヤスポイラーは格納されていますが、すっきりしていますね。
スカッフプレートには「4S」のロゴが入っていて、また小型の傘を入れるためのくぼみがあるのが面白い!
新世代ポルシェは全体的にインテリアが一気に進化し、エクステリアも特に前後ライト類が先進的で見栄えが良く、値段を除けば非常に魅力的に感じます。
やっぱり他のメーカーとはオーラがちがうというか、ポルシェに魅了される方が多いのが静的質感からも感じられます。
多数の方が来店され商談や試乗をされていてなかなか盛況でした。
なお911カレラSに関してはまだ年内納車が可能、カブリオレは来春頃になりそう、とのことでした。
その後は近場のレクサスディーラーへ。
オーナーズラウンジでアップルタイザーを頂きながら、接客や応対の良さを感じつつ、やはり車そのもの、特にスポーツモデルに関してはまったく違いがあるなぁ・・・とあらためて感じました。
レクサスのスポーツモデル戦略は今の所成功しているとは言えませんが、スポーティルックな「F SPORT」の人気は高いようですので、既存のエンジンやブレーキシステムのチューニングをして差別化したハイスペックバージョンがあれば・・・と思います。
特に、実用的なNXやRXをお乗りの方で、車検等を期に、動力性能に不満を感じ欧州車やポルシェ・マカン/カイエンにお乗り換えされる方も結構いらっしゃるようですので・・・
今の車はどれも高性能で安全装置も一通り揃っていますので、マイナーチェンジの際に、エンジン・トランスミッション・ボディ構造に変更がないと確かになかなか乗り換えの食指は動かないなぁと思います。
【リコール】レクサスUX250h、ES300h、LS500/LS500h 一部リコール
https://lexus.jp/recall/2019/recall_190724.html
国土交通省からの公式サイトでも確認できます。
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_003438.html
電子油圧制御式ブレーキに不具合が発生する可能性があり、「警告灯が点灯し、最悪の場合、倍力作用が損なわれて制動停止距離が伸びるおそれがある」とのこと。なお、これによる事故は発生していないとのこと。
対象はおおむね、2019年5月ゴールデンウィークあけから5月31日までに生産された車種ということで、レクサスブランドにおいてはかなり限られています。
UX250h・・・714台
ES300h・・・702台
LS500・・・67台
LS500h・・・48台
具体的なリコール内容ですが、エンジンルーム助手席側の方にある「ブレーキブースタポンプを点検し、該当するものは良品と交換する」とのこと。
また、北米でも以下の通り「brake booster pump」に関する不具合でリコール届け出が行われています。
しかし、対象車種は日本と違い「LC500」が含まれています。(その他は同じ)
日本では「LC500/LC500h」ともに対象外のようですが・・・
■Toyota is conducting a safety recall involving certain Lexus and Toyota vehicles
https://pressroom.toyota.com/toyota-is-conducting-a-safety-recall-involving-certain-lexus-and-toyota-vehicles/
なお、トヨタ車でも新型プリウス、RAV4,クラウンなど幅広い車種が対応となっていて、お盆明けあたりはディーラーの対応がちょっとたいへんそうです。