2018年9月頃から納車が開始されている、NXの特別仕様車“Black Sequence”をようやく見てきました。
UXの発売後、実用性の高い都市型SUVモデルとして注目が再び集まっているNXですが、特別仕様車はなかなか展示・試乗車が少なくようやくチェックできました。
発表後のブログ記事はコチラ。(2018/8/27)
■NX(NX300h) 特別仕様車 “Black Sequence”(2019年モデル)はお買い得か?
http://www.namaxchang.com/article/461337266.html?1544918669
“Black Sequence”というだけあり、ブラック塗装の「スピンドルグリル&フレーム」がインパクトありますね!
特別仕様車では輸入車でもグリルの「ブラック化」は定番ですね。単体での部品供給もされていると思いますので換装も可能でしょう。
もう一つの特徴は「カラードフェンダー」樹脂フェンダーはSUVらしさがありますが、これが苦手という方も多いはず。
一般的には塗装で10万円超は確実にしますので、カラード化を考えていた方にはぴったりの特別仕様車と思います。
・フロント
ボディ同色がマッチしてますねぇ。
・リヤ
リヤドアを開けると、リヤフェンダーが部分塗装されていることがわかります。(塗装面と樹脂面の境目がある)
・サイドビュー
横から見ると、サイズ感・ボリュームなどUXとの違いを感じますね。
NXは”I Package"ベースですが、メーカーオプションの18インチホイール(ダークメタリック塗装+切削光輝)を装備しているので見栄えが違いますね!
ドアミラーの「おもてなしランプ」はLEXUSロゴが照射される特別装備ですが、ドアミラー自体は変更されていませんでした。
NXのようなSUVタイプの場合は、第3世代のスタイリッシュなミラーよりもこちらのがっしりとしたミラーのほうがマッチするようにも思います。
なお、ニュースリリース&プレカタログでは、「ウィンドウモール」がブラック化しているようにも見えましたが、実車では変更ありませんでした。
(以前の記事では修正させていただきました。申し訳ありませんでした)
リヤビューは、フェンダーのボディ同色化によりイメージが異なりますねぇ。
インテリアは定番の「ブラック」と「特別仕様車専用アクセントホワイト」が選択できますが、差し色が入っているアクセントホワイトがオススメです。
汚れやすそうな部分はブラックですので、「ホワイトはお手入れが・・・」という方も安心できると思います。
ただ、「アクセントホワイト」というネーミングですが、色合い的にはホワイトと言うより、アイボリーやリッチクリームに近いです。
助手席前ダッシュボードのソフトバッド部分もホワイトなので見た目も明るく綺麗ですね。
所々のオフホワイトのアクセントがとてもマッチしていました!
前席〜後席リヤアームレストへ続くホワイトのラインなどはなかなかいい感じですし、所々のホワイトのステッチもオシャレだと思いました。
フロアマットも専用品。社外品では「フチ」の色を変更しているケースがありますが、純正品では珍しいですね。
”I Package"ベースですので、ステンレススカッフプレートが備えられているのは嬉しいですね。あるとないのとでは印象がだいぶ違います。
今改めて見ると、パワーシートスイッチはちょっと古さを感じてしまいますね。
後席ドアアームレストも、ホワイトの差し色が入るので。黒一色ではなく新鮮さがありますね。
インテリアパネルは「シルバーフィルム」ですが、NX“Black Sequence”には似合っていると思います。
リヤシート。カップホルダーや後席エアコン吹出口などの仕上げは「UX200/UX250h」との差を感じます。
シート表皮はフロントもリヤも「L-tex」ですが、“Black Sequence”のシート素材は”I Package”と同じものを使用しており、生地が薄めで肌触りもビニール感が強く本革ライクではないもので、気になる方はチェックが必要です。
NX特別仕様車“Black Sequence”の外装色は3色(ソニッククォーツ、ソニックチタニウム、グラファイトブラックガラスフレーク)のみですが、特別装備と価格のバランスが取れており、室内やラゲージの居住性や内装の質感等で、UXの”F SPORT”や”version.L"をご検討されていた方が「NX」を検討される際には価格帯も近く、非常にオススメの仕様と思います。
また現行NXはこの価格帯では装備的にはほぼ完成形に近く、(「最新のLexus Safety System+」ではない、ハイブリッドシステムが旧世代など気になる部分はあるものの)フルモデルチェンジまでは大きな改良は入らないと考えられますので、その意味でも成熟した「買い」のモデルとあらためて思いました。
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