FRスポーツセダンの「IS」(30系IS)は2013年5月16日に発売、その後約3年半後の2016年10月20日にマイナーチェンジモデルとなる現行モデルが登場しました。
そこから約3年、2019年9月26日に、特別仕様車「I Blue」が登場。
”F SPORT”をベースにした特別仕様車ですが、内外装に特別塗装装備を加え魅力を出していますが、モデルサイクルを考えると、これが現行モデル最後の特別仕様車となることが想定されます。
「IS IS Blue」動画にまとめてみましたので、訪問できない遠方の方はぜひご参考になれば幸いです。(展示車はIS300h)
----------------------------------------------------------------
【YouTube動画】IS特別仕様車“I Blue”
----------------------------------------------------------------
レクサスの特別仕様車のいいところは、しっかり専用設計パーツがあることですね。
輸入車モデルでは既存パーツを単にブラックアウト塗装しただけ、というものも立ちますが、今回のレクサスISはしっかりカラーコンセプトを考え、まとめているのが好印象です。
展示車はメーカーオプションの「ヒートブルーコントラストレイヤリング」でしたが、その他4種類のカラーも選択可能です。(ホワイトノーヴァGF、マーキュリーグレーM、グラファイトブラック、ラディアントレッドCL)
さて、特別仕様車「I Blue 」の目立つところではグリル周りですが、カタログモデルのIS”F SPORT”では派手すぎたツヤツヤなフォグランプガーニッシュ(フォグランプはありませんが)が、特別仕様車では、マットな質感な特別塗装に変更されていて、これがとても似合っていました。
こんな感じで、遠目から見ると「樹脂?」と思うのですが、しっかり特別塗装されています。
ドアミラーは特別塗装のブラック仕様。
ただ、スポーティモデルにおけるドアミラーのブラック仕様は当たり前過ぎて目新しくなくなっていますね。
ホイールのブラックスパッタリング加工はかなりいい感じでした!
質感、色合いどちらも素敵で、これが標準オプションで選べるようにしても良いのでは・・・ただ、ガリ傷には注意ですね!
インテリアの注目はやはり「藍本杢ステアリング」
以前の特別仕様車「Black Sequence」でもあったものですが、そこに藍色が加わったもので、手間がかかっているようです。
室内ではちょっとその良さが十分わかりませんでしたが、光のあたり方や太陽光の下など様々な表情を見せてくれるのでしょう。
個人的にはせっかくなので、この本杢をぜひウィンドウスイッチパネルにも採用してほしかったです。
ウィンドウスイッチパネルは、フィルム加工されていますが、触るとやはり本杢との違いは明らかにわかりますね。
試みとしては面白いと思います。
(私的には、やはりスイッチ自体の質感、その上のドアハンドルの質感が2020年モデルとしては気になってしまう・・・)
助手席前。パネルの面積が広くなると、ステアリングの本杢部分との質感の差が目立ってしまいます。ぜひ実車でチェックしてみてください。
気になるのは「L-tex」シートの質感ですが、こちらは合格でした。
レクサスのL-texはすべすべ滑って薄く、質感に乏しいタイプもありますが、今回のIS特別仕様車のL-texは「RC」や「ES」などで使用されているものと同様、一定の厚みもあり、質感も十分でした。シートヒーターやベンチレーション機能もついていますので、本革との違いはそれほど大きくありません。
また、カラーリングも、単にブラックだけでなく、アクセントグレーを部分的に使用しており、なかなかいい雰囲気でした。
IS特別仕様車、10月30日まで展示中とのことですので、ぜひチェックしてみてください。
https://lexus.jp/models/is_lc_special/event/
また、お隣のカフェでは限定ドリンクも提供開始!
先着数量限定で、LC特別仕様車の「L−アニリン本革」コースター、IS特別特別仕様車の「藍本杢」コースターがプレゼントされます。
当方も早速Getしてきました!
▼L-ANILINE本革コースター (大変柔らかくして質感Good。使うのがもったいない。)
▼藍本杢コースター (厚みがあり、LEXUSロゴもバッチリ!)
-
no image
-
no image
次期IS、いよいよ現実味を帯びてきたようです。
・・・が、今の所の噂では、saber32さんの望む改良の多くは難しいかもしれません。
後席シートベンチレーションを備えるミドルサイズの車はほとんど存在しませんが、小さな高級車的なものもラインナップにほしいのは私も同感です。LSのショートバージョンの登場も今の所むずかしそうですが、欧州車がニッチな派生モデルをどんどん広げているように、レクサスももうすこしかゆいところに手が届く仕様があってもいいと思いますね。
そろそろモデル末期がやってくる兆しですね。
このステアリングを仕上げる工程を見たことがありますけど、大変なのですね。
今回の藍色、この特別モデルには勿論良いのでしょうが、ニュアンスブラックには導入しづらいカラーですね。
Fsportに施してくれたことが意外でした。
さて、次期ISに望むこと。それは、新型GA-Lプラットフォームを使用すること、20系のクラウチング姿勢のようにスタイリッシュであること、やたらと大型化しないこと、カップホルダーの蓋を取り戻しインテリアの質感向上を図る、Fsportであってもしなやかさがあること、ドライブモードセレクトの変化幅をもっと広げる、以上です。
そして無理だとは思いますが、エグゼクティブなグレードを設定し、後席にもシートベンチレーションを備え、LS譲りの大振りなドアアームレスト・中央のアームレストがしっかり座面に届くサイズで、もてなす方の身体が安定する、例えばIS Lを設定して欲しいですね〜。4座でもいいです。