■新型クラウン 受注状況について
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/23634898.html
新型クラウンは予約開始後すぐ「4万台突破」の話題が著名ニュースサイトに登場するなど、複数のメディアでその爆発的人気が報じられていいましたが、実際販売店で話を聞いても「過去に例のないほどの受注」との話でしたので、発売後1ヶ月までには「5万台」は突破すると考えていましたが、結局は「3万台」に落ち着いたようです。
(ということは、実際の予約受注は2万台の程度だったのか?それとも発売後の受注が伸び悩んだのでしょうか?)
以前当方のブログでも記事にしています。
■新型クラウンは初期受注5万台超えなるか? &LEXUS GS販売推移
http://www.namaxchang.com/article/460160724.html
3万台でもものすごい台数ですが、新型LSが「約9500台」だったことを考慮すると、販売店も遥かに多く、伝統的なオーナーさんも多いクラウンがその「3倍+α」の台数というのは少し意外なところです。
もっとも、先代クラウンは「25,000台」、マジェスタが「2,800台」で合計「27,800台」のため、これよりは若干上回ったということで、セダン離れが進んでいる中、健闘したのは間違いないところでしょう。
なお、ニュースリリースにはパワートレーン毎の内訳は表示されていませんでしたが、
以下のニュースによると、売れ筋の「2.5LHV」は想定通り、約80%を占めているとのこと。
ついで「3.5LHV」が約15%、ジャーナリスト間でもっとも評判がよいと思われる「2.0Lターボ」はわずか5%とのこと。
全体の「約95%」がハイブリッドという比率は凄まじいものがありますね。
■新型クラウンが3万台を受注! 500万円超の高級車が目標の7倍も売れまくる理由とは
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180726-00010003-autoconen-ind
3.5L"マルチステージハイブリッド"が約4,500台というのは先代の「マジェスタ」(3.5LHV)の台数を大きく超えており、これは3.5L"マルチステージハイブリッド"がレクサスLS/LCにも使用されたパワートレーンということもあり、「バーゲンプライス」ともいえることも要因にあると思われます。この比率が今度どうなるでしょうか。
さて、一方で気になるのは、新型レクサス「LS」(LS500/LS500h)の販売が急速に落ち込んでいることです。
レクサスLSの月販目標台数は「約600台」ですが、予約受注がさばき終わったと考えられる2018年4月以降、販売数が激減しています。
以下は、新型LSの販売状況を集計したものですが、最初の半年間は過去のレクサス車を含めても非常に好調と思われる、毎月2000台を超える販売台数をマークしていましたが、2018年4月から激減。もともと販売数が落ち込み気味の「2018年5月」には、LS500/LS500h合計で、ついに目標販売台数である「600台/月」を割り込んでおり、グラフには反映されていませんが、「2018年6月」も合計500台を割り込んでいるなど保守的なレクサスの販売台数計画を早くも連続して下回る結果となっています。
新型LSに関しては2018年8月実施の「年次改良」でベースグレードの装備増強、各グレードでの装備変更等のテコ入れ策が予想されるほか、グループ内での紹介制度による報奨金?が早くも上積みされているとの噂もあります。
新型クラウンでの試乗レポートでも「新型LSよりも乗り心地が良い」とするレポートもいくつか見られますし、新型クラウン販売後、新型LSに関しては今後、さらに販売が苦戦する可能性が高そうです。
現時点では「方向性の変更」(特にLS500h・ハイブリッド)が市場には受け入れられていないといっても過言ではありません。
私的には、新型クラウンに3.5L "マルチステージハイブリッド"の採用で実は「LS500h」(ハイブリッド)の価格が相当に割高ということが証明されてしまったのがかなり悪影響を及ぼしていると思うのですが・・・
V6 3.5Lツインターボエンジンの「140万円高」という設定価格は、やりすぎでしたね。
LSに関しては、そもそも発売後の市場からの評判もよくありませんが、素性の良さは認められているため、あとはセッティング(味付け)でずいぶん変わると思われます。しっかり育ててセダン離れを少しでも食い止めてほしいものです。
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
確かに、LSに関してはロングとショート、それぞれ発売してほしかったですね。
サイズで諦めた方はかなり多いでしょうし、クラウンとLS(ロング)の中間のFRセダンは欲しいですね。
メディアでは必要以上に批判されている感もありますが、熟成不足というか、ユーザーの意見を踏まえないモデルチェンジだったと言われても仕方ないかもしれません。ライバル車と価格も近づきましたし、上級ミニバンやSUVの台頭もあり、今後の販売数如何では、戦略の見直しが行われることは間違いないでしょうね。
先代でロングとショートを初めて用意したのにも関わらず、コロコロとコンセプトを変えてしまうのはどうかと思います。
ベーシックなセダンが根幹にあってこそ、とがったデザインやコンセプトが生きるので、基本に立ち返ってしっかりとした普通のセダンを開発して欲しいです。
autocarの記事も、結構辛辣な意見が占めていますので、何も基本を捨ててまで個性的にする必要性があったのか、甚だ疑問です。
モナコ王室ご用達ブランドになったのにも関わらず、本当に残念です。ランドレーが似合う、日本らしく凛としたブランド構築をして欲しいと願ってます。
コメントありがとうございます。
カローラスポーツ、ほんと不憫な扱いですよね〜
しかし、このクラスの車に先進安全装備やコネクティッド類が装着されたのは素晴らしいと思います。(トヨタを見直した!)
内装の仕上がりも良いですし、かなり期待しています。
近々レンタカーでがっつり乗ってきて楽しみたいと思います。
コメントありがとうございます。
デザインはかなり好みがわかれますね。私的には、稲妻グリルの前モデルよりはずいぶん好みのデザインになったのですが、クラウンらしくないと評する方もいらっしゃいますね。初期受注が一段落すればデザインや性能での評価も販売の重要なポイントになると思いますので、セダン離れを払拭できるか、見守りたいと思います。
LSに関してはまさにそのとおりでモデルチェンジが遅すぎてその間にライバル車が凄まじいぐらいの進化をしてしまいましたね。LSに搭載された新装備はすでにライバル会社も準備し始めていますし、安全装備や先進装備など、あっという間にまた周回遅れになってしまう可能性があり、やはりフラッグシップセダンの世界での戦いの厳しさを感じさせられます。
また、トヨタ方式のHVの優位性がなくなりつつあるのはそのとおりですが、純粋なガソリンエンジンやターボエンジンでは環境規制を乗り越えて企業を存続させることが困難ですので、今まで培ってきたHV技術を更に進化させつつ、FCV,EVと電動化時代を切り開いていくのがトヨタの役割であり、それが差別化の一つなのではないでしょうか。
とはいえ、BMWと協業した、トヨタブランド最後の純エンジン車といわれる、新型スープラには期待したいとことです!
そうですね。LSの販売落ち込みは一過性との見方もありますので今後の決算期の販売動向に注目したいです。
メディアでの批評は当初の想像以上に厳しく、それは「価格」やフルモデルチェンジまでの「期間」のせいもあるのだと思いますが、ここまでメディアでの評価が低いレクサス車は初めてといって過言ではありませんね。
LCが結構評判がよかった(といってもLC500ですが)とは間逆な評価は、かなりバイアスが掛かっている感もあります。新型クラウンとLSを乗り比べて価格が同じであればさすがにLSが優れているはずですし、あまりにも極端な評価が多い気がしますね。ただ、作り込みの甘さやセッティングの方向性に関しては、少し開発陣の思い込みが強すぎた感はあります。まだまだ市場の声に寄り添って開発しないといけないブランドなのだと思います。
次回マイナーチェンジではFCVモデルやプラグインHV車の発売が確実視され、そこでは大きな改良が行われると思いますので、そのときに名誉を挽回できるか、期待したいと思います。
まさに同様の方が今度増えてくるように思います。
3.5L"マルチステージハイブリッド"はかなり癖のあるエンジン+HVシステムですので、旧来のGS450hやマジェスタに搭載されているシステムの方が良いと感じる方も多いと思います。そのため、しばらく継続販売されるGS450hの存在意義は高まりそうです。あとは安全装備のアップデートをしっかりおこなってくれれば・・・
最近のレクサス車は高価になりすぎた感がありますので、それから考えるとクラウン3.5Lはバーゲンプライスとは思うのですが、もともとこれぐらいが適正価格という話もちらほらと聞こえてきます。しかし、車に800万というのは相当なものですね。
LSはやはり価格が上昇しすぎですね。
一度上げた価格の引き下げはかなり難しいので相当な商品改良をするか特別仕様車で乗り切るか。
法人需要がアル/ヴェルシリーズに広がりを見せていますし、日本市場でこれまで急速に販売が低下するとは予想外だったでしょうね。この販売水準が続けば、LSのショート、投入あるかもしれませんね。
内装もスポーティでカッコいいしデザイン的にはマークXっぽさを感じました。
単純にカッコ悪いし、
LSは、フルモデルチェンジが遅すぎて、
Sに流れ、ロングしかないのに、スポーティな
デザインで乗る人を選ぶクルマだから
売れないのでは。
あと、トヨタはハイブリットにこだわるのもうやめた方がいいと思う。
Sクラスや7シリーズとは違うコンセプト それ自体は正しいと思います。
スポーティーなプレミアムサルーン 僕はいいと思います。
あと、あまりにもネット中心にバッシングともいえる記事が多く、そのことが影響しているかもしれません。案外日本人ユーザーが保守的すぎるのかもしれません。
日本人自動車評論家のなんと浅はかなコメントの多いことか(チコちゃんに叱られる!風に)
僕自身 Sクラス 7シリーズ試乗して 特段いいなとは思いませんでした。
売れ行き不振の一番の原因は、やっぱり 値段!
スタートプライスが980万円は高すぎです。
初代セルシオは トップグレードでも700万円ぐらいでした。
先日もここでも書きましたが、米国仕様並みの価格水準(LS500で75000ドル 約830万円)にしないと、経費落としで乗れませんよね。
今後はショートホイールベース仕様の追加、あるいはGSサイズの4ドアクーペが必要ですね。
あと、ランフラットタイヤはメーカーOP設定 エンジンバリエーションの増強も必要でしょう。
世界的にSUVが人気で アメリカやドイツでも4ドアセダンは人気薄と聞きます。
せっかくのレクサスのフラッグシップ 大切に日本人の手で育てたいですね。
2020年のマイナーチェンジが逆に楽しみです。
長々とすみません。(どうも最近の自動車関連記事について納得のいかない記事が多いもので…)
GS450hのよさを再確認。
もう少しでLS3.5ターボに届く価格帯です。LS3.5ターボにショートサイズで900万弱などラインナップあるといいですね〜。
クラウン2.5はマイナーCの影響ありそうですね?!