中日新聞が3月28日付でレポートしています。
■中日新聞web 「トヨタ、愛知で10万台増産 レクサス2車種、20年までに」
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019032890085611.html
今回、愛知県内の堤工場と田原工場で増産するとのこと。
■堤工場
堤工場では現在トヨタブランドの「アリオン、プレミオ、カムリ、プリウス、プリウスPHV」などを生産。
■田原工場
田原工場では現在レクサスの「GX、IS、LS、RC」、トヨタブランドでは「ランドクルーザー」などを生産。
中日新聞によると、2020年までに(つまり今年中)以下の通りとなるようです。
■ES300h
トヨタ自動車九州/宮田工場 + 堤工場(年3万〜3.5万台)
■NX300/NX300h
トヨタ自動車九州/宮田工場 + 田原工場(年5万〜6万台)
ではなぜこの2つの工場が選ばれたのか?
堤工場では「ES」が増産されますが、生産種目を見るとFF系の「カムリ」を生産しているので、同系のプラットフォームということもあり親和性が高いものと思われます。
田原工場では「NX」が増産されますが、主な生産車種の「GX、IS、LS、RC」、特にFR系の「IS、RC、LS」の生産台数がだいぶ減少しているので、ラインに余裕があると思われ、その分を「NX」に割り当て、稼働率を高めることが推測されます。
今回のニュースからも、「セダン離れ、SUV需要の高まり」ということが分かりますね。
国内での生産が減少傾向にある中、レクサス車の増産は嬉しいニュースですね。
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