UXコンセプトとはずいぶん違い、現実的なデザインとなりましたが、最近のレクサス車の集合体のようなデザインはインパクトこそないものの、ひと目でレクサスファミリーとわかりますので好きな方にとっては違和感なく受け入れられると思います。
パワートレーンも公開。
「UX200」は、新開発の直列4気筒エンジンに、新型CVT(Direct Shift-CVT)の組み合わせ。
「UX250h」は、こちらも新開発の直列4気筒エンジンと第4世代のハイブリッドシステムを組み合わせたもの。
外観面では、UXでは17インチホイールと18インチホイールをラインナップ。
既に販売が停止された「HS250h」と同様、17インチホイールでは、空気抵抗を低減したタイプのホイール構造になっているようです。その他、NX等と同様、前後フェンダーの大型樹脂モールはSUVならではの古典的なデザインと言えます。
テールランプのデザインも初公開。テールランプにも「LEXUS」ロゴが入るようになりました。
「真一文字」のランプは他ブランドでも採用例がありますが、レクサスでは初採用。最初からフルLED化されたのは嬉しいところ。
内装では、エアコンの吹き出し口を変更する「丸型」のノブがレクサスとしては新意匠となります。レクサスLSでも独特なデザインでしたが、第3世代レクサスではエアコン吹き出し口にも拘った意匠を施しているのでしょう。
なんと、エアコン調整ノブについては、LCのテールランプと同様のLED虚像表示をしたノブになっています!これは世界初か?
インパネ上部はブラックに加え、「ブルー」と「ボルドー」基調のものもラインナップしている模様。
これが「和紙」に由来するものなのでしょうか?
インテリアの装備で行くと、シートヒーターに加え、シートベンチレーション、ステアリングヒーターがついているのはこのクラスとしては魅力的です。スイッチ式で、「AUTOモード」が備わっているのは便利です。
その他ブレーキホールドのスイッチも見受けられます。
また、非接触型の充電装備「qi」も搭載しているなどスマートフォン等のモバイル環境にも配慮していています。
シフトノブ周辺の意匠はBMWに似ている?
タッチパッド&オーディオコントローラー付近。
センターのパームレスト近辺には、オーデイオの操作パネルが備わっているのもレクサス初で、実用性が高いと思います。ただし、タッチパッドの継続採用はあまり好まれないと思われますが・・・
なお、タッチパッド周りはヘアライン加工がしてあるなど工夫がしてあるようです。(素材は不明)
そのほか「F SPORT」にはアルミフットレスト&アルミペダルも準備されます。
シートポジションメモリースイッチは運転席のみですが、これはLCでも同様なのでしょうがないでしょう。
全体的にいい雰囲気ですが、センターコンソール近辺やオーディオ部分に樹脂パネルが目立つのはNXやRXとの差別化か。
標準仕様の室内はホワイト・グレーのシートが印象的。
ステアリングではパドルシフトレスであることがわかります。
ドアノブもLC・LSで採用されているものと同デザインですね。(表面仕上げは異なっている可能性あり)
「F SPORT」のステアリングにはレッドのステッチが入るなどスポーティな印象。
こちらにはパドルシフトが備わっています。
先日の動画で公開されたように、ステアリングやスイッチパネル自体の意匠は「LS」に似ており、この価格帯は高いクオリティを有していると感じます。シフトノブも新意匠でサイドのノブはレトロちっくな印象を受けます。
ナビ・オーディオ部分が黒基調で樹脂パネルが中心と思われるのはコストダウンを感じるところですが、価格帯から考えるとやむを得ないでしょう。(新型Aクラスを見た後だと残念な感じはありますが、あれが別格なのでしょう・・・)
注目はF SPORTのスポーツシートで、RCFやGSFといったFモデルや、LCを彷彿とさせるデザインのシートでかなりカッコいいですし、ホールド性も確保している感じです。これはいいですねぇ!!
後席については頭上、足元ともに一定程度のスペースが確保されているようで、見た目の狭さは感じられません。
センターアームレストも備えられており、4人乗りでも問題なさそう。
なお、前席パワーシートは装備されているようですが、ちょっとそっけないデザインですね。
F SPORTは外観でも他のレクサスモデルと差別化されています。おおむね、先日公開されたものと同じですね。
フォグランプベゼル部分と、フェンダーのF SPORTエンブレム、リヤのディフューザー部分が相違点でしょうか。
なお、AVSシステムに関してもレクサスLC以降に採用されている減衰力調整の幅が広い高性能タイプを搭載(NXにもマイナーチェンジで採用)しているなど、手抜かりはありません。
F SPORTではリアアンダーディフューザー付近の雰囲気が標準仕様とは違いますね。
こうみると、結構コンセプトモデルにあったようなカクカクした線が入っていることに気づきました。
さて、現代では欠かせない安全機能「Lexus Safety System+」については、新型アルファード/ヴェルファイアと同様、「進化版」が導入されることが正式にアナウンス。UXはレクサスのエントリーモデルですので、上級モデルとの差別化を図ってくる可能性も予想されましたが、上位モデルと同等以上のセーフティ・システムを導入。
ロードサインアシスト表示付きのヘッドアップディスプレイも備えています。大きさはLCと同様程度か。
現時点では、アルファード/ヴェルファイアと同様に、夜間の歩行者検知機能/自転車対応の新型プリクラッシュセーフティシステムに加え、LKAの進化版「レーントレーシングアシスト(LTA)」も装備。そのほか、交通標識を読み取りメーター内に表示するロードサインアシストやアダプティブハイビームシステムを備えるなど(オプションの可能性あり)いわゆる「 Lexus Co DRIVE」を備えているそうです。
今回はCGを中心とした画像ですが、早晩実車画像が出回り、また印象が変わってくるかもしれません。
装備面では現行のCTやHS,ISやなどを大きく上回り、先進装備「LSS+進化版」など兄貴分の「NX」を超えるような装備も導入されるなど、上位モデルに配慮して意図的にデグレードしている部分はあまり見受けられません。
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
観音開きも採用されませんでしたし、ドアノブも現実的なラインで来ましたね。
ここはレクサスブランドとして、年配層の方も乗ることの配慮でしょうか・・・
後部座席は、C-HRより若干広いように思いますし、大柄な方でなければ十分実用的と思います。
インテリアが結構手が混んでいて、レクサス第3世代の流れを受け継いでいますし、卒感もこのクラスとしてはかなり良いと思います。早く実車を見てみたいですね!
今回のUXは装備内容等を見ているとかなり頑張ったと思います。
LSS+進化版を早速取り入れているのは非常に良いことと思いますが、進化は辞めないで欲しいですね!
次のNXはプラットフォームも変更され、かなり期待できると思います。こちらも楽しみです!
UX、お披露目されましたね。
後部のドアノブはCH-Rやヴェゼルみたいに隠すのかと思いきや、はっきりした形で見せて来ましたね(笑)
エクステリアはCTプラスNXみたいな感じかなぁ・・・。
インテリアはヴェゼルみたいにエアコン等は運転席側に向けてありますね。
後部座席の窓はNXより小さめですが、CH-Rより大きく感じます。
CH-Rの後部座席に満足出来ない方向けかな?(笑)
UX−コンセプトまで、ぶっ飛んだインテリアじゃなくなって、身近な感じがします。
かなり詳細な情報および分析ありがとうございます。
インテリアはアウディA4あたりにも非常に似ていると思いましたが、価格を考えると及第点ですかね。安全装備はようやくドイツ車に追いついてきた感じがありますが、動きの遅いトヨタはこのまま3年くらい経って、また置いていかれるのではと心配になります。
UXがこのサイズ、質感だと、3年先の次期NXは上級クラスへ移行でしょうね。