2016年夏〜秋の年次改良により、レクサスRCFとGSFには減衰力可変式のサスペンション(AVS)が採用されましたが、年次改良扱いということと、熱心なオーナー層は既に購入されていることもあり、2017年モデルのインプレッションはなかなか見かけません。試乗車もほとんど見かけないんですね。
と、思っていたら、雑誌「モーターマガジン1月号」では掲載されていました!
『最新のレクサスを堪能する』
・Lexus IS 350“version L”
・Lexus RC F
Motor Magazine (モーター マガジン) 2017年 01月号 [雑誌] 価格:1,080円 |
RCF・GSF系のAVSの仕様はNX以降に新開発された、「30段階の調整式」であることが記載されていました。(公式での発表はされていないはず・・・)それにより乗り心地という面ではかなり進化したようです。RCFの場合はこれにパフォーマンスダンパーを入れればさらに上質になるのでしょう。
AVSの導入により、トルクベクタリング(TVD)のチューニングも行われているということでその辺のインプレッションも欲しいところですが、そこは来年〜再来年のマイナーチェンジ待ちでしょうか。
一方、ISのマイナーチェンジに関しては通常マイナーチェンジレベルではあまり行われない、フロント側のロアアームのアルミ化がかなりの効果があるようで、ここにコストをかけているようです。ダンパーにZFザックス製を使用しなくても良いという判断があったのでしょうね。
このような改善対策を行っても、某炎上商法の自動車評論家いわく、「マークXとまったく同じ乗り心地」ということですが(笑)
さて、LC関係では、webCGになかなか興味深いインプレッションが。
http://www.webcg.net/articles/-/35631
私的に気になるフレーズは以下のとおり。記事にもありますが、これが日本発売で正式決定内なら本当に購買意欲が湧くオーナーもいらっしゃるのではないでしょうか?
そしてLCはコーポレートとして長年拘(こだわ)り続けたクルーズコントロールの操作ロジックに決別し、ADAS(Advanced Driver Assistance System:先進運転支援システム)装備の操作系はステアリング内にほぼ集約された。これまたHMIについてはさらなるアイデアを望みたいが、日本仕様においてもレーダークルーズコントロールやアクティブLKAなどの速度上限は世界水準と統一されるなど、機能的な進歩は購入検討上の魅力となるだろう。
(以上引用)
以前から判明していましたが、改めてみると、レーダークルーズコントロール系の操作は、ステアリング右下にあるレバーではなく、「ステアリングスイッチ右側にあるスイッチ」に集約されています。
逆に、オーディオ系の操作スイッチはステアリングスイッチの左側に集約されていますね。
今回のCG記事でのポイントはなんといっても従来、レーダークルーズコントロール(アダプティブクルーズコントロール・・・ACC)の速度上限が100km(実際は115km/h程度)の設定だったのが、それ以上の設定が可能になった(と思われる)ことです。※LKAの制御速度も同時に引き上げられると思われます
新東名高速など、実質上、法定速度以上で交通が流れている場合などに、全車に追従走行する際にもストレスがなくなりそうです。また今後検討されている高速道路上での法定速度の引き上げ(〜120km/h)の際にも障害がなくなりますね。
なお、スペインでの試乗動画では「交通標識認識システム(TSR)」と思われるものがスピードメーター内に表示されているのですが、これが日本仕様にも導入されるのかも一つのポイントと思います。
TSRがスピードメーターやヘッドアップディスプレイに表示されれば、速度制限の切り替わりが瞬時に認識でき、交通マナーが今までよりさらに良くなることは間違いないでしょう。(ちなみに、マツダ・新型CX-5では装備されています)
なお、上記webCG誌の最終ページでは、試乗車の重量が書いてありますね。
http://www.webcg.net/articles/-/35631?page=7
LCはグレード間でも重量差があると思いますが、やっぱり重いですねぇ。
LC500 ・・・車重:1935kg
LC500h・・・車重:1985kg
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私はLC≒SCと受け取りました。
昔々のCGの文章に近い感じで安心して読めました。80年代とかのCGの記事とかは今見返しても面白く読めるのでお薦めです。
また、ご存知でしょうか?
福野礼一郎、沢村慎太郎という自動車評論家がいます。
評論と言うと(福野さんはなんか最近少しブレもありますが)どこぞの誰かのブログと違い、なまくっすさんなら面白く読めると思います。
レクサスが割高なのは事実だと思いますし、ぶっちゃけコストパフォーマンスは悪いと思います。
が、ちゃんと具体的な数値やデータも含めて評価してほしいと思います。プロなんですからねぇ。
競争が激しい自動車評論家の中でも差別化して生き残るためには、圧倒的な自動車に関する知識やスキルが必要だとおもうのですが、いかにインパクトのある記事を書いたり炎上商法で注目をあつめるとこのような表現になるのかもしれませんね。
仮に結果が事実としても、それで生計を立てている方の書き方とは思えず一方、LC500のwebCG記事は私の知りたい情報が、レポートされており、反応してしまいました。
(前車はたんなるつぶやきブログなのでしょうがないのかもしれませんが・・・)
たしかにご両名の方は文書の書き方が確立しているので一つの読み物として見ればいいのかもしれませんが・・・
最近はザックス製のダンパーがもてはやされる傾向があるようですが、トヨタが採用している部品単価を見るとそんなに優れた性能がでているのか疑問に思うこともあります。
でもC-HRは一度乗ってみたいですね。
私はtwitterのリツイートで見ただけなのですが反応してしまいました(汗
インパクトの有る記事をかかなければいけないのは理解できるのですが、構造が物理的に違うのにまったく同じというのはないですよね。
クルマの違いは「乗って0.1秒とか数メートル動かしただけでわかる」という名フレーズもありましたね。
ダンパーの差し替え企画、ぜひお願いしたいものです。
最近の自動車は以前よりさらに加速度的にさまざまな装備も進化しますし、クルマ本来の性能も向上しているように思いますね。LCは今のところなかなか高評価ですし、メーカーが大々的に試乗会を実施するので相当自信があると思われますね。
GSに関しては近々発売のマガジンXで噂になっていたスクープがあるみたいですが、どうなるでしょうか?
そういう記事を書くのは国沢か小沢だと思いますが彼らはコラムニストであり、自動車評論を行った試しがありませんからお気になさらず。
マークXとISが同じとは、、、グレードによっても双方かなり乗り味違いますので味覚障害でしょう。
量産車のダンパーは顧客である自動車メーカーの希望によって仕様決定されるのでザックスだろうがKYBだろうが顧客次第ですよね。
ザックスが営業かけて安値で受注したに過ぎません。
確かに、レクサスとトヨタ車の性能差が縮まっているとは思います。
しかし、ISとマークXの違いを分からないような方が、評論家として飯を食っていけるということに驚きますね。
それだけ、車の走行性能に関して無関心(無知)な方が多く、実用性重視で車を選ぶのが垣間見れます。
某評論家さんはザックスだから良い、カヤバだからダメという判断しかできないのだと思います。
結局はミーハーなんでしょうね。
C-HRやCX-5にカヤバ製ダンパー付けて某評論家さんに試乗させたら面白そうです。
メーカーさんに是非ともお願いしたいです。