しかし、去る2019年9月7日(土)、「GR Garage 東京蒲田」と「GR Garage 東京深川」の2店舗が同時オープンし、全部で4店舗体制になりました。
この度、オープニングイベントが開催されましたので、電車+徒歩で訪問してきました。
店舗は改装され、トヨタの新CIマークが掲げられており、新鮮な感じでした。
今回、特別ゲストとしてスピードスケートの金メダリストで現在はモータースポーツでもご活躍されている清水宏保さんもいらっしゃっていました。
「マットストームグレーメタリック」のGRスープラ、エンジンを吹かしているのが清水さんです。(最後にちょろっと・・・)
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【動画】GR Supra RZ (2019.9.7 GR Garage東京深川)
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今回は、開発担当の多田氏をはじめとするスープラに関するトークショーがメインのイベントでした。
多田氏のお話は数々のカー雑誌、webメディアで広く取り上げられていますので、それほど驚くべき内容のものはありませんでしたが、個人的にはGRスープラの「ボディ剛性」に関する具体的なグラフが印象に残りました。
スープラのボディ剛性はあの「LFAを超えた」というのは割と知られた話と思いますが、今回のプレゼンテーションでは、そのほか「LC500」や「RFC(MC前後は不明)、「86」との比較グラフがありました。
これを見る限りはトヨタの「TNGA」で一番強固なボディ剛性を誇ると思われる「LC500」をも上回っていますので、これが「BMWの凄さ」なのかもしれませんし、トヨタ内製では実現ができなかった領域なのでしょう。(もちろんスポーツカーであるGRスープラとリヤ席をもつGTカー的なラグジュアリーカーであるLCを単純に比較してはいけないのかもしれませんが)
その他、通常のトヨタ車/レクサス車では「雨が降り、クルマから降車する際」、ズボンやスカートがサイドシルで汚れにくいように配慮がされているそうですが、このGRスープラは(BMWと協業ということもあり)その点は考慮していない(そのためサイドシルが太く剛性が高い)という話もなかなか興味深かったです。
最後には短い時間でしたが、質問タイムもありました。
既存のGRスープラに関しては、やはり「マニュアル車」の要望が強いようです。
しかし、開発担当主査の多田氏によると、「まずは乗って欲しい。MTが必要かはその後議論」ということで、ほぼ全域ロックアップするGRスープラのトランスミッションには自信をお持ちのようです。
また、欧州車でおなじみイヤーモデル制をとっていますので、毎年進化することは確実、(その代わり価格アップもあり得る)とのことでした。
まだ一般ユーザーに向けての納車は進んでいないため、具体的な今後の改良内容については言及されませんでしたが・・・・
なお、一番人気の3.0L「RZ」に関しては受注が再開されています。
いったん受注は落ち着いたようですが、年間の生産台数が決まっているため早めのアクションが大事なのはかわらないようです。
https://www.toyota-mobi-tokyo.co.jp/gr_garage#u20190313125418
個人的にはピュアなスポーツカーにはあまり食指が動かないのですが、「86」と同様、毎年定期的に改良を施し、しっかり育てていただきたいのと、「86」、「スープラ」に続くスポーツカー、スポーティーカーをぜひリバイバルさせてほしいですね〜(セリカとか・・・)
なお、多田氏の公演は 2019年9月18日(水)ポートメッセなごやで開催予定の 第2回「オートモーティブ ワールド セミナー」でも聞けるようですね!
https://reed-speaker.jp/Conference/201909/nagoya/top/?id=AUTON
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