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2021年06月16日
BMW K100 復活なるか(4章)"ふにゃふにゃ"なフロントブレーキ
梅雨のじめじめした空気と晴れた時の気温差で、体がだるく気力も損なわれがちです。その上、新コロ助の世間の雰囲気が拍車をかけています。
こんな時は、バイクに乗って10日間ほどツーリングに行きたいものです。
運転中の緊張感と、偶然出会う自然の美しさで体もピリッとしますから。
退職して3年と11.5か月が過ぎました。梅雨が終わる頃には5年目に突入です。
こんな時は、バイクに乗って10日間ほどツーリングに行きたいものです。
運転中の緊張感と、偶然出会う自然の美しさで体もピリッとしますから。
退職して3年と11.5か月が過ぎました。梅雨が終わる頃には5年目に突入です。
今までのあらすじ
陶芸家のDoさんからレストア依頼されたK100ですが、エンジンの3大要素(良い圧縮、良い火花、良い混合気)を確認すべく、セルを回そうとしましたが回らず。
クランキングできないので、何も確認できませんでした。
ご本人の工房へジャンプ(FaceBook)!
燃料ポンプ、スターターモーターブラシ、燃料系ホース交換、メーターの修理、ウォーターポンプ修理を行い機能的には走れるであろ状態になりました。
一方、フロントブレーキですが、現代的なマシンと比べると”ふにゃふにゃ”感がひどく、現実的ではない気がします。
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依頼者のDoさんも、旧車とは言え、もう少し節度があるのではとのご見解。
確かに2ポット×2の4ピストンで、マスターは13Φ設定ですので、ふにゃふにゃ設定とは思いますがちょっとひどいかもしれません。
国産のマシンでは、最低でもΦ14だと思います。
BMW K100
YAMAHA SRX-6(初期型)
どちらのマシンもダブルディスク、対向2ポット キャリパーピストン径38mmです。
何回もエアー抜きをしましたが改善しません。パッドは新品ですし、キャリーパーとピストン、マスターシリンダーはオーバーホール済です。
マスターピストン、シリンダー清掃
オイルタンクのOリング交換
キャリパーピストンもみだし
残り、疑うべきは、ブレーキホースです。
外から見た感じでは何ともなくても、中は酷い状態と言う話を聞いた事もあります。
ダメもとで、ホースをメッシュに変えてみることにしました。
中間の分配ブロックをやめて2本のホースで接続しました。
結果、カッチッと作動するとは言えませんがΦ13なりの感触になりました。
やはり、長年動いていない(古い)マシンのブレーキホースは交換必須ですね。
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2021年06月10日
BMW K100 復活なるか(3章)お漏らし ウォーターポンプダメだね。
梅雨とは思えない良い天気が続いています。
今までの気象データーでは予測のできない気象状況になってきているのでしょうか?
こればっかりは、現在の科学では変えれそうもないので、適応するしかありませんが。
人が作ったもので変えてしまったかもしれない気象、そしてひとが作ったワクチンで人も変わってしまうかもしれませんね。
それも、適応するしかありませんが。
退職して4回目の6月です。今月でまる4年が経過します。
半分近くが、新コロ助と付き合ってると思うと残念ですが、ほぼ想定通りのセカンドライフを送っています。
今までの気象データーでは予測のできない気象状況になってきているのでしょうか?
こればっかりは、現在の科学では変えれそうもないので、適応するしかありませんが。
人が作ったもので変えてしまったかもしれない気象、そしてひとが作ったワクチンで人も変わってしまうかもしれませんね。
それも、適応するしかありませんが。
退職して4回目の6月です。今月でまる4年が経過します。
半分近くが、新コロ助と付き合ってると思うと残念ですが、ほぼ想定通りのセカンドライフを送っています。
今までのあらすじ
陶芸家のDoさんからレストア依頼されたK100ですが、エンジンの3大要素を確認すべく、セルを回そうとしましたが回らず。
クランキングできないので、何も確認できませんでした。
ご本人の工房へジャンプ(FaceBook)!
燃料ポンプ、スターターモーター、燃料系ホース、メーターの修理、交換を行い機能的には走れる様になりました。
見た目は後で直すとして、毎日30分ほどアイドリングさせて様子を見ています。
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ある朝、バイクを置いている場所のエンジンの下に直径3p程のオイル溜りを発見しました。
一晩でこれぐらいです。
この少しづつ漏れる現象は、30年ほど前にこの型式の車両を所有していた時に経験した記憶があります。
ウォーターポンプとオイルポンプの間にあるシールがダメなようです。
両ポンプはエンジンの前下に連結された構造で同軸で駆動され、間にオイルシールとメカニカルシールが入っています。
このシールが壊れると、オイルが出てくる穴が設定されています。
二つのシールを手配して、ポンプ部を分解していきます。
エンジンの下ですから、オイルまみれの砂が固まって、非常に汚い状態です。
随分前から漏れていたようです。
一晩、漬け置きの洗浄剤に漬けておきます。
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エンジン側も綺麗に掃除します。
ポンプの軸を抜いてびっくりしました。
軸がメカニカルシール部で削られたように減っています。
壊れたシールが巻き付いて削ったのでしょうか?
シール類は納品されていますが、このまま組み付ける訳にもいかず、軸の発注となりました。
国内には在庫が無いようで、本国からの取り寄せとなりました。
半月ほど、この状態で放置となりました。
朽ち果てたシールの残骸です。ここまで朽ちたシールは初めて見ました。
全て部品がそろいました。
軸の新旧比較です。
ウォーターポンプの羽も重たい鋳造品からプレス品に交換です。
組み付け完了です。
これで、安心して走れる要素が一つ増えました。
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2021年06月02日
BMW K100 復活なるか(2章)距離計が動かない!
今までのあらすじ
陶芸家のDoさんからレストア依頼されたK100(昭和62年製)です。
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レストア前の確認として『良い圧縮』『良い火花』『良い燃料』の確認を始めましたが、それ以前の課題山積。
セル交換、燃料ポンプ交換、燃料系配管交換を経てやっと3要素の確認、エンジン始動となりました。
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次は、ミッションのチェックです。
チェックと言っても5速までちゃんと切り替わるかの確認と異音の有無です。
これは問題なさそうです。
その時、気づきました。
メーターの距離計が動いていません。
この車両、年式の割には電気仕掛けが多く、後輪のピックアップで車速を拾っています。
センタースタンドを立てて、ギヤ―を入れるとスピードメーターの針は動くのですが距離計が動きません。
悪い癖ですが、メーターの横をコンコンと叩いてみました。
すると!
針が落ちました。
こうなったら分解ですね。
針は挿すだけで直りますが、距離計は重症の様です。
なんだか、下の赤丸部のギヤ―が変です。
歯が欠けているようです。
取り出してみました。
見事に欠けています。それほど大きな力が加わったのでしょうか?
一番左のモーター軸のピニオンギヤ―は芯のみ残して、歯は全くありません。
触っていると、どんどん欠けていきます。
どうやら過負荷による歯飛びではなく、樹脂が劣化しているようです。
ドイツのイメージではないですね。
何とか歯数とモジュール(歯形)を測定してみました。
何か模型用のギヤ―で代用できないかと探してみると、有るもんですね。
さすがにドンピシャの2段ギヤ―はありませんので、ニコイチで作ることにしました。
各ギヤ―を4個手配して思考錯誤の結果、やっと1セット完成です。
2段ギヤ―の接着には、紫外線ボンドを使いました。5秒で固まってくれるので、非常に楽です。
FiberFix 紫外線硬化型補修剤 UVリペアペン 5g GON-UVP2 価格:1,930円 |
本体に組み込んでみました。
何とかなりそうです。
ラバーグリスを塗ってテストです。
動いてくれました。
歯の厚みが少し薄いのが気になりますが、壊れたら今度はもう少しましな物が作れそうです。
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2021年05月28日
二代目 SRX-6 【13】 ユーザー車検にGO!!
梅雨ですね。
これを楽しむにはどうすればよいのでしょうか?
新コロ助の件もありますし、密にはならないガレージでバイクいじりしましょう。
退職して3年と11か月目も終わります。
セカンドライフ計画と大きく乖離する案件は発生していません。
これを楽しむにはどうすればよいのでしょうか?
新コロ助の件もありますし、密にはならないガレージでバイクいじりしましょう。
退職して3年と11か月目も終わります。
セカンドライフ計画と大きく乖離する案件は発生していません。
レストア&プチカスタムが終わったSRXー6です。
梅雨の合間の晴れを狙って、ユーザー車検に行ってきました。
もう、何回も経験しているので問題はありません?はずでしたが・・・・
今までのユーザー車検の記事をここに(↓)まとめています。
ユーザー車検体験記エトセトラ
いつも道りに、前日に臨時運行許可証(仮ナンバー)を借りに市役所へ行きました。
これは問題無し。
もちろん、その前に自賠責25か月に加入します。
赤いシートバッグの中には、何時もの車検セット(工具等)が入っています。
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明朝の検査に向けて、試運転です。
仮ナンバーでは任意保険が付けれないので、新コロ助並みに密には注意です。
この試運転も問題無し。
当日、検査場までの15分の道のりも問題無し。順調、快調です。
書類を提出し、検査ラインへ。
前に大型が、そしてその前に2台のバイクがいます。
何と、この2台が2台とも光軸NGなんです。明らかに業者さんなんですが。
やな予感です。
その前に、なんと! なんと! なんと!!
スピードメーターテストでNGもらってしまいました。
スピーカーから女性の心のこもった(?)声で
「もう一度検査します。40kmでフートスイッチを離してください」の指示。
何時も通りにメーターが40qを超えたあたりでフートスイッチを離してNGだったので、次は上か下かのどちらかでトライです。
頭の中で『どっちにする?どっちにするんだ?』の声が響きます。
ここまで走ってきた感覚でも、そんなにずれているはずはないです。
決めた! 40q手前でスイッチを離すぞ!。
電光掲示版は『〇』でした。
この車両、少し遅めの速度を表示するようです。
次は光軸です。
前の2台のバイクと同様、『』の判定です。
ここでも、心のこもった声で
「もう一度検査します。ライトを上向きにしてください」との指示。
何時も通りに調整しているので、大きく外れているはずはありません。
これも、少しだけハンドルを下げる(下に押す)か、上げる(上に引き上げる)かです。
頭の中で『どっちにする?どっちにするんだ?』の声が再び響きます。
決めた!少し上だ!
結果は、前の2台と同様に『』です。
再検査かなと思ってたら、検査ラインを抜けたところの手動(?)光軸テスターで検査官が測定してくれました。
私からも配光の画面が見えましたが、それほどずれていません。
検査官は『オッケーでーす』との事。
え?ラインの機械は厳しすぎるの?
と思いながら、結果オーライなので検査ラインを後にしました。
無事、ナンバーを発行してもらい今回の車検も終了です。
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2021年05月26日
BMW K100 復活なるか(1章-3) 復活3要素の確認!良い燃料
梅雨ですね。
これを楽しむにはどうすればよいのでしょうか?
新コロ助の件もありますし、密にならないガレージでバイクいじりしましょう。
退職して3年と11か月目も終わります。
これを楽しむにはどうすればよいのでしょうか?
新コロ助の件もありますし、密にならないガレージでバイクいじりしましょう。
退職して3年と11か月目も終わります。
前回のおさらい
陶芸家のDoさんからレストア依頼されたK100ですが、エンジンの3大要素を確認すべく、セルを回そうとしましたが回らず。
クランキングできないので、何も確認できませんでした。
ご本人の工房へジャンプ(FaceBook)!
まず、セルの分解清掃と一部応急処置をして、クランキングはできるようになりました。
その後、各気筒の圧縮圧力測定をして、一安心しました。
燃料ポンプは風化が激しく使い物にならない状態でした。
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今回の報告です。
国内で手配できたポンプ回り一式です。
ポンプだけでなく、マウントやタンク内ホース、フィルターもセットになっているのでありがたいです。
これらの部品を取り付ける前に、タンク内に洗浄液をみたしておきました。
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アルミタンクなので、鉄の様な錆びは無く、ガソリンの乾いたような粘々した汚れでしたので、結構綺麗になりました。
before
after
到着した新品のタンク内臓物を組み立てて、タンクにセットします。
タンクからインジェクションまでとタンクへの戻り配管ホースも新品にしました。
ポンプへの配線(タンク外カプラー)までは、電圧が来ている事を確認済です。
この電圧は、イグニッションON後にセルボタンを押すことで通電します。
全てのホース、ホースクランプを確認して、ガソリンを入れました。
始動するでしょうか!?
何年間かのブランクを経て、エンジン始動です。
始動動画です(↓クリック)
ブランク期間に燃焼エリアに入り込んだオイルと、クランキング確認の為に直接燃焼室に入れたエンジンオイルが燃えて、猛烈な白煙です。
しばらくすると白煙はほとんど出なくなりましたが、再始動時や空ぶかし時には白煙が少し出ます。
オイル上がり、下がりが心配ですがしばらく様子見としました。
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