2021年06月23日
BMW K100 復活なるか(5章)引きずりのリヤブレーキ
梅雨の合間の晴れも、今日明日までの様です。来週は一週間雨の予報です。
そんな時は、バイクの掃除と工具のメンテナンスをしましょう。
工具箱も綺麗にしてあげようかな。
退職して3年と12か月が終わります。
4年たつと社友も随分変わったでしょうね。
私は、ほぼ計画通りのセカンドライフを送っています。
そんな時は、バイクの掃除と工具のメンテナンスをしましょう。
工具箱も綺麗にしてあげようかな。
退職して3年と12か月が終わります。
4年たつと社友も随分変わったでしょうね。
私は、ほぼ計画通りのセカンドライフを送っています。
今までのあらすじ
陶芸家のDoさんからレストア依頼されたK100ですが、エンジンの3大要素を確認すべく、セルを回そうとしましたが回らず。
クランキングできないので、何も確認できませんでした。
ご本人の工房へジャンプ(FaceBook)!
燃料ポンプ、スターターモーターブラシ、燃料系ホース交換、メーターの修理、ウォーターポンプ修理,
ブレーキの整備を行い機能的には走れるであろ状態になりました。
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リヤ―ブレーキですが、冷えている時は問題無く作動しますが、センタースタンドを立てた状態でエンジンを始動し、後輪を空転させるとディスクの温度が上昇して、引きずり状態になります。
冷えると引きずりは解消します。
(後で考えてみると、冷えていてもポンピング毎に引きずり方向へ行っていたはずです。)
前のブログで紹介しましたフロントブレーキと同様に、マスターシリンダー、キャリパーのオーバーホールはしっかりやったつもりです。
何回もバラしては清掃し、エアー抜きを繰り返しましたが改善しませんでした。
一番怪しいキャリパーのピストンは、指で押せば簡単に動くほどスムーズです。
冷静になって考えてみました。
が、分かりません。
ふと、半分ほど出ていたキャリパーピストンを引っ込まそうと、両方のパッドを同時に開こうとしましたがびくともしません。
今までは、片方のパッドを押すと、押されたオイルが反対側のピストンを押してスムーズに動いていると思っていました。これはこれで間違っていません。
両方のピストンが押されるとオイルの行き場が無く、びくともしない訳です。
やっと気が付きました。
原因はマスターシリンダーのリリーフポート(下図赤〇)が詰まっている!
少しの引きずりで温度が上昇し、オイルが膨張することによって、さらに引きずりが増すと言う現象から見ても、辻褄が合います。マスターとキャリパー間の圧力が上がってもオイルが逃げないわけですから、引きずりますね。
とは言っても、直径13mmの筒の中の4p程中にある2mmに満たない横穴は覗けません。
悩んだ結果、第一の作戦としてキャブクリーナーに漬け置くことにしました。
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翌日、何とかこのリリーフ穴を確認したく、特殊工具を製作してみました。
直径13mmの縦穴に入る寸法で、横穴を突ける道具です。
材料は、小さなマイナスドライバーと、キャブレターの穴を掃除する為の針金状の物です。
詰まりを解消することを考えれば、細くて硬い物が必要でした。
デイトナ DAYTONA 75252 キャブレター用ピンクリーナー 価格:920円 |
この工具で問題の横穴を突いて見ましたら、やはり詰まっていました。
少しずつゴリゴリと削る感じで動かしていると、何とか開通したようです。一晩のキャブクリーナーへの漬け置きも効いていたのでしょう。
車体に実装しても、引きずりの問題は出ませんでした。
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