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2021年07月20日
BMW K100 復活なるか(8章)第2の人生(車生?)開始
梅雨が明けました。
急に暑い日が訪れ、バイクに乗るのも気合がいります。
新コロ助も感染者は多いものの、重症は増えていないようです。
やっと、普通の生活の始まりでしょうか。
退職して4年と1か月です。
平穏にバイク三昧の生活を送っています。
急に暑い日が訪れ、バイクに乗るのも気合がいります。
新コロ助も感染者は多いものの、重症は増えていないようです。
やっと、普通の生活の始まりでしょうか。
退職して4年と1か月です。
平穏にバイク三昧の生活を送っています。
今までのあらすじ
陶芸家のDoさんからレストア依頼されたK100ですが、エンジンの3大要素を確認すべく、セルを回そうとしましたが回らず。
クランキングできないので、何も確認できませんでした。
ご本人の工房へジャンプ(FaceBook)!
燃料ポンプ、スターターモーターブラシ、燃料ポンプのホース交換、メーターの修理、ウォーターポンプ修理、ブレーキ系整備、その他もろもろを行いご本人のし好に合わせたモデファイを終わらせました。
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車検も無事クリアして、試運転を行いました。
初日は30q程度で、イザと言う時にJAFの無料搬送ができる範囲です。
和邇漁港にて
何時もの短距離テストコースを流します。今まで数年間不動の状態でしたので、目覚める様に軽く走ってみました。
少しハンドルが軽すぎるかなと思う程度で快調です。帰宅後にステムボルトを増し締めしました。
気にしていたオイルによる白煙もありません。
翌々日、今度は意地悪テスト的に試しながら100qほど走りました。
これも、いつもの長距離試走コースです。
渋滞、自動車専用道路、ワインディングそして急加速、急停止など試してみます。
白髭神社にて鳥居は湖の中です。
マディソン郡の橋にて(工事中の安曇川大橋)
絶好調な走りです。
30年ほど前に同じマシンに乗っていた感覚を思い出します。
高回転までフラットなエンジン、ニュートラルなコーナーリング、疲れない乗車姿勢。
とても古いマシンとは思えません。
走行後の増し締め点検を行い、Doさんのアトリエへ最後の試走です。
私のバイクアトリエからは40qほどです。
琵琶湖と瀬田川の境界にて
3か月近く我が家にいたマシンです。
多少の寂しさを感じながら、お別れです。
またツーリングで会いましょう。
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2021年07月10日
BMW K100 復活なるか(7章) 車検&構造変更
もう少しで梅雨も終わるでしょう。
また、暑い夏がやってきますね。ライダーには受難の季節です。
冬は着こんだり、温熱装置が色々ありますので対策できますが、夏はどうしようも無いです。
ガレージに籠っても暑い。
退職して5年目に突入しました。バイクと言う趣味でつながっている友人や、趣味を通じて新たに知り合った人とバイクライフを楽しんでいます。
また、暑い夏がやってきますね。ライダーには受難の季節です。
冬は着こんだり、温熱装置が色々ありますので対策できますが、夏はどうしようも無いです。
ガレージに籠っても暑い。
退職して5年目に突入しました。バイクと言う趣味でつながっている友人や、趣味を通じて新たに知り合った人とバイクライフを楽しんでいます。
今までのあらすじ
陶芸家のDoさんからレストア依頼されたK100ですが、エンジンの3大要素を確認すべく、セルを回そうとしましたが回らず。
クランキングできないので、何も確認できませんでした。
ご本人の工房へジャンプ(FaceBook)!
燃料ポンプ、スターターモーターブラシ、燃料ポンプ、ホース交換、メーターの修理、ウォーターポンプ修理、ブレーキ系整備を行い機能的には走れるであろ状態になりました。
ビキニカウル取り付け、ハンドル変更をして車検に望みます。
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この車両、もともとK100RSです。
K100LTほどではありませんが、それなりに大きなカウルの付いたマシンです。
そのカウルを撤去して、丸目のヘッドライトとビキニカウルを付けています。もちろん、Doさんの好みのスタイルにしたわけです。
ちなみに、もとのカウルはこれです。
ハンドルは幅の広い物にしましたので、幅方向はオリジナルの車両寸法マイナス20oです。これは、±20oの許容範囲です。
高さですが、後付けのカウルの高さが低くマイナス60oで許容値±40oに入っていません。
多分、構造変更が必要であろうと思いながら車検に臨みました。
出発前に光軸調整をします。
調整の方法は、ここ(クリック)に記載しています。
ヘッドライトはSR400(SRX400と同じ)の物を使っています。
今まで、何台もの光軸調整をしましたが、私的には調整のしやすい構造と配光のライトです。
上の写真の赤線上と下の間が明るくなっている範囲です。
赤線中央がその範囲の高さ方向の中心付近です。
青い線は、車両のヘッドライトの高さ方向の中心です。
ほぼほぼ前出の光軸調整方法に合致しています。
今回は雨天の為、Doさんのトランポ(仕事車)に積んで車検場に向かいます。
検査ライン使用料の支払いの時に構造変更費用は必要か聞いてみましたが、新規(中古)検査の場合は、検査ライン使用料に含まれているそうです。
さて、いよいよ検査ラインに入ります。
Doさん撮影
制動、スピードメーターは問題無く通過。
いよいよ難関の光軸です。
何時も通り、測定器が右から入ってきます。そして、生き物が光を探している様に上昇したり首を振ったりします。
何回やっても緊張しますね!
電光掲示板に表示された結果は「〇」です。
調整は完了しているものの「良かった!」と思いました。
次は計測です。
補器の動作確認をした後に、寸法をメジャーで測ります。
案の定、高さは構造変更となりました。
次に、検査官から初めての経験の指示が出ました。
「重量測るから、この上に乗って〜、ドライバーさんは範囲から出て〜」との事。
写真は取れませんでしたので、イメージ図です。
まず、前輪のみで測定。
続けて、前後輪乗せて測定。
検査はこれでおしまいです。
検査ラインの部屋で待っていると構造変更された寸法と重量が記載された書類をいただけました。
高さマイナス60o、重量マイナス20sでした(ダイエットですね)。
後は事務処理とナンバーの受け取りで無事終了です。
今まで、何回もユーザー車検をしてきましたが構造変更の経験は初めてでした。
良い経験が出来ました。
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2021年07月01日
BMW K100 復活なるか(6章)ハンドル交換の落とし穴
退職して丸々4年が過ぎ5年目に突入しました。
新コロ助の中ですが、相変わらずツーリングとバイクいじりで過ごしています。
新コロ助の中ですが、相変わらずツーリングとバイクいじりで過ごしています。
今までのあらすじ
陶芸家のDoさんからレストア依頼されたK100ですが、エンジンの3大要素を確認すべく、セルを回そうとしましたが回らず。
クランキングできないので、何も確認できませんでした。
ご本人の工房へジャンプ(FaceBook)!
燃料ポンプ、スターターモーターブラシ、燃料系ホース交換、メーターの修理、ウォーターポンプ修理ブレーキ系整備を行い機能的には走れるであろ状態になりました。
塗装も終わりました(塗装編は後日)。
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依頼者(Doさん)がハンドルを交換したいということで、ハリケーンの汎用ハンドルを買って持ってこられました。
標準的な22o(外径)の物です。
バイクに乗り始めて四十数年、ハンドル径の種類は3種類と思い込んでいました。
1インチ(25,4mm)、7/8インチ(22.2mm)、そしてクランプ部が1インチで
グリップ部が7/8インチの3種類です。
ある意味、これで正解だとは思いますが、今回は通用しませんでした。
K100のハンドルは、通称は22mmで良いのでしょうが、正確に測定すると
21.95mmなのです。
これ自体は問題無いのですが、クラッチ側もアクセル側もホルダーの穴が
22.05mmなのです。そして、ハリケーンの汎用ハンドル径は22.2mmです。
測定上の数値なので、無理すれば入るかなと思い力ずくで押し込んだら、ホルダーが割れてしまいました。
仕方がないので、代替品を手配しました。
しかし、ハンドルは交換したいです。
結局、ハンドルバー側を0.15mmを目標に削りました。
グラインダーにディスクペーパーを付けてノギスで測りながら削りました。
TRUSCO(トラスコ)ディスクグラインダー用 ディスクペーパー 粒度100 10枚入 価格:1,482円 |
写真上が両サイドを削った物で、下が純正です。
削ると言っても、直径で0.15mmですので、片側0.075mmです。研磨レベルですね。
部品寸法へのこだわりは感じますが、この部位にこの精度が必要ですか?BMWさん?
ホルダー追加購入という、無駄なお金を使ってしまいました。
幅が広く、高さが高いハンドルになりました。
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2021年06月23日
BMW K100 復活なるか(5章)引きずりのリヤブレーキ
梅雨の合間の晴れも、今日明日までの様です。来週は一週間雨の予報です。
そんな時は、バイクの掃除と工具のメンテナンスをしましょう。
工具箱も綺麗にしてあげようかな。
退職して3年と12か月が終わります。
4年たつと社友も随分変わったでしょうね。
私は、ほぼ計画通りのセカンドライフを送っています。
そんな時は、バイクの掃除と工具のメンテナンスをしましょう。
工具箱も綺麗にしてあげようかな。
退職して3年と12か月が終わります。
4年たつと社友も随分変わったでしょうね。
私は、ほぼ計画通りのセカンドライフを送っています。
今までのあらすじ
陶芸家のDoさんからレストア依頼されたK100ですが、エンジンの3大要素を確認すべく、セルを回そうとしましたが回らず。
クランキングできないので、何も確認できませんでした。
ご本人の工房へジャンプ(FaceBook)!
燃料ポンプ、スターターモーターブラシ、燃料系ホース交換、メーターの修理、ウォーターポンプ修理,
ブレーキの整備を行い機能的には走れるであろ状態になりました。
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リヤ―ブレーキですが、冷えている時は問題無く作動しますが、センタースタンドを立てた状態でエンジンを始動し、後輪を空転させるとディスクの温度が上昇して、引きずり状態になります。
冷えると引きずりは解消します。
(後で考えてみると、冷えていてもポンピング毎に引きずり方向へ行っていたはずです。)
前のブログで紹介しましたフロントブレーキと同様に、マスターシリンダー、キャリパーのオーバーホールはしっかりやったつもりです。
何回もバラしては清掃し、エアー抜きを繰り返しましたが改善しませんでした。
一番怪しいキャリパーのピストンは、指で押せば簡単に動くほどスムーズです。
冷静になって考えてみました。
が、分かりません。
ふと、半分ほど出ていたキャリパーピストンを引っ込まそうと、両方のパッドを同時に開こうとしましたがびくともしません。
今までは、片方のパッドを押すと、押されたオイルが反対側のピストンを押してスムーズに動いていると思っていました。これはこれで間違っていません。
両方のピストンが押されるとオイルの行き場が無く、びくともしない訳です。
やっと気が付きました。
原因はマスターシリンダーのリリーフポート(下図赤〇)が詰まっている!
少しの引きずりで温度が上昇し、オイルが膨張することによって、さらに引きずりが増すと言う現象から見ても、辻褄が合います。マスターとキャリパー間の圧力が上がってもオイルが逃げないわけですから、引きずりますね。
とは言っても、直径13mmの筒の中の4p程中にある2mmに満たない横穴は覗けません。
悩んだ結果、第一の作戦としてキャブクリーナーに漬け置くことにしました。
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翌日、何とかこのリリーフ穴を確認したく、特殊工具を製作してみました。
直径13mmの縦穴に入る寸法で、横穴を突ける道具です。
材料は、小さなマイナスドライバーと、キャブレターの穴を掃除する為の針金状の物です。
詰まりを解消することを考えれば、細くて硬い物が必要でした。
デイトナ DAYTONA 75252 キャブレター用ピンクリーナー 価格:920円 |
この工具で問題の横穴を突いて見ましたら、やはり詰まっていました。
少しずつゴリゴリと削る感じで動かしていると、何とか開通したようです。一晩のキャブクリーナーへの漬け置きも効いていたのでしょう。
車体に実装しても、引きずりの問題は出ませんでした。
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2021年06月16日
BMW K100 復活なるか(4章)"ふにゃふにゃ"なフロントブレーキ
梅雨のじめじめした空気と晴れた時の気温差で、体がだるく気力も損なわれがちです。その上、新コロ助の世間の雰囲気が拍車をかけています。
こんな時は、バイクに乗って10日間ほどツーリングに行きたいものです。
運転中の緊張感と、偶然出会う自然の美しさで体もピリッとしますから。
退職して3年と11.5か月が過ぎました。梅雨が終わる頃には5年目に突入です。
こんな時は、バイクに乗って10日間ほどツーリングに行きたいものです。
運転中の緊張感と、偶然出会う自然の美しさで体もピリッとしますから。
退職して3年と11.5か月が過ぎました。梅雨が終わる頃には5年目に突入です。
今までのあらすじ
陶芸家のDoさんからレストア依頼されたK100ですが、エンジンの3大要素(良い圧縮、良い火花、良い混合気)を確認すべく、セルを回そうとしましたが回らず。
クランキングできないので、何も確認できませんでした。
ご本人の工房へジャンプ(FaceBook)!
燃料ポンプ、スターターモーターブラシ、燃料系ホース交換、メーターの修理、ウォーターポンプ修理を行い機能的には走れるであろ状態になりました。
一方、フロントブレーキですが、現代的なマシンと比べると”ふにゃふにゃ”感がひどく、現実的ではない気がします。
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依頼者のDoさんも、旧車とは言え、もう少し節度があるのではとのご見解。
確かに2ポット×2の4ピストンで、マスターは13Φ設定ですので、ふにゃふにゃ設定とは思いますがちょっとひどいかもしれません。
国産のマシンでは、最低でもΦ14だと思います。
BMW K100
YAMAHA SRX-6(初期型)
どちらのマシンもダブルディスク、対向2ポット キャリパーピストン径38mmです。
何回もエアー抜きをしましたが改善しません。パッドは新品ですし、キャリーパーとピストン、マスターシリンダーはオーバーホール済です。
マスターピストン、シリンダー清掃
オイルタンクのOリング交換
キャリパーピストンもみだし
残り、疑うべきは、ブレーキホースです。
外から見た感じでは何ともなくても、中は酷い状態と言う話を聞いた事もあります。
ダメもとで、ホースをメッシュに変えてみることにしました。
中間の分配ブロックをやめて2本のホースで接続しました。
結果、カッチッと作動するとは言えませんがΦ13なりの感触になりました。
やはり、長年動いていない(古い)マシンのブレーキホースは交換必須ですね。
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