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2023年01月19日
VTR1000F レストア【16】フロントサスの動きが渋い!
年が明けて、2023年となりましが、あっという間に1月も半分が過ぎ去り1年の24分の1が終わりました。早すぎます。心が追従してません。
退職して6回目の新年を迎えました。
ツーリング、バイクいじりでセカンドライフを満喫中です。
退職して6回目の新年を迎えました。
ツーリング、バイクいじりでセカンドライフを満喫中です。
今回のお題はコレ!
フロントサスの動きが渋い!
ずっと以前から、触ってみたい、乗ってみたいと思っていたマシンを格安で入手しました。
ただし不動です。
このシリーズ、書き始めは同じです。序文を飛ばしたい方は、中ほどの<本題>へ早送りしてください。
我が家に到着した時の状態(外観)です。
見た目は、日焼けしていますがすぐにでも走りそうな感じです。
不動と書きましたが、出品者の話ではエンジン実働で異音との事でした。あたかも、直近まで走っていたような雰囲気でした。
車検は15か月残っています。
安価で落札できましたし、出品者さんがトランポで安く運んでいただけました。
購入前にいろいろとググってみますと、カムチェーンテンショナーの不良(固着)によるテンション不足での異音が多数報告されています。
原因はこれだろうと考えていました。
購入後5か月が経過した現在、調子よく走っています。
が、エンジンだけの整備には終わらず、結局さみだれ的な全バラシしてのレストアとなりました。
私の好みに合わせるチューニングと合わせて、その実施事項を順を追って報告させていただきます。
車検残あり、エンジン実働との言葉で当初から全バラせずとりあえず走るようにしたことで、遠回りをしました。試走すればするほど不具合を感じ、都度オーバーホールを重ねました。
振り返ってみると、初めから全バラでオーバーホール、整備をした方が楽でした。
では、振り返りを兼ねて以下の順(実際の作業順)に紹介していきます。
1)プロローグ(掲載済)
2)前シリンダーの圧縮が無い(掲載済)
3)キャブのダイヤフラムが破れてる!(掲載済)
4)ブレーキ清掃(掲載済)
5)ハンドルスイッチ交換(掲載済)
6)色褪せた外装の塗装(1)(掲載済)
7)冷却水リザーバータンクから漏れてる!(掲載済)
8)サーモスタッド点検(掲載済)
9)ニュートラルランプが不安定!(掲載済)
10)水温計と水温の関係(8と統合済)
11)整備用スタンド製作(掲載済)
12)ガソリン漏れてる?!(掲載済)
13)発電してない?!(掲載済)
14)ハンドル45mmアップ(掲載済)
15)ステアリングに違和感!(掲載済)
16)フロントサスの動きが渋い!(本日のお題)
17)エンジンのリアクションが強すぎ!(後日掲載)
18)リヤサスの動きが渋い!(後日掲載)
19)まだエンジンのリアクションが強い!(後日掲載)
20)排気音が寂しい!(後日掲載)
21)キャブレター調整再び(後日掲載)
22)色褪せた外装の塗装(2)(後日掲載)
以上のメニューになります。
各ブログの序文は同じ文章となりますので、本題からお読みくだされば幸いです。
<本題>
さて、本日の内容です。
車両が到着して一応の点検を済ませました。
本日のお題のフロントサスもオイル漏れも無く、ありがちなオイルシールストッパーリングの腐食(錆び)も無くて、見た目は良い状態でした。
左側
右側
『エンジンの調子が悪くなる(悪くした?)まで、問題無く走っていた車両です』という売主の言葉もありましたので、フロントフォークは問題無しと判断しましたが、
これまた「大間違!」でした。
走行してみると、どうもフロントサスの動きが硬い感じがします。
ある程度の速度でギャップを超えると、突き上げが腕まで伝わりアクセル開度が変わってしまうほどのショックを受けます。
私の乗車姿勢が、腕の力が入りすぎなのかもしれませんが・・・・・・。
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しかし、いくら90年代の車両といえども、これはおかしい!
と確信しました。
上記の写真の様に、オイルシール回りは交換されて間もない感じなんですが。
結局ここもオーバーホール、点検となりました。
とは言え、対策できる事は、部品交換では上下のスライドカラーの交換、清掃では分解した部分を灯油洗浄して、新しいフォークオイルを入れる事ぐらいですね。
結局、写真の赤丸部分の部品を交換しました。
オイルシールとボトムボルト&パッキンは、分解ついでなので交換しました。
フォークオイルは#10番で規定量の注入です。
【即納】 ホンダ純正 フォークオイル ウルトラCO スペシャル3 SAE-10W 1L 08292-99901 JP店 価格:2,845円 |
純正オイルの必要性はあまり感じていませんが、無難な所を選びました。
さて、試走です。
このマシン、プリロードと減衰を調整できます。
ポケットに適合サイズのスパナを忍ばせて走りましたが、標準の設定で不満はありませんでした。
と言うよりも、メンテナンス前の状態がひどかった為でしょうか、少し固めではありますがスムーズにしなやかに動いてくれます。
やはり、メンテナンスは重要ですね。
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2023年01月04日
VTR1000F レストア【15】ステアリングに違和感!海外製ベアリング?
年が明けて、2023年となりました。今年もバイクいじりとツーリング、合い間に家事と切磋琢磨したいと思います。
退職して6回目の新年を迎えました。
今年もツーリング、バイクいじりでセカンドライフを満喫します。
退職して6回目の新年を迎えました。
今年もツーリング、バイクいじりでセカンドライフを満喫します。
今回のお題はコレ!
ステアリングに違和感!
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ずっと以前から、触ってみたい、乗ってみたいと思っていたマシンを格安で入手しました。
ただし不動です。
このシリーズ、書き始めは同じです。序文を飛ばしたい方は、中ほどの<本題>へ早送りしてください。
我が家に到着した時の状態(外観)です。
見た目は、日焼けしていますがすぐにでも走りそうな感じです。
不動と書きましたが、出品者の話ではエンジン実働で異音との事でした。あたかも、直近まで走っていたような雰囲気でした。
車検は15か月残っています。
安価で落札できましたし、出品者さんがトランポで安く運んでいただけました。
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車検残あり、エンジン実働との言葉で当初から全バラせずとりあえず走るようにしたことで、遠回りをしました。試走すればするほど不具合を感じ、都度オーバーホールを重ねました。
振り返ってみると、初めから全バラでオーバーホール、整備をした方が楽でした。
では、振り返りを兼ねて以下の順(実際の作業順)に紹介していきます。
1)プロローグ(掲載済)
2)前シリンダーの圧縮が無い(掲載済)
3)キャブのダイヤフラムが破れてる!(掲載済)
4)ブレーキ清掃(掲載済)
5)ハンドルスイッチ交換(掲載済)
6)色褪せた外装の塗装(1)(掲載済)
7)冷却水リザーバータンクから漏れてる!(掲載済)
8)サーモスタッド点検(掲載済)
9)ニュートラルランプが不安定!(掲載済)
10)水温計と水温の関係(8と統合済)
11)整備用スタンド製作(掲載済)
12)ガソリン漏れてる?!(掲載済)
13)発電してない?!(掲載済)
14)ハンドル45mmアップ(掲載済)
15)ステアリングに違和感!(本日のお題)
16)フロントサスの動きが渋い!(後日掲載)
17)エンジンのリアクションが強すぎ!(後日掲載)
18)リヤサスの動きが渋い!(後日掲載)
19)まだエンジンのリアクションが強い!(後日掲載)
20)排気音が寂しい!(後日掲載)
21)キャブレター調整再び(後日掲載)
22)色褪せた外装の塗装(2)(後日掲載)
以上のメニューになります。
各ブログの序文は同じ文章となりますので、本題からお読みくだされば幸いです。
<本題>
さて、本日の内容です。
冒頭より申し上げております様に、ステアリングに違和感があります。
ベアリングに傷が入って、カクンカクンとなるのではありません。
動きが渋い(重い)のです。
ステムナットを緩めるとガタが出ます。
分解、オーバーホールとなりました。
外したベアリングがコレ(↓)です。
左がアッパー、右がロアーです。
大陸製のベアリングですね(純正ではありません)。
上下とも、外輪、内輪や玉には異常はないようです。
よく見ると、ロアー側の玉保持器に削れたような傷が多数入っています。
削れた粉もあります。
アウターレースと保持器が干渉していた様です。
緩めるとガタが出て、締め込むと重くなったのはこれが原因の様です。
アッパーもロアも交換しますが、信頼の日本製(koyo)にしました。
取り寄せてみると、アッパー側は玉の数も異なりました。
左が日本製でボール14個、右は大陸製で12個です。
12個が良いのか悪いのかは不明ですが・・・・・。
型式は
SAC 2547-2
SAC 3055-1
です。
フレーム側も入れ替えて、交換終了です。
ベアリングの打ち込みには、専用工具を使いました。
AP ベアリングレース&シールドライバーセット【ベアリングレース シールドライバー】【ベアリング打ち込み シール打ち込み】【アストロプロダクツ】 価格:3,685円 |
車体へ組み付けが完了して、試運転結果は問題無しでした。
しばらく走ってから増し締めしようと思います。
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