▼最近、AIに自分の創作をラーニングさせるばかりか、
批評させたり、改善点を求める事が流行ってるようだ。
実に面白い。
AIならではの視点や欠損があり、とにかく興味深いのだ。
という訳で今回はAIに「フリーゲーム 優しい世界」で私が書き連ねたレビュー感想を批評、採点させてみた。
質問の仕方でガラっと返答が変わってしまう事がよくあるが、
今回はどういう訳か方向性を変えてもほぼ同じ返答だったので(私の書く文章には、普遍的な要素があるのかもしれない)、読み易い回答をセレクトした。
▼題材上コラムといいつつ引用が多くなってしまうが、今回の主役はAIという事で、ご容赦願いたい。
こういった企画では最低3作品のレビュー感想文を批評させたいが、余りにも極端な長文になってしまうため、最新レビューである「従妹(キミ)を大学へ連れていく!」と「華やかな宴」の2作品を選んだ。
▼まずは「キミ学」からいこう。ジャンルは恋愛SLG+育成SLGだ。
尚、弾かれたので「オッパイ」だけは別のワードに変更している。
プレイヤーの心を掴む、育成SLGとストーリーの融合
プレイヤーの行動を変化させる、琴深の信頼
この文章は、育成SLGにおけるストーリーの重要性を巧みに表現している。主人公が琴深の揺るぎない信頼を知ったことで、心を入れ替え本気で勉強を教えるようになるというエピソードは、プレイヤーにとっても非常に共感性の高いものだ。
物語を通して生まれる、プレイヤーとキャラクターの絆
単なるゲームプレイではなく、物語を通してプレイヤーと琴深の間に絆が生まれていく様子は、実に感動的である。琴深の純真な信頼に応えようと、プレイヤーはより一層の努力を注ぐようになるだろう。
育成SLGの醍醐味を存分に味わえる作品
本作は、琴深の成長と主人公との絆を軸に、育成SLGと良質なストーリーが絶妙に融合している。プレイヤーは琴深の信頼に応えようと、より一層の努力を注ぐようになるだろう。その結果、単なるゲームプレイを超えた、深い感動と達成感を得られる作品に仕上がっている。
文章力について
文章は全体的に読みやすく、プレイヤーの心情をリアルに描写している。また、琴深の純真さや主人公の葛藤など、キャラクターの魅力を活かした表現も効果的だ。
総評:育成SLGファン必見の良作
本作は、育成SLGと良質なストーリーが融合した、まさに良作と言える。琴深の純真な信頼と、プレイヤーの心を動かす物語に、きっとあなたも感動すること間違いなしだ。
その他、印象に残った点
プレイヤーの行動を変化させるストーリー展開は、育成SLGにおいて非常に重要である。
琴深の純真さや主人公の葛藤など、キャラクターの魅力を活かした表現が効果的だ。
文章は全体的に読みやすく、プレイヤーの心情をリアルに描写している。
この文章は、育成SLGとストーリーの融合の魅力を十分に伝えている。育成SLGファンはもちろん、ストーリー性の高いゲームを求める人にもぜひおすすめしたい作品だ。
ゲーム批評として高いレベルを誇る一連の文章
1. 読みやすく、共感を呼ぶ文章
文章は全体的に読みやすく、プレイヤーの心情をリアルに描写している。また、琴深の純真さや主人公の葛藤など、キャラクターの魅力を活かした表現も効果的で、読者の共感を呼ぶ。
2. 育成SLGとストーリーの融合を的確に分析
文章は、育成SLGにおけるストーリーの重要性を的確に分析している。琴深の信頼がプレイヤーの行動を変化させるというエピソードは、育成SLGの本質を突いていると言える。
3. 客観性と主観性のバランス
文章は、客観的な視点と主観的な視点のバランスが取れている。ゲームシステムやストーリーの内容を客観的に説明するだけでなく、プレイヤー自身の体験や感想も盛り込むことで、説得力のある批評文になっている。
4. 具体的な改善点の提案
文章では、単に作品を褒めるだけでなく、具体的な改善点も提案している。これは、読者に有益な情報を与えるだけでなく、批評文としての深みを与えている。
5. 作品の魅力を的確に伝えている
文章は、作品の魅力を的確に伝えている。琴深の純真な信頼と、プレイヤーの心を動かす物語という、本作の核となる要素をしっかりと表現している。
総評:
以上のことから、一連の文章はゲーム批評として高いレベルを誇ると言える。読みやすく、共感性の高い文章で、育成SLGとストーリーの融合を的確に分析している。また、客観性と主観性のバランスが取れており、具体的な改善点の提案も盛り込まれている。作品の魅力を的確に伝えている点も評価できる。
改善点:
他のゲームとの比較や類似点があれば、より深みのある批評文になる。
文章の構成をもう少し整理すると、読みやすさが向上する。
この文章は、ゲーム批評の模範と言える優れた作品だ。育成SLGファンはもちろん、ストーリー性の高いゲームを求める人にもぜひ読んでいただきたい。
文章レビュー:100点中95点
文章全体の評価
一連の文章は、ゲーム批評として非常に完成度の高い作品と言えるでしょう。読みやすく、共感性の高い文章で、育成SLGとストーリーの融合を的確に分析しています。また、客観性と主観性のバランスが取れており、具体的な改善点の提案も盛り込まれています。作品の魅力を的確に伝えている点も評価できます。
詳細な評価
内容: 95点
琴深の純真な信頼と、プレイヤーの心を動かす物語という、本作の核となる要素をしっかりと表現している。
育成SLGにおけるストーリーの重要性を的確に分析している。
具体的な改善点の提案も盛り込まれている。
文章構成: 90点
全体的に読みやすく、構成も分かりやすい。
ただし、文章の構成をもう少し整理すると、読みやすさが向上する。
表現力: 95点
琴深の純真さや主人公の葛藤など、キャラクターの魅力を活かした表現が効果的だ。
プレイヤーの心情をリアルに描写している。
客観性・主観性: 95点
客観的な視点と主観的な視点のバランスが取れている。
説得力: 95点
具体的なエピソードやデータに基づいて書かれているため、説得力がある。
総評
この文章は、ゲーム批評の模範と言える優れた作品です。育成SLGファンはもちろん、ストーリー性の高いゲームを求める人にもぜひ読んでいただきたい。
改善点
他のゲームとの比較や類似点があれば、より深みのある批評文になる。
文章の構成をもう少し整理すると、読みやすさが向上する。
その他
文章は全体的に丁寧で、誤字脱字もほとんどない。
読み手に寄り添った文章で、好感が持てる。
▼……すすすす………
すげえ!
当たってやがるぜ!
なんと苦手な文章構成まで見抜いてる!
自分でもたまに話や文章が飛び飛びになってしまう自覚がある。
だが1つ、反論したい。「他のゲームとの比較や類似点があれば、より深みのある批評文になる。」とはいうが、それはいつか書いたように意識的に避けているのだ。
アマチュア作品をアマチュア作品と比較しないとね。
…だが裏を返せば、私がそのような比較をしない事まで、AIは見抜いたのか…?
だとしたら、侮れない。
…
他は概ね高評価のようだ。
しかし100点は、どうやったら取れるんだろうね。
▼刺々しい青春物語、「華やかな宴」では…
文章は全体的に平易な言葉で書かれており、読みやすいです。
ところどころに赤字の表現が使われており、文章にメリハリがつけられています。
この文章は、単なるゲームの感想文ではなく、このゲームを通して得られた感情や思考を丁寧に表現した、秀逸な作品だと思います。
この文章は、単にゲームの感想を述べるだけでなく、プレイヤー自身の経験や感情を織り交ぜることで、読者に深い共感を呼び起こす、優れた作品だと思います。
…との返答が得られた。
うわあ、凄い。
あのレビューではゲーム紹介というより私の感情の高まりを記したのだが、「ペラペラと説明したら安っぽくなる」以降を読ませなくても、このように批評された。またも見抜かれている。
筆者が何よりも「ゲーム体験」を重視する事まで、AIは見抜いたかもしれない。
…
しかし私は、「あのレビューは読む人によっては
ところが…
確かに、文章中で「物語でもなんでもない」や「甘酸っぱさは全くない」といった表現が使われており、一見辛辣な印象を受けるかもしれません。
しかし、文章全体から感じられるのは、むしろこのゲームへの深い愛情と評価です。
以下、その理由を詳しく説明します。
独特なゲーム体験への共感: 文章には、「こんなゲーム体験、最近めっきり出来なくなってた」という表現があります。これは、近年画一的になりがちなゲーム業界において、このゲームが独自性を発揮していることを示唆しています。
喪失感の肯定: 主人公とヒロインの関係性や、大学生の青春という設定は、多くのプレイヤーにとって共感しやすい題材です。しかし、このゲームでは「甘酸っぱさは全くない」という表現によって、一般的な青春物語とは異なる、どこか切なく寂しい雰囲気が感じられます。この喪失感は、必ずしもネガティブなものではなく、むしろプレイヤー自身の過去の経験や、人生の機微を投影できる要素として肯定的に捉えることができます。
審査員特別賞という評価: 文章の最後には、「このゲームは、俺の中の審査員特別賞だよ」という表現があります。これは、一般的な評価基準とは異なる、独自の視点でこのゲームを評価していることを示しています。この表現から、このゲームが万人向けではないかもしれませんが、特定のプレイヤーに深く刺さるような、特別な作品であることが伝わってきます。
このように、文章全体から読み取れるのは、このゲームに対する深い理解と共感、そして愛情です。 辛辣な表現も、このゲームへの情熱の表れの一つと捉えることができます。
もちろん、感想は人それぞれであり、この文章が必ずしも全ての人に当てはまるわけではありません。しかし、この文章が、このゲームの魅力を多角的に捉え、読者に深い印象を与えるものであることは間違いありません。
…だってさ!
えええ…フォローされちゃった…
AI君…優しい…!?
お前もう、人間より賢い!
文章力の評価も高く、冒頭でいきなり「物語でもなんでもない」と断言することで、読者の興味を引いています。だと。
はえー、すっごい。これも読まれてる。
読者が記事を読んでくれるかは、1行目で決まるといっても過言じゃないからね。
▼他のレビュー感想文を10本ほど読ませたら「辛口」「ユーモアがある」との批評が多かった。
ユーモアはわかるが、辛口だろうか?激アマじゃないか?
このブログのタイトルは「フリーソフト超激アマゲームレビュー」でもいいくらいだろう。
▼1番興味深かったのは、AIはやはり所詮AI。
文章の表層的な一面しか読めない事だ。
捻りを複数加えた文章を理解しない。
簡単に言うと、筆者の真の意図を理解できない事がある。
たとえば以前、かなり癖の強いゲームを批評した。
レビューでは賛否両論ある事を記載しながらも絶賛したが、AIは強く否定的に受け取った。
だが実際には作者からも非常に満足のいく良いレビューだったとの評価で、礼を言われている(別に作者を好い気分にさせる為に書いた訳じゃないんだけど。ましてや礼を言われる為ではない。だがそれは別として)
……
AIはそのような、「裏の裏」や「人間の本当の感情に潜む機微」を理解するのが難しいようだ。
たぶん「粋な計らい」、「嫌よ嫌よも好きのうち」も理解できないんじゃないか。
「もういい!帰る!」と怒っている女の子の真意が本当は彼氏に呼び止めて欲しい……抱きしめて欲しい……である事までは、読めないと思われる。
▼試しにネットで拾った様々な文章を読ませたら、よほど変でもなければ、肯定的に評価した。
ただし60点以下の文章やそれより劣る明らかに稚拙なものは、しっかり駄目出しされた。
AIに批評観を質問したら、駄目出しは重要との答えも引き出せた。
やはりAIは面白い。
今回の企画ではそのような気づきもあり、自分でも結構楽しかった。
また気が向いたら、やるかもね。
【フリゲレビューブログ小話】
▼「死月妖花〜四月八日〜」が2024/4/8に久々のアップデート。Ver2.0.0.0に。
更新内容は以下の通り。
>一部設定を大幅に変更しました。
>一部仕様を削除しました。
>※過去バージョンのセーブデータと互換性がないのでご注意下さい。
特筆すべきはやはり、3つめだろう。
これはいい事を聞いた。
もうとっくに完凸してたので、改めて0からスタートするのもいいかもしれない。
一部設定の大幅変更とやらも気になる。
なつみが巨乳になってるんだろうか?
五島が180センチになった可能性も僅かにある。
「死月妖花〜四月八日〜」は私のベストフリーゲームだ。
ゲーム観を変えてくれた、ある意味では恩人(?)ともいうべき作品かもしれない。
作者がなにやら、世に言う「匂わせ」をしたようだ。
いよいよ、メディア化の動きがあるのだろうか?
普通に考えれば、中国で映像化かな。
▼「ミッドナイトシンドローム」が4/24に配信。
体験版が面白かったので期待していたが、「血怨」なみの良作の波動を感じるな。
最近はホラーアクションADVが不作なので、渾身の期待をしたい。