今回もすげえ。
ヒーローものの王道を、「ウマ娘」という競馬を題材にしたゲームでやっている。
エンディングは感動。
やはり主人公はシンボリルドルフのようなエリートなんかより、ビコーペガサスのような挑戦者のほうが面白い。
それが顕著に現れたストーリーだった。
最初は挑戦者だった新人のビコーが、徐々に頭角を現し、
強者を打ち倒し、遂には彼女たちに追われる立場に変貌する…
挑戦者といえばナリタブライアンだが、彼女は余りに強すぎた。
だがビコーペガサスは才能があってもウマ娘の中では凡人側なので、強敵を打ち倒すカタルシスが段違いだった。
ラスボスが親友のヒシアケボノなのも良い。
ヒシアケボノのストーリーでは、ラスボスはタイキシャトルだった。
筋肉女同士の面白い勝負ではあったが、ビコーペガサスに比べると因縁が薄い。
少なくとも、このゲームでは。
私が見たかったのはビコーペガサスとヒシアケボノの勝負だったと再確認できた
▼どうもこのストーリーのテーマは、ヒーロービコーペガサスがウマ娘たちや人々を救う、という事にあるようだ。
史実では訳あって引退してしまったウマ娘たちを、ビコーが救っていく。
育成シナリオでは担当以外の設定は史実に即している事が多いため、斬新な設定かもしれない。
決して交わる事のなかったナリタブライアンとの最初で最後の勝負は、実に潔い。
このストーリーはシナリオライターが逆算して書いたんだろう。構成が上手すぎる。
「さようならではなく、またな」はよくあるが、「またなではなく、さようなら」…ブライアンは復活したのに、妙な切なさがある。
…ただ、どうやら史実の第26回高松宮杯ではナリタブライアンだけではなく、ビコーペガサスも負けているらしい。
…お前、ゲームだと偉そうに腕組んでるのに…
まあ、…ついこの熱風に呑まれたが、冷静に考えればそりゃそうだ。
ビコーペガサスはGTを勝っていないのだし…当然ここでも負けている。
第26回高松宮杯にはヒシアケボノも出走しているようだが、ゲームでは走っていない。
このあたりを見ると、やはりビコーペガサスシナリオはIF要素が強いんだろうか?
ビコーペガサス自体が1993年にデビューした極めて古い馬なので、よくわからないな。
私の年齢で知るわけがない。
…
だが、「ウマ娘」的には…
▼サクラバクシンオーが、短距離を盛り上げる先輩として立ちふさがるのも面白い。
圧倒的強者。
他のストーリーでも「さくっと重賞を何本か勝っときます?」と言ってたが、それ以上に強い。
そして他のストーリーでは見られないくらい、精神的に大人になっている。
たぶん年齢も、もう高等部以上。
まさか3周年にして(ビコー実装は、その直前だったが)短距離にプライドを持ってるバクシンオーが拝めるとは。
他のストーリーだと1200m×3で3600mとか、トレーナーに騙されてるのに…
▼ノースフライトはファッショニスタだしもっと軽快な女をイメージしてたが、結構熱血なところがある。
やはり日常パートに過ぎないストイベと、ウマ娘が本領発揮するレースでは別人格だ。
早く実装して欲しい。
この2人とは、もう少し競いたかった。あと1回くらいはね。
主題が切り替わって、突然ストーリーから消えた感じがした(クリスマスにチョイ役で出る程度か…)。
▼しかし…ペガサスはこの世界だと、どういう扱いなんだ?
馬がいないのに、ペガサスという空想上の動物はいる?
カレンチャンもミラクルペガサスパフェというスイーツを食べてた。
マルゼンスキーなんてロデオマシンを使ってる。
エルコンドルパサーはポロシャツを着ている…
一体、何故……
ペガサスとは、一体……
▼無料ガチャでオルフェーヴルSSRを引けた。
王と同時に覇王もね。
調子のいいことだ。
正月とは成果が違い過ぎる。
金スキルは強そうだが、今欲しいのは友人サポカやねん…
ここで引けなかったら、4カ月間…かなり厳しくなる。
貴重なレンタル枠を友人で埋めるのは、損失がでかすぎる…
実際三女神グルサポを引けなかった所為で、グラマスではランクを殆ど伸ばせなかった
…ところがメイを引けたラークでは、一気にUF6までインフレした…
グラマスとラークの間では、そこまでのインフレは無い筈なのに…(しかも私のサポカ資産は変わってない)
やはり人権サポカ1枚で、それほどの威力がある…
▼ドゥラメンテのウマ娘ストーリー、久しぶりの親紹介RTA。
恋愛っぽい感じはないけどね。
アニメよりずっと人間くささがあって、良いキャラしてる。
アニメのドゥラメンテはただのイキリ小娘だし、エアグルーヴにも平気で迷惑かけるしな…
史実を知らない人から見ればプライドに振り回されただけで復活も無く終わった、謎のライバルだろうな…
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需要がある物には応えたいと思います。
ただあくまで趣味でやってる個人ブログですし、
管理人がレビューしたいフリーゲームを、率先してレビューします。
アクセスが余りにもノベルゲームレビューに偏ったので「これからは私が好きなフリゲをレビューする」と宣言した直後に「ノベルゲームをレビューして」とコメントがついた事が、過去にありました。
なんとも言えない気持ちにさせられたのを、今でも覚えています(出鼻を挫かれたし、客観的な評価や需要こそ高くとも、ゲーム性の無いノベルゲーにあまり興味が無いため)。
他のレビュアーは意味不明なポジショントークばかりで意味がないんで
ノベルゲームをちゃんとレビューしてくれるのはこのサイトだけですね
既にレビューや感想が投稿されたフリゲについては、余り書く事は無いかと思います。
ブログを立ち上げた当初に比べDLサイトには毎日山のような感想が書き込まれており(特にノベコレ)、フリゲユーザーのレビュー活動(?)が何十倍にも活性化した為、自然と書く機会が減りました。
いま検索した限りでは他のフリゲレビューブログも同じような状態なので、多かれ少なかれ、彼らの考えは私と同じかもしれません。
フリーゲーム自体は1日1作はやってますし、レビューも勿論書きます。MUKUさんの気がふと向いた時、ふらっと覗いて頂けると嬉しいです。