目を覚ますとそこは
”ジョーカー”を引いた者が”殺人”を行わなければならない
ショブン列車という檻の中だった……
疑心暗鬼ゲームが幕を開ける!
「錦織ジョウ 応接室からの脱出」作者の新作で、今回は「キミガシネ」のようなデスゲーム系
まあ最初に、デスゲームというか、ゲームでは珍しい、面白い設定に感心したね
それは…
主人公が幼い娘のいる父親であること
しかも本当に父親?というような、異様に若いイケメンパパではなく、完全なおっさん。勿論周りからもおっさん扱いされる
国産ゲームはターゲット層に合わせる為に、主人公は10代が殆どだからね。
デスゲームは特に若年層が好むから、主人公は若く設定される
でも、こうもがっつりとおっさんだと、逆にやりたくなるよね
そしてこの、何気ない父親という設定も、ちゃんとストーリーに活かされてるんだよね
まあそんなストーリーや設定は定番で、ショブン列車になんらかの理由で集められたメンバーが、謎の主催者シャショウの命令で、デスゲームを強制される
体験版ということで1章のみだが、なるほどこうきたかと思ったね
このゲーム、まだ冒頭を公開してないんだけど(それ以外の1章はプレイできる)、主人公がデスゲームに参加する意義がさっぱり描写されてないわけだが、上手い事動機を作ったなと感心した
お約束として個性的なファッションをした参加者が集まりデスゲームをするわけだが、集めた証拠を武器に矛盾を突き、トリックと犯人を推理する…
そして暴き出された、真犯人…
正直なところ真犯人の正体は、推理できなかった
まさかこんなストーリーだとはねえ…
禁じ手(少年漫画や映画では禁忌)なのだが、実にチャレンジングなストーリーで、2章が楽しみになった
ネタバレはしないが、久しぶりにインパクトの強いエンディングだった
評価C+
65点
少年エース風の美麗な作画といい(背景も自作っぽい)、また1つ面白いデスゲームが始まりましたね…
このジャンルは食傷気味のユーザーが多いのか、もうあまり伸びませんが、面白かった
思い切ったことに推理の為の証拠集めがオートで、ゲームオーバーもないので、初心者にもおすすめ
因みに、キャラは蜜子が好きです(おっぱいも大きいしね)
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