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2024年11月05日

ヒトちゃん飼育日記 レビュー感想 成人男性で遊ぼう

デッカイ人外さんになって、庭で拾った成人男性のお世話をする育成ゲームです。

ケガをしたか弱きヒトちゃんを5日間保護して、無事に人間社会へ返してあげよう!
ただし、人外さんは人外ゆえにヒトの表情や言語がわからない。学習ターンでパラメータをあげることで、ヒトの顔グラフィック、フキダシの内容の解像度をあげてヒントを得よう。


即死ルート選択肢複数あり。ルートによっては、一部、ホラーおよびグロテスクな表現あり。

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▼好感度やステータスを上げるタイプの育成SLGでは、久々の大当たり
めちゃくちゃよく出来てる。


手塚治虫や藤子不二雄にありそうなブラックSFで、
巨大な人外が「野生のヒト」を拾うところから、物語はスタートする。


私たちのいるこの現実世界の人間にとっての野生動物は、
「ヒトちゃん飼育日記」の世界観では、まさにその私たちなわけ。


巨大な彼らにとって人間は、まさにペット。




▼人外さんは「ヒト」と意思疎通すべく
を与えたりヒトの言語や表情を勉強し、奮闘。


これらは「みだしなみ」「言語理解」「心情理解」の3種のパラメーターで表現されている。
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「みだしなみ」が上がれば人外さんの見た目は人間に近づき(本当か!?)、
「言語理解」が上がれば記号や単発的な漢字だった台詞が読み解けるようになり、
「心情理解」が上がれば、人形のようだったヒトが、まるで本物の人間のように描写されるんだよね。


単純だが、実によく出来たゲームシステムで面白かった。
「言語理解」が低い内でも、「腹!」「減!」のような文字でヒトの気持ちが推測できたりね。


そこから彼が何を言いたいかを読み解いて、正しい選択肢を選ぶ面白さがあるわけ。
正しい選択肢を選べば信頼関係(好感度)が上がる(だが上げ過ぎてしまうと……まさかこんなギミックまで用意されてるとは)。




▼どこからどう見ても黒く怖い話だが、
意外にも人外さんがペット愛好家で、TRUEエンド(?)までは飼い主とペットの優しい話として完結した。


エンディングは13種類もあるので完全攻略はまだ先だが、
逆にブラックでグロいエンディングもあるので、多様な世界観も面白い。




▼なんといっても、グラフィックが凄いね。
所謂立ち絵がほぼなく、多くのシーンがイラスト、スチルによって表現されている。


かなり膨大な作画枚数だが、全然手抜きがされてない。
シーンが切り替わるごとにイラストも変わるものだから、物凄い手間暇には恐れ入ったよ。







評価B+
75点


完成度の高い人間飼育SLG。
人外とヒトのコミュニケーションゲームで、楽しめました。


このジャンルとしては久しぶりの大当たりで、「従妹を大学に連れていく! 」以来の良作かも引用フリゲとの温度差がすごい


おすすめ!

2024年11月02日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 423周目 最大の倦怠期…最悪の倦怠期になる…

▼新シナリオ、メカウマ娘を2周した感想…


インフレの匂いはそこそこする。理解すれば過去最高を更新できそう。


まさかの友人カードなし。しかも、博士が友人にならないゲーム的ギミックはなし。おでかけ、なし!
エアシャカールSSRが友人カードのサポート的性能を持つ。ゲームシステムへのテコ入れなんだろうけど、博士とおでかけしたかった。


大豊食祭に比べテンポはよくなった。前ほど苦じゃない。


オールSが難しい。全部ギアを踏む事が無理。
いつものようにおかしなところに配置されるし、そもそもトレーニングに失敗することもある(というか、失敗した)。


まだ真エンドを見ていないためストーリー評価ができないが、
怪我で脱落したウマ娘のその後という、シリアスなストーリーが面白かった。
夢に破れた博士が幸薄そうな女性なのでもっと暗い話を想像したが、案外そうでもなかった。
前向きに物語は進む。いつも背景で暴れてるサティは面白いし、博士も明るい。


何より……お前立てたのかよ!の衝撃が大きい。
これの所為で、そこまで深刻な気持ちにはならない。
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▼ただやはり……インフレを考慮しても、
最大の問題点は、過去にBからA+に引き上げられたチャンピオンミーティングオープンリーグに、前回を大きく上回る引き上げがされたことでしょ。


……やり過ぎでしょ。


私の最高ランクはUE1なんで、UEをコントロール下で育成するのは、不可能だ。
もう2年以上も、ろくにサポカが強化されてないからね。


強化アイテムなどを1つも使っていないので伸びしろは残されているが、オープンリーグ最大の特徴で面白さでもある制限内での調整は、もうムリだ。




▼A+に引き上げられた時、私はAとスレスレのA+で参加した。
その後の新育成シナリオによりA+以上が可能となるまでの成績は2冠1敗だが
あれは本当にギリギリまで計算を煮詰めたから、どうにか勝てただけの話なんだよね。
栄光を齎してくれたのは、イナリワンとビワハヤヒデだった。


しかしUEレベルとなれば、もうそれは無理。


「ウマ娘」最大のお楽しみ会であるチャンミだが、
もう事実上の試合放棄、棄権となりそうだね。


流石に何もせず流すのはばかばかしいので最低1人は新しく育成したいが、
それでもUEを調整するのは、やはり不可能でしょ。




▼…大好きな「ウマ娘」だが、思ったよりずっと倦怠期が長引きそうだね。
今回のルール変更が、よりにもよってこのタイミング。過去イチでダメージが大きいかもしれない。


…A+達成の台詞を聞く機会も、無くなってしまったなあ…




▼…ところで今年はまだ終わってないのに、チャンミシーズン3は前回で終了したんだろうか?


だったら私の戦績は5冠4敗で、勝ち星+1だね。
なんと3年連続、同じ戦績


負け越すよりはマシだが、3連続とは…もうちょっと、どうにかならなかったのか?
いつも肝心なところで、負けてしまうからなあ…




▼ガチャでは、16単で新ハヤヒデ。
俺の頭脳はハヤヒデレベル。

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ハヤヒデのアイデンティティである癖毛が矯正されてしまったので、まるで別人


可愛いが、何か違うでしょ。
ハヤヒデじゃない。
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ハヤヒデの本体はあのうねる、…いや唸る癖毛だからね。


しかも癖毛への言及がほぼなく、勝負イベントですら言及されない。
ヘアオイルを変えたという台詞が普通に出てしまうことも変に思う。
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まあ叡智だからすべて許すけど……叡智じゃなかったらすべて許さなかったと思う
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でもシナリオ専用イベントは、よかったかな。
トレーナー君とハヤヒデが珍しく争うが、2人にとっては必要な議論だったんだね。


ウマ娘ストーリーではハヤヒデの理論についていくのがやっとだと言ってたが、知力は互角?
専門外でも、トレーナー君は理系の学力も相当高いんでしょ。




▼SSR確定チケットで、ヒーラーグラス。


いにしえの黒歴史、ウマネストグラスじゃないか。懐かしい。
回復要員なので、次回チャンミには合ってるかも。
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まあ後は、ガチャ80連が終わってから、なんとかUEを1人作りたいねえ…
…駄目ならまるで適応していない、使い回しの低UEクリークを出すしかない…


…A+と違って、まず運じゃ勝てないだろうけどね…



2024年10月28日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 422周目 完敗だ!悔しすぎてとろけちゃう

▼無念!!敗北!!

3着で2位!!

これにて今季チャンピオンズミーティングは5冠4敗!!



悔しい!!
あまりに悔しい!!



…が、仕方ない部分が大きいので、あきらめの境地だなあ…
前回書いた通り、もう本当にちっとも完成しないからねえ…
実際には完敗どころか、満足に負ける事さえできないんだよ。


「ウマ娘」のことは今でも好きだが、正直なところ、
現在のプレイ環境ではもう、積極的に攻略することはできないね。


いくら必死に調整したところで、距離を継承しない、サポカが完走しないの繰り返しでしょ。
完成の定義を「チャンミで出せる」とするなら、完成率は1割にも満たないからね。
そんなことがもう3年は続いてるし、疲弊も止む無し。


次のチャンミはおそらく有馬記念だろう。
2カ月は悔しさを引き摺るが、仕方ない。
乗り越えるしかない。




▼結果論だが、決勝はメジロアルダンなら勝てていたでしょ。
本日は起動してから、ランダムなのに3連続でアルダンが出たからね。


「トレーナーさん…?どうして私を出してくださらなかったんですか…?」……あの目はそう言っていたよ。


でもアルダンは、勝率が悪かったからね。
苦渋の決断なんだよ。




▼なお、戦績は以下の通り。
新規がジャンポケ1人なので、よくやったほうかもしれない(決勝には出さなかったが)。


65%の圧倒的な勝率と号外に書かれたが、この文言は80%近いチャンミと同じだね。
何パターンあるのか?全然圧倒的じゃないでしょ。負け越しに等しい。


ラウンド1、初日。4.5.4.4で17勝。
ラウンド1、2日目。3.2.4.4で13勝。
ラウンド2、初日。2.2.3.4で11勝。
ラウンド2、2日目。5.1.3.2で11勝。





▼すこし時を遡り、タップダンスシチーでうまぴょい。
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城を建てるという荒唐無稽な夢を、どうにか現実にするお話。
珍しく計算型の理系トレーナーで、精神論もあまり口にしない。
エアシャカールも、自分と同じタイプと言ってたな。


ウマ娘の夢を叶えるのが、トレーナーの使命…
その夢が他の子に比べると相当に非現実的だから、必然こうなる。


…夢を語るタップダンスシチーと、それを現実にすべく、知恵を絞るトレーナー…





…シニア級の夏…
トレーナーは自分が折れる事でタップの夢を叶えようとするが、
タップは自分の夢よりもトレーナーといる事を選択…


正直ここは感動した。


「アンタは──アタシのもんだ。」と言うタップの顔が、ちょっと赤らんでるのも良い。
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メタ的にシーザリオシナリオ同様
海外レースに挑戦できないと分かっていても、実に良い。


まだ中盤から終盤に位置するのに、
このストーリーのベストシーンだったね。


他の子は終盤やエンディングがピークなので、珍しい。




▼逆にエンディングは……なんというか、普通。


唐突にゴールドシチーを出す必要性、あったか?
関係性は、馬主が同じとか?


たったそれだけで、EDにまで出すか?
よくわからない。


「へえ、あんたもナナっていうんだ?」みたいな事を言ってるが、冠名への言及は初めて見たかもしれない。


シチーがルックスを褒められても機嫌を悪くしないのも、初めて見たね。
よっぽどタップを気に入ったんだろう。
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▼タップはウマ娘ではもはや何十人もいるイケメンタイプで、女の子っぽい部分がほとんどなかった。
ジャングルポケットと少し被ってるが、そこが違う。ポケットはちょっと少女的な部分があるからね。


この性格で逃げウマなのも、珍しい。
育成前は絶対に差し、追込と思ってた。




▼お次はピースを溜めて解放した、バンブーメモリーとのうまぴょい。
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こちらは完全に想定外。全く期待していなかったが……面白過ぎる!


序盤こそただ走る事が大好きな熱血女子をサポートするだけの話だが、
そんなバンブーが敗れたウマ娘たちの「夢」を支える話だとは、予想だにしなかった。


特にメジロアルダンはアルダンシナリオでは見せない、貴重な姿を見せてくれた。
「現実」を語る彼女が「夢」を走るところは、非常に新鮮。


トレーナーさんの前でさえ、そうではなかったでしょ。
バンブーメモリーという他にはない熱い視線だからこそ、その姿を曝してくれたんだろう。


サクラチヨノオーとヤエノムテキも、同じだ。
バンブーメモリーという強烈な熱によって、再生された。


この世界線の彼女たちにも「トレーナーさん」がいるかは不明だが、
全員がそれぞれの育成シナリオと同じ成功まで到達できた事もよかった。
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ハッキリ言ってしまうとバンブーメモリーシナリオは、
バンブーメモリーというウマ娘の視点で、この3人のレース人生に介入するシナリオだと思う。


バンブーの性格的に暗い話にはならないと思っていたが、ただ明るいだけの話でもなかった。


エンディングでトレーナーの夢にまで言及された事は喜びであり、
「俺の夢はバンブーメモリーだ」には感動したわ。
今となっては競馬の定型句だが、バンブーメモリーが古い馬である事から、何か元ネタがありそうだ。
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メタ的というか…ゲーム製作的な事にも触れると、
シナリオライターはダイタクヘリオスシナリオをこのようにしたかったんじゃないか?
あれは完全に、群像劇の失敗作だからね。


バンブーメモリーのシナリオは他の子を救済しながらも、しっかりバンブーが主人公しているからね。
テーマや役割は似ているが、そのような要点も出来栄えも、まるで違うんだよ。




▼シーザリオのウマ娘ストーリー7話。


ここにきて、史上初!?
夜に祭りも行かずデートもせず、昼間のまま終わった!?


真昼間っから!?半裸で!?


その謎の衝撃で、感想も吹き飛んだわ。


まあ改めて言うまでもなく、私とシーザリオが近い将来結婚するのは、確かでしょうね
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▼さぁ今週は新シナリオ実装…


大豊食祭は主題歌と食事するウマ娘こそ可愛かったが、
テンポの悪さから、ワーストシナリオと評価した。
演出くらいは、ぜんぶカットさせて欲しかった


次こそは、モチベーションを上げてくれるシナリオだといいが…


この攻略日記も、突き抜けられないなら意味がないからねえ…



2024年10月27日

HELLO CHOP レビュー感想 おやすみ くそがき!

ここは「わ」のおみせ!
まいにち げんきに あいさつして、 おきゃくさんのために はたらいてね!

◎ゲーム内容◎
かわいいイラストでお送りする微ホラーアルバイトゲームです。
絵とBGMはすべて自作しました!


船旅中の嵐により流れ着いてしまった先は...見たことのない奇妙な生き物が暮らす世界。 ものと場所に帰るためには船のチケットが必要みたいだ。
毎日のミニゲームをこなしながらお金を稼ぐもここはどこか不気味で・・・。


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▼正義の反対は悪ではなく、また別の正義…



………これが「クレヨンしんちゃん」の野原ひろしの名言………というのは捏造だそうだが、正義の裏に悪があると限らないのは、確かなんだよね。


そもそも正義って誰が決めるの?という疑問もあるし、
相手には相手の事情があり、物事を裏返せば、全く違った見方が出来るだろうから。




▼善良な人間である主人公が漂流した先は、化物の住まう世界…
だが化物には知性があり、店に住まわせ、仕事を与えてくれる。
そこで金を稼ぎ、船のチケットを買うまでの物語…




▼…というのが「HELLO CHOP」の建前でTRUEエンドを見れば序盤からの伏線回収が丁寧で、非常によくできたどんでん返し系ゲームだったね。


感じていた小さな違和感には答えが出るし、
物事は逆方向から見れば本当にガラリと変わってしまうのだなと、改めて感じた。


「怖い」と感じていたものの正体に気づいた時、
自分がそうなら相手もそうかもしれない可能性に、なぜ至らなかったんだろうね。


改めて、物事は見た目だけでは判断できないと教えてくれるフリーゲームだ。




グラフィックと音楽の奇怪さが素晴らしい。
なんとこれ、どちらも作者の自作との事。


古き良きNHKの教育番組をホラーテイストに改変したようなゲームだが、
見た目こそ可愛いキャラクターたちが狂気を見せるところは、素直に怖かったな。








評価C+
60点


序盤からグロテスクなサイコホラー展開が続きますが、どんでん返しがあり、
また最後にもう1度、笑ってしまうようなオチが待っています。


是非、真相を推理しながら攻略してみてください。





【フリゲレビューブログの小話】


▼「死月妖花」あらため「祀月耀花」の懸念…


ストーリー終盤に於ける、タイトル回収のインパクトが薄れそう。


「死月妖花」というワードセンスは、日本人には凄くシンプルでインパクトがあるんだよね。
「4月8日」の言葉遊びも面白いし、見た瞬間に理解できる。


でも「祀月耀花」では「祀」が常用漢字ではないし、インパクトが薄れる気がする。
ストーリー終盤「祀月耀花」という文字が出ても、「死月妖花」ほどのインパクトはなさそう。
そこはどうやってフォローするんだろう?




▼本当に凄いゲームで、このブログでも未だ「死月」を超える傑作をレビュー出来ない。
「死月妖花」を超えるのは「死月妖花」だけ。


唯一匹敵しそうなノベルは、「墨染楼閣」かな。


このブログは「フリゲをフリゲと比較しないこと」(「キミガシネ」を「ダンガンロンパ」と比較するのはいい。商業ゲームだし、明らかに元ネタ)がお約束なので「墨染楼閣」が「死月妖花」と似てることは敢えて「私の好きなフリゲに似てる」のレベルで伏せたのに、「確かに「死月妖花」に似てますね!」とコメントが来たのは、ちょっと面白かった。


そのくらい、普遍的な部分で似てるとは思う。
細部までの作り込みなどは、全然違うけどね。




▼ティラノフェス2024参加作品の最後の滑り込み「悲しき神様.」が、公開停止されている。
まだDL、してなかったのに。


メンヘラ男を描いた問題作「華やかな宴」の作者の新作で、面白そうだったのにな。


フェス開催中の、再公開はある?
DLを増やせる最大の期間での出遅れは、逸失利益が凄そうだね。




▼以前「ここは面白い」と評価、紹介したフリゲレビューブログが、3ヵ月以上更新停止している。


やはりフリゲレビューブログが続く人は、あまりいないね。
みんなすぐ辞めてしまうのは能力的、時間的な問題もあるかもしれないが、
楽しむ。ゆるくやる事こそが長く続ける最大のコツという事実を、理解してないんでしょ。


自分が楽しめないレビューを幾ら書いても無駄だし、
ノリノリで書けない人では、すぐ嫌になってしまうだろうね。
義務ックスではダメ。


当初は…言葉を濁さず言ってしまうと「駄作」もレビューしていたが
4年ほど前に「自分が気に入ったフリゲのみをレビューする」と宣言し
舵を切り替えた事は、本当に成功だった。


書いても書いても全くネタ切れしないし(創作ではないので元々ネタ切れはないが)、1回も苦にならない。
読者とその面白さを共有できれば、最高だね。どんなブログでもそうなれば自然と、アクセスも増えるでしょ。


「フリーゲーム 優しい世界」はもうすぐ立ち上げから8周年…
恐らく歴代フリーゲームレビューブログでも、最長の部類でしょ。


重要なのは中身だが、期間もそれなりに重要かもしれないね。
それだけ長い、フリーゲームの歴史の記録でもあるから。


…あのブログは、どうなるかなぁ…?
このままいつの間にか404が、いつもの閉鎖パターンだが…


2024年10月20日

ティラノゲームフェス2024おすすめの良作まとめと、マイベストフリーゲーム発表

▼ティラノゲームフェス2024、開幕。


今回は受賞作品を発表しないそうで、当ブログの受賞予想もなし。
かわりに、参加作品からおすすめフリーゲーム、マイベストフリーゲームを選出。
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改めて良作を振り返り、読者に知ってもらう意義もある。
尚、テンプレートはティラノゲームフェス2023に倣うが、通例通りジャンルごとのセレクトは行わない。


それでは早速、やっていこう。




▼まずグランプリ(短編)!!


……


該当作品、なし!!




▼次に、グランプリ(長編)!!


……


該当作品、なし!!




▼……いきなりかよ!!


……ってツッコミが入りそうだが……いきなりだよ!!


……ティラノゲームフェス2024参加作品は、グランプリ不在!!
「名作」とまで言えるゲームは、1作品もなかった。
スコアレビューでもSランクは、なかったような?


でもこれは、別に珍しい事じゃないんだよ。


「名作」なんてそう出るものじゃないし、
コンテスト、賞レースなどで「該当作品なし」なんて、どの世界でも当たり前。


皆も漫画や小説のコンテストで「大賞作品なし」を、1度は見た事あるでしょ。


あれは決して、賞金が惜しいとか審査員が手を抜いてるとかじゃないんだよ。


超高度水準に達した作品がなかった、というだけの話。


では、続けよう。




▼準グランプリ(短編)3作品


「JKの悪夢を分析するゲーム」


「生き残れ ゴキンちゃん!」


「幼馴染彼女の監禁事情」




▼準グランプリ(長編)3作品


「椿屋敷の亡霊」


「おやすみ、お兄ちゃん」


「クリエイターズ・デスゲーム」




▼特別優秀賞10作品。準グランプリに迫る、特に優れた作品として評価。


「北限のアルバ〜冬の章〜」


「夜半に道連れ」


「立ち絵が変なポーズの恋愛アドベンチャー あるいはオリジナリティの無い卒業までの日々」


「【急募】恋愛ゲームのテストプレイヤー」


「BINARY HEARTS」


「君のうさミミを鍋にしてたべたい!」


「ル・ソレイユの殺人」


「さまよひあけめぐり」


「はじめての!デスゲーム・マスター」


「従妹(キミ)を大学へ連れていく!」




▼佳作


「思い出さないで」


「朝と昼と夜の色」


「MarieRecord」


「僕と彼女の人生バラ色」




▼まとめ


粒ぞろいの良作ばかり。
ティラノゲームフェス2024はグランプリ該当作品こそ無いものの、平均してどのフリーゲームも面白かった。
やはりフリーゲームはどんどん面白くなってると感じた。


ティラノゲームフェスでいえば、初期の佳作がいま参加したところで、選考外かもしれない。
応募作品数も、あれから随分と増えたようだからね。
それだけ競争率も、激化してるわけで(選出数も増えてはいるが)。




▼準グランプリの6作品……コンテスト審査員によっては、グランプリに選出するポテンシャルでしょ。


中でも「クリエイターズ・デスゲーム」はデスゲーム参加者がクリエイターという設定をストーリーに見事落とし込んでおり、傑出した出来栄え。


クリエイターの世界では人格者のように思えた人間がリアルではクズで、そのギャップに戸惑う……


……といった誰もが1度は経験するかもしれない(私は、経験した)、奇妙なリアリティも盛り込まれていた。


創作者と創作物の人格は一致すべきなの?という終わらない議論にも、通ずるゲームだったよ。


そんなフリーゲームでしか切り込めないグロテスクさを持つ「クリエイターズ・デスゲーム」が、ベストフリーゲームだね。




▼フェス期間中には参加作品を、一杯やりたいね。
私はブログコンセプトに基づき、DL数が少ない順番から漁っているよ。


まだ見ぬ良作が埋もれているかもと思うと、楽しみ。

2024年10月18日

【定期コラム】1、祀月耀花として新たに咲き誇る名作、死月妖花…2、最近ハマったフリゲをコンプリート…3、このブログの今後…

忘れた頃にやってくる、お久しぶりのコラム集。


今回は、テーマの違う小話を3本書いた。


いつものようにレビュー感想に付け足すつもりが、何せ1500字を超えている…下手するとレビュー本文より長いので、いつものように纏める事にした。


だが今回はいつもと違い、有益情報やオチがあるかも?





【2つの意味で、大きくなっていくフリーゲーム】


▼フリーゲーム永遠の名作「死月妖花」が、「祀月耀花」として商用リメイクされる。


残念ながら「死月妖花」の名前は変更されてしまうが
2つのタイトルが重なるデモムービーの演出がカッコよすぎて、テンションは爆上がり。


原作をプレーしてるとなんとなく意味が解るロゴのも良い。
楽しみ過ぎるでしょ。1万円でも買う。


何よりも、声のイメージがピッタリで衝撃だね。
特に春花


地声というか普段の話し声は低いんだけど、
そのギャップとして〇〇(余りにも今更だが新規プレイヤーもいるだろうから、一応伏せる)の声は高くかまととぶったイメージが、ずっとあったんだよね。


しかも〇〇でくぐもった雰囲気にマッチする必要があり、妖しげじゃないといけない。
だから彼女の声優は、かなりの技術を必要とすると思ってたんだよ。合う人、いるのかな?って。


その演じ分けがデモムービーだけでも見事で、春花の声だ!」、と。


フリーゲーム版で、女子アナの声をやってた人かな?上手だわ。
事務所に所属しアニメ・ゲームに出演しているプロの声優ではなく
セミプロのいわゆる「ボイスコ」を起用すると予想するが、声にも期待できそうだ。



▼絵も原作の雰囲気のままアニメチックになり、昔のフォグ作品っぽい。違和感なし。
SEも同様の物を使ってるようで、フリーゲーム版の雰囲気そのまま。


能面のデザインが少し変更され無機質な怖さから得体のしれない生物的な怖さへと印象が変わったが、リメイクなのだから、これはあり。


……


そんな感じで期待度は非常に高いのだが…


……


しかし1つ重大な「解釈違い」があり……


なつみのおっぱいが大きすぎるんじゃない?


フリーゲーム版から5年半もの月日が流れ私も大人になり、「おっぱいは大きければいいものじゃない」という、「置かれた場所で咲きなさい」を憶えたんだよね。
 

だからなつみには無理に盛ることはせず、ありのままで咲いて欲しいね。


なつみがあれで小さいなら、春花五島はどうなるんだよ、となってしまうしね。


もう完全にメロンスイカじゃん。


まあ何にせよ、究極に楽しみっすわ。
もうパンツ脱いで全裸待機モードだけど、発売はまだっすか?





【最近面白かったフリーゲームを、やりこみ】


「クールなアイドルと野球拳」をコンプリート。
後1枚で勝ちのポイントでダブルダウンを使うと専用の台詞が出たり、意外と細かなデキ。


総評として、温泉エンドが良すぎる。
このようなちょっとスカしたエンディング(?)は、製作者にセンスがないと無理。
恋愛をテーマにしたTVCMでありそうなラストシーンだ。
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最後の台詞は、嘘か本当か…?
主人公は、それを信じたのか?
…そんな事を考えるのも。面白い。


私の読みでは、ヒロインはスキルを使っていないでしょ。
だから主人公には、ダブルダウンを発動して欲しい。


純愛エンドであるED5がTRUEだろうけど……本当に主人公の子供……?
このルートでは、ヒロインは同級生にレイプされてないのかしらん…?





【このブログの、今後の更新予定】


▼フリゲレビューと同時進行(交互進行?)している「ウマ娘」攻略日記。


今回のチャンミで出す新規育成ウマ娘は、差しジャンポケのみ。
他は全員、使い回し。


やはり今回も継承運が悪く中距離因子を継承しなかったり
サポカが完走しなかったりと、不運が続いた。


昔はそれでも何十回と試行錯誤と再育成を重ねたが
「ウマ娘」も3.5年を超える長期ソシャゲとなった今……飽きたわけではないにせよ、
あの頃のように貴重な時間を費やすほどの熱量はなくなってしまった。


400を超えた攻略日記も今ではすっかり更新頻度が落ちもともとフリゲレビューブログなんだから当然だろプレイ時間は極度に低下。
★3チケットで引いたタップダンスシチーは、いまだ育成していない。
バンブーメモリーも、あとわずかで解放だというのに。


イベストも全国興行でポイントを稼ぎ、殆ど育成しなかった。


…むろん先日攻略したネオユニヴァース関係のストーリーのような素晴らしいものが定期的に来る傑作スマホゲームだが、それでも、やはり昔ほどにはのめり込めない。
数々の名作ストーリーや戦いの記録は、既に良き想い出となっている。


…なので数年前から移転を予告している当ブログだが、今後も「ウマ娘」攻略日記を続けるのであれば「スマホゲーム 優しい世界」的なブログをもう1つ立ち上げ、そちらで更新する予定。


でもどうなるかは、本当に全部未定。
移転(引っ越し)だけは、ほぼ確定だけどね。


今後も何もかもフリーに、ゆるーくやっていきます。


2024年10月13日

クールなアイドルと野球拳 レビュー感想 This is COOL

怪しげな"裏"の番組、『EROバラエティ』の演者募集に応募した"あなた"。


運よく募集に受かった"あなた"は、挑戦者としてクール系アイドルの少女と野球拳をすることになった……

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「現役JKアイドルと野球拳」の続編。


基本的なゲームシステムは前作を踏襲しており
解説の繰り返しになるため、割愛するね。


知らない人は、まずはこちらから読んでね。
https://fanblogs.jp/katananana/archive/1654/0




▼長所と短所がハッキリしているため、
まずはガッカリしたところから、書いてしまおう。
良い話と悪い話は、悪い話から聞かせよう。


結論からいうと…
続編として評価する場合、
ヒロインに「クールなアイドル」というキャラづけをしたのは、失敗ですわ。


いや「失敗」というと、語弊があるな…
ただ少なくとも、タイトルにするほど強調することではないかな。


…いや、だってさ。


「現役JKアイドルと野球拳」のヒロインだって、十分すぎる程クールだったじゃん。
だからイマイチ、ヒロインの個性が代わり映えしない。


だからそこに、ガッカリした。


やってみるとキャラクターデザインこそ変わっているものの、
ヒロインから受ける印象がほぼ同じなんだよね。


勝利後のおたのしみ会の態度も、ほとんど同じだ。




▼製作としては「現役JKアイドルと野球拳」「クールなアイドルと野球拳」というタイトルに
深い意味はないかもしれないが、まあ少しばかり、期待とは違った。




▼次は、良い話。


逆に前作から改善された長所として、プレイ環境が格段によくなったことを挙げたいね。
かゆいところに手が届く、って奴だ。



任意のポイントから野球拳をリスタートできるし、
溜めたポイントを利用し、主人公の強化なども可能になった(前作には、なかったよね?忘れてるだけだったらごめんね(笑))。


これにより、S・RPGのように自分好みの主人公を育成する楽しさが加わった。


私のように反射神経に自信があるなら負けのリスクを恐れず攻撃的な主人公にすればいいし、
逆に自信がないなら、残機数を増やし保守的な主人公にすることも可能だ。


この育成要素は、単純に面白かった。
プレイヤーの得手不得手をキャラクターに反映できるのは、ゲームへの没入感を高める、実にシンプルな手法だからね。











評価C-
60点


ヒロインのキャラクターには新鮮さを感じませんが、
遊びやすさなどは段違いに向上してました。


千篇一律とまではいいませんがアレンジ感が強く、
続編としては一長一短と評価します。


製作者はクールなヒロインが好きなのかもしれませんが、
3があるなら、陽気な女の子を絶望に堕とす話……なんてパターンだと、面白いかもしれないですねえ。

2024年10月01日

水着の部屋からの脱出 レビュー感想 弱気になるな!今までだって、水着で乗り越えてきたんだ…!

【【【水着きせかえ×脱出ゲーム爆誕!】】】

私、海で泳いでいただけなのに…どうしてこんな部屋に…!?

持っているのは着ていた水着のみ!

まずやるべきことは、水着を「脱ぐ」こと…!?

水着だらけの謎の部屋から脱出しよう。

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▼私は「何々らしい」、「何々らしく」という言葉が好きではないんだよ。
プラスになるようなポジティブなことでも、なんだかレッテル貼りみたいだし、固定概念にとらわれてる気がする。


でもこの「水着の部屋からの脱出」は、実にフリーゲームらしいフリーゲームと言えるだろうね。
こんなゲーム、商業じゃ出せないだろうし。




▼「水着の部屋からの脱出」は、なんと水着をテーマにした脱出ゲーム。
脱出に必要なアイテムはすべて水着で、ビキニ、スクール水着、パレオなど、本当にすべてが水着。


スクール水着ならスクール水着のギミック
パレオならパレオのギミックで、ゲームを攻略していく。




▼まずは、そこにたまげたね。


この作者は結構独創的なフリゲを製作するんだけれど、こんな変態的なことを、よくもまあ次々に思いつくもんだね。


一体、何食ってたらこんな変態的発想が出るんだろうね


少なくとも私は、人生で1度も水着を使った脱出ゲームを妄想したことは無かった。


…というわけで、久々にレビュースコア、「オリジナリティ」に満点つけましたわ。


単なる着想だけではなく、それをゲームに落とし込んだ発想の転換力も高い。
過去にも、本作に類似した脱出ゲームは、恐らくないんじゃないの。




▼そんなこんなで水着ギミックのみで構成された脱出ゲームだが、
女の子のイラスト(水着)全部に差分があったりと、グラフィックも拘りが凄いね。
まさに変態的良作でしょ。


難易度は、脱出ゲームにしては簡単なほう。
フリーゲームなので、ベストな難易度。
ヒント機能もあるので、攻略はサクサク。


凄くいいゲームなんで、皆にもやって欲しいね。




▼ところで本作は水着をテーマとしているが、1つだけ違うところがあるよね。
つまり、水着じゃないところがある。


ここなんだけど…これってどう見ても…
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チ〇コじゃねーか!!
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…どう見ても…
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やっぱりチ〇コじゃねーか!!!
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評価B+
75点


主人公も可愛いし、非常にオリジナリティ豊かな良作で面白かったです。


完全版は来年夏を予定しているとのことですが、現在のバージョンでもエンド1(TRUEエンドではなく、GOODエンド的な)まで遊べます。


おすすめ。




▼…ところで…


このような一風変わったフリゲをレビューするという
良い機会なので触れるんですが…


このフリゲレビューブログは…
立ち上げ当初からAboutにもあるように、
一貫して管理人が最近のゲームに詳しくないという前提があります(3大オタク文化であるアニメも、全く見ません)。


ここでいう「最近」とはブログ立ち上げ当初である2017年の事で、「今」ではすっかり昔の事となりました。


あれから何年も経ちましたが相変わらずゲームを遊ぶ習慣がありませんし、
所持する最新ハードも3DSのままなので、本当にそこでゲームの歴史が止まっています。


Steamなどもなんのことやらで、ほとんど知りません。
フリゲ以外では、ちょこっとスマホゲーを触る程度です。


…なのでフリーゲームをレビューする際、
オリジナリティの評価を正確に行えない懸念があるのですよね。


…このブログ最大の特徴にして武器は、他にはない「素人くささ」でしょう。
レビュアーにありがちなペダンチックに知識をひけらかすタイプでもなく(そもそもひけらかす知識が無い)、あのゲーム機を持ってる、このグッズを持ってるとマニア振るわけでもない、本当に単なるフリゲ好きの兄ちゃんもうおじさんだろの感想文ですから。


つまり元ネタや類似作品があるフリゲを「オリジナリティが高い」、「独創的だ」と見当違いの高評価をしてしまう危惧があるんですよ。


そこが前から、気になっていたんです。
しかし今さら方向性を変えたり勉強するのも難なので、
やはり「最近のゲームを全く知らない素人目線」という方向性で、今後もレビューしていきます。


ちょっと無知なことを書いたとしても生温かい目でスルーするか、やんわりと指摘して下さると助かります。


よしなに。

2024年09月30日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 421周目 高度に発展した化学技術は、魔法と見分けがつかない

▼まさかの感動路線!
ストーリーイベント「スラップスティック・クラッシュ!」……
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序盤こそおふざけだが、パールとフクキタルが
人を笑顔にする為にあのようなキャラクターやコミックバンドを演じている
判明するにつれ、ガラリと見方が変わる物語。




▼2人の表層的な部分しか見えていなかったマヤノトップガンが
バンドにも他人を応援することにも興味がないブライアンを通じて真実に共鳴するとは、
全キャラクターが良い仕事をしている……素晴らしい。


マヤノが本当のかっこよさを宣言するラストシーンは、あまりにも鮮やか。
このお話で、随分大人になった。…まあ話の都合で、また子供に戻るかもしれないが




▼スリーピースバンドの新曲も良かった。
これはこれでカッコイイ。


シーキングザパールは妙に歌が上手いから、コミックバンドなのに全然滑稽じゃない。絶妙なバランスでしょ。


「普通に歌える」程度の歌唱力では、観る者聴く者から、プラスの感情までは引き出せないからね。




▼最近のストイベはやけに面白いが、今回もまさかの大当たり
序盤で物語性から外れた「捨て」かと思ったが、とんでもなかったな。




▼解放には、育成ではなく全国興行を使った。
2回こなしただけで90000ポイントも溜まった。すげえ便利。


大豊食祭は結局何も修正されなかったし、酷過ぎるでしょ。
あれは過去最低の育成だよ。ウマ娘が食べる姿が可愛いことだけが取り柄でしょ。


だから全国興行は、「ウマ娘」始まって以来の神機能だね。
あまりまくりのポイントも、しっかり消化可能。
スマホの通知メッセージまで新作だし、細かいところまで面白い。


ウマ娘と離れるのは何となく寂しいが、
エアグルーヴのただいまコメントが鬼嫁みたいで笑ったわ。


トレーナーはエアグルーヴがいない間、つかの間の独身気分を満喫したんだろうね。




▼今回のストイベも良作だったのでなんとしてもシーキングザパールを引くという強い意志を抱き、5単で引き当て。
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今回も、頭脳派レビュアーの面目躍如だね。
★3の引き方はおよそ理解出来たつもりだが、ピックアップも引けるようになったかな。
裏付けデータなんて取りようがないから、実は強運だけで引いてたら、それはそれで凄いけどね。




▼ストイベがよかったのでかなりの期待度でプレイしたパールシナリオなのに………評価、感想から先に言ってしまうと、良作ストーリーが多い「ウマ娘」にしてはつまらないほうだね。


パールはカワカミプリンセスのストーリーでも活躍したし
今回のストイベでも面白い奴だったが、
エアシャカールやダイタクヘリオスと同じで、主人公、ヒロインには向いてないんだろうね。
動き方も、積極的なのか消極的なのか…中途半端。




▼ストイベ同様、皆に勇気を与える為に頑張る姿は素晴らしい。
パールが蹄跡を称えられるエンディングも感動した。
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…しかしどうにも、パールのストーリーなのに、パールに主人公感がなかったんだよね。
ほとんどのシーンで、思い切りが足りない。


迷っている期間、悩んでいる期間が余りにも長すぎるよ。
そこがこれまで見てきたパールのキャラクター性とのギャップで
もっと男らしくイケメンな女性を期待していたので、魅力が半減してしまった。


これならまだ、メジロブライトのほうが主人公してる。
パールの話に「ブライトならこう返す」という言葉を、本当にそのまま返してくれた。


ブレない女だ。これが信念でしょ
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パールも信念で突き進んでいる筈だが、思い悩むシーンの多さに塗りつぶされてしまった。
特にタイキシャトルと勝負するかで悩むのは、ダサかった。
ここまで記録に拘るウマ娘、他にいなかったしね。


幾ら初の海外GT制覇という目標があるにせよ、もう少しどうにかして欲しい。
しかもシーキングザパールが初の海外GT制覇馬という史実をタイキシャトルに改変してこれ。なんとも格好がつかない。


この改変自体が、余計だったと思う。
栄光を敗北に改変するとは、相当な勇気と構成力が必要でしょ。
それを上手い具合にやってのけたシーザリオシナリオとは、雲泥の差。


…というわけで彼女の魅力をちゃんと描き切れなかった、残念なシナリオだったね。
せっかく叡智な体してるのにな。
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あんなド老けた風貌でも恋愛にはうぶな女の子だったり、
ギャップ萌え的な可愛さがあるだけに、やはり惜しい…




▼スイープトウショウのウマ娘ストーリー、7話。
育成ストーリーでは身勝手な女の子としての側面が強すぎてツンデレ要素が薄かったが、
ここではちゃんとツンデレしてる。それも古き良きツンデレ。


育成ストーリーでも、こういうキャラクターのほうがよかったんじゃない?
やだやだーが多すぎるし、使い魔に冷たすぎるからな。
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▼イクノディクタスの勝負服を、やっと解放できた。
実装が2/24だから、7カ月以上も掛かったか…
★3より引く回数が少ない★2……冗談みたいな話だ。
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2024年09月23日

KEEP OUTを上からはがすゲーム レビュー感想 タイトルまでもが…

▼いやー、やっぱゲームなんてシンプルならシンプルなだけいいんだよ。


何度か書いたと思うが、単純で奥が深いのと、複雑、繁雑なのは違うからね。


その点この「KEEP OUTを上からはがすゲーム」のゲームルールは、本当に単純。


KEEP OUTテープを上から順番に(画面表示上では手前から)、すべて剥がす……ただそれだけ。
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マウス操作で、手前から順番にクリックしていく…


ただそれだけ。


しかし制限時間があるため
どれが1番手前か、2番目か…
3番目は、4番目は……?


…と脳味噌だけではなく、目も動かさないといけないゲーム性がある。
高難易度になるとテープが増えるため手元が忙しいが、
最重要ポイントは瞬時の洞察力、分析力じゃないかな。


超シンプルだが、熱中度の高いアクションパズルゲームなんだよね。
シンプルゆえに、他の事を考えなくてもいいからね。
その分、熱中できるんだよ。



▼表示される女性キャラクターのAIイラストは、どれもちょっとエッチ(せいぜい週刊少年チャンピオンレベルなので、過度の期待は禁物)。


プレイヤーはそれに釣られて、必死でテープを剥がす訳だ。
このゲームを語る上では、同様のブロック崩しをイメージして貰えれば
プレイモチベーションが伝わりやすいと思う。




「StableDiffusionで生成した絵をなんかゲームに使えないかと思って作った」ことが製作のきっかけだそうだが、それゆえに単純仕様になったのかもね。


最近のゲームはスマホゲーでさえ、年々ゲームルールが複雑化しているからね。
「スイカゲーム」「8番出口」がヒットしたのも、そのシンプルなゲーム性ゆえだと思うんだよ。












評価C+
60点


シンプルシンプルうるっせーレビュー感想になりましたが、他に言いようがありません。これでよし!


本作もまた1つの、生成AIイラストの正しい使い方、……なのかもしれませんね。
少し似たスマホゲーもありますが、これほどシンプルなゲームシステムまだ言ってる…で面白さを演出したことは、評価すべきでしょう。


ミスをすると制限時間が減少したり、ペナルティまでシンプルです。


最近のゲームって、フリーゲームすらなんか複雑だよなあ……


……だなんて思っているそこの貴方には、特におすすめですよ。



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