2019年04月20日
映画「リトル・フォレスト 夏・秋」…今のところは橋本愛をめでる映画。
今日は映画「リトル・フォレスト 夏・秋」の感想です。
前回感想を書いた映画「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」をオススメしてくれた後輩が、
「あのスピルバーグも絶賛」してくれたら嬉しいと言っていた作品。
それは観てみなくてはという事でdTVにあったので、
Chrome castを使ってテレビで鑑賞しました。
映画「リトル・フォレスト 夏・秋」は2014年公開の森淳一監督作品。
森淳一監督作品は映画「重力ピエロ」ぐらいしか観てないので、
いつか映画「Laundry」は観たいなと思っているんですよ、
まあこういうタイトルありすぎて困っているのですが。
で、正直この映画「リトル・フォレスト 夏・秋」が特殊な映画すぎて、
この作品だけで「リトル・フォレスト」も語れなければ、
森淳一監督も語れないのだろうなとは思います。
何故かと言うと、この映画「リトル・フォレスト 夏・秋」は、
全4部作のうちの前半2部にあたります。
まだ後半の2部を観ていないのでどんな展開なのか分かりませんが、
前半は起承転結で言うと「起」ぐらいなんじゃないでしょうか。
後ほどまた触れたいと思います。
原作は同名の五十嵐大介による漫画とのことですが未読です。
物語のあらすじなのですが、
田舎で1人暮らすいち子が家庭的な料理を作りながら農作物の収穫するため働く姿を描く…みたいな。
キャストですが、
主人公のいち子を演じるのは橋本愛。
このブログでは映画「美しい星」と映画「さよならドビュッシー」の感想を書きましたが、
どちらも橋本愛は謎めいたというか少し闇のある役だった。
自分も彼女にある魅力はその隠しきれない「闇」だと思っているのだが、
この映画では全く違う一面を見せてくれています。
友人のキッコを演じるのは松岡茉優。
橋本愛と松岡茉優と言えば映画「桐島、部活やめるってよ」ですよね。
いつビンタされるんだろうって思ったけどそんなシーンはなかった。
松岡茉優良いですよね、応援してます。
その他、三浦貴大、温水洋一、桐島かれんなどが出演しています。
さて映画「リトル・フォレスト 夏・秋」の感想ですが、
先ほども触れたのですが全4部作のうちの前半2部。
この後どういう展開があるのか分かりませんが、
ハッキリ言ってほぼ物語の動きはない…ラストにちょびっと。
「ロード・オブ・ザ・リング」で言ったら色々な種族と国や生活の状況説明で終わったみたいな。
「1.スジ 2.ヌキ 3.ドウサ」という見方をするなら、
スジはほぼ無いというか、後半への布石だけなので面白さはない。
ではこの映画の良さは何か、そもそもこの映画は何なのか。
自分なりに考えた結果、1つの結論が出ました。
映画「リトル・フォレスト 夏・秋」は橋本愛をめでる映画だ…と。
いやいや、もちろん布石は理解してますけどね。
…って言って、後半全く関係なかったらどうしようね。
まず映画が始まると松竹ってロゴがでて、ふと松竹120年の映画「ソロモンの偽証」を思い出した。
松竹は凄いなあ…特にそれは映画とは意味はないのだけど。
雨の降る田舎の景色から始まり、
買い物するのに片道30分もかかると主人公の語りから始まるこの映画。
一体、何が起こるのだろうと思って観ていても、何も起こらないのだ。
いや、季節に合わせた田舎暮らしでの農作業ややるべきこと、
おいしそうな料理を作る事はあるのだが、
まずそれ以外には何も起きずにまず「夏」が終わる。
エンドロールが始まった時に「おい!」って思ったが、
引き続き「秋」が始まって観ていたら、
終盤に物語が動きそうな雰囲気になったので、
ああ、これは布石の前半なんだなと思った。
なので後半を観てない限り感想も何もないですよね。
つまりこれだけでは純粋に映画として何とは言えないですよね。
しかしながら、「橋本愛をめでる映画」として観たら、
この1本でもこれほど良い映画は無いのではないだろうか。
橋本愛がパンをストーブで作る!
なかなかそんな映像観れないですよね。
とは言え、なかなか映画的表現が良いシーンもありまして、
あるシーンの「じっとりと絡まる本当の闇」のエロさ。
何も映ってないけどエロいよね。
橋本愛と甘酒飲むとか男の夢みたいなものだな。
あとグミと自分を重ねたりとか、
魚のさばくシーンを先に映すことで、
後の鳥の解体のクッションになってたりとか。
エグいシーンを映すけど、
また別のシーンでそれに対して「ある台詞」があったり。
物語としてはほぼ進まなくても、
そういうメッセージを感じる作りではあるので、
橋本愛の綺麗さもあって飽きる事はなく2部観る事はできた。
あと、服装で季節の違いを出すのも良いですが、
雲の形で秋の空を表現したりとかは素敵でしたね。
まあ…そんなぐらいですかね。
橋本愛が若干貧乳なんじゃないかって可能性。
ちょっと腕とか細すぎるよね。
田舎で1人で田畑とか耕してたらもう少し筋肉付いても良いとは思った。
湿気の多い空気を「ひれを付けたら泳げそう」って言葉も状況も凄く分かるのだが、
そのシーンでは「頭のイメージを実際の画でみせる」のだが、
映画の序盤だったので「そういう頭のイメージを画で見せる映画なのかな」って思ったら、
そういう演出はそのシーンだけだったので、気まぐれな演出というか浮いた演出だと思う。
なんか英勉監督みたいに作品通してのバランスが悪くなってる気もした。
胃の中の蛙とかウスターソースとかわちょっと分かると思った。
「ひと手間」ね…自分が大人になって気が付くと、
それまで気が付かなかった親の行動って大きいですよね。
さてさて、後半、どんな展開になるのでしょうか。
期待しています。
前回感想を書いた映画「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」をオススメしてくれた後輩が、
「あのスピルバーグも絶賛」してくれたら嬉しいと言っていた作品。
それは観てみなくてはという事でdTVにあったので、
Chrome castを使ってテレビで鑑賞しました。
映画「リトル・フォレスト 夏・秋」は2014年公開の森淳一監督作品。
森淳一監督作品は映画「重力ピエロ」ぐらいしか観てないので、
いつか映画「Laundry」は観たいなと思っているんですよ、
まあこういうタイトルありすぎて困っているのですが。
で、正直この映画「リトル・フォレスト 夏・秋」が特殊な映画すぎて、
この作品だけで「リトル・フォレスト」も語れなければ、
森淳一監督も語れないのだろうなとは思います。
何故かと言うと、この映画「リトル・フォレスト 夏・秋」は、
全4部作のうちの前半2部にあたります。
まだ後半の2部を観ていないのでどんな展開なのか分かりませんが、
前半は起承転結で言うと「起」ぐらいなんじゃないでしょうか。
後ほどまた触れたいと思います。
原作は同名の五十嵐大介による漫画とのことですが未読です。
物語のあらすじなのですが、
田舎で1人暮らすいち子が家庭的な料理を作りながら農作物の収穫するため働く姿を描く…みたいな。
キャストですが、
主人公のいち子を演じるのは橋本愛。
このブログでは映画「美しい星」と映画「さよならドビュッシー」の感想を書きましたが、
どちらも橋本愛は謎めいたというか少し闇のある役だった。
自分も彼女にある魅力はその隠しきれない「闇」だと思っているのだが、
この映画では全く違う一面を見せてくれています。
友人のキッコを演じるのは松岡茉優。
橋本愛と松岡茉優と言えば映画「桐島、部活やめるってよ」ですよね。
いつビンタされるんだろうって思ったけどそんなシーンはなかった。
松岡茉優良いですよね、応援してます。
その他、三浦貴大、温水洋一、桐島かれんなどが出演しています。
さて映画「リトル・フォレスト 夏・秋」の感想ですが、
先ほども触れたのですが全4部作のうちの前半2部。
この後どういう展開があるのか分かりませんが、
ハッキリ言ってほぼ物語の動きはない…ラストにちょびっと。
「ロード・オブ・ザ・リング」で言ったら色々な種族と国や生活の状況説明で終わったみたいな。
「1.スジ 2.ヌキ 3.ドウサ」という見方をするなら、
スジはほぼ無いというか、後半への布石だけなので面白さはない。
ではこの映画の良さは何か、そもそもこの映画は何なのか。
自分なりに考えた結果、1つの結論が出ました。
映画「リトル・フォレスト 夏・秋」は橋本愛をめでる映画だ…と。
いやいや、もちろん布石は理解してますけどね。
…って言って、後半全く関係なかったらどうしようね。
まず映画が始まると松竹ってロゴがでて、ふと松竹120年の映画「ソロモンの偽証」を思い出した。
松竹は凄いなあ…特にそれは映画とは意味はないのだけど。
雨の降る田舎の景色から始まり、
買い物するのに片道30分もかかると主人公の語りから始まるこの映画。
一体、何が起こるのだろうと思って観ていても、何も起こらないのだ。
いや、季節に合わせた田舎暮らしでの農作業ややるべきこと、
おいしそうな料理を作る事はあるのだが、
まずそれ以外には何も起きずにまず「夏」が終わる。
エンドロールが始まった時に「おい!」って思ったが、
引き続き「秋」が始まって観ていたら、
終盤に物語が動きそうな雰囲気になったので、
ああ、これは布石の前半なんだなと思った。
なので後半を観てない限り感想も何もないですよね。
つまりこれだけでは純粋に映画として何とは言えないですよね。
しかしながら、「橋本愛をめでる映画」として観たら、
この1本でもこれほど良い映画は無いのではないだろうか。
橋本愛がパンをストーブで作る!
なかなかそんな映像観れないですよね。
とは言え、なかなか映画的表現が良いシーンもありまして、
あるシーンの「じっとりと絡まる本当の闇」のエロさ。
何も映ってないけどエロいよね。
橋本愛と甘酒飲むとか男の夢みたいなものだな。
あとグミと自分を重ねたりとか、
魚のさばくシーンを先に映すことで、
後の鳥の解体のクッションになってたりとか。
エグいシーンを映すけど、
また別のシーンでそれに対して「ある台詞」があったり。
物語としてはほぼ進まなくても、
そういうメッセージを感じる作りではあるので、
橋本愛の綺麗さもあって飽きる事はなく2部観る事はできた。
あと、服装で季節の違いを出すのも良いですが、
雲の形で秋の空を表現したりとかは素敵でしたね。
まあ…そんなぐらいですかね。
橋本愛が若干貧乳なんじゃないかって可能性。
ちょっと腕とか細すぎるよね。
田舎で1人で田畑とか耕してたらもう少し筋肉付いても良いとは思った。
湿気の多い空気を「ひれを付けたら泳げそう」って言葉も状況も凄く分かるのだが、
そのシーンでは「頭のイメージを実際の画でみせる」のだが、
映画の序盤だったので「そういう頭のイメージを画で見せる映画なのかな」って思ったら、
そういう演出はそのシーンだけだったので、気まぐれな演出というか浮いた演出だと思う。
なんか英勉監督みたいに作品通してのバランスが悪くなってる気もした。
胃の中の蛙とかウスターソースとかわちょっと分かると思った。
「ひと手間」ね…自分が大人になって気が付くと、
それまで気が付かなかった親の行動って大きいですよね。
さてさて、後半、どんな展開になるのでしょうか。
期待しています。
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