2012年06月19日
今更「愛と誠」は恥ずかしいが見てみたい
私の知り合いに、大賀さんという人がいる。
「おおが」と読む。
始めて、この名前を見た時、
「たいが」さんと読んで、「おおが」です、と言い直された。
かように、たかだか漫画なのだけれど、
影響力は、社会人になっても引きずっている。
「愛と誠」である。
主人公の名前は、太賀誠(たいが まこと)、
(大賀さんとは一文字違いだ)
もう一人は、早乙女愛(さおとめ あい)である。
「愛と誠」が映画化されたと聞き、まず驚き、
その映画のCMを見て、ひっくり返った。
ミュージカルなのか?
歌って踊るのか?
太賀誠役に妻夫木聡なのが気に入らないが、
早乙女愛役に武井咲なのは、まぁ許そう。
原作と同じ髪型をしているし。
岩清水弘役が斉藤工なのは適役だと思うが、
ここは是非とも、山田孝之にやってもらいたかった。
高原由紀役の大野いとは知らないので何とも言えない。
しかし、高原由紀は冷たく、カッコいいので、
クールビューティーな人にお願いしたいが、そうなのか?
座王権太に伊原剛志って、これはこれでいいのか?
「君の為なら死ねる」という岩清水の名台詞には
やはり笑うしかない。
しかし当時、あのセリフに憧れてた女性は多かったと思うが、
男なら、一度は言ってみたい言葉だ。
多分、笑われると思うが、今でも言われた方は、
内心では嬉しいのではないだろうか。
なにはともあれ、久しぶりに見に行きたくなった日本映画である。
しかも、監督が三池崇史なので、なおさらだ。
16日から公開なので、もう見た人もいるだろう。
映画館の中で歌いたい!
冒頭のシーンでは、やはり手紙の朗読はあるのだろうか。
なければ「愛と誠」ではないので、
きっちりと、朗読してくれないと困るのだが。
愛は平和ではない
愛は戦いである
武器のかわりが
誠実(まこと)であるだけで
それは地上における
もっともはげしい きびしい
みずからをすてて
かからなければならない
戦いであるー
我が子よ
このことを
覚えておきなさい
(ネール元インド首相の娘への手紙)
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