2012年12月12日
マヤ暦〜人類滅亡?〜
'12年12月12日は、ぱっと見「12」が並んでいますが、年には「20」が隠れています。
でも「13月」は存在しえないので、6桁で「12/12/12」と同じ数字が3つ並ぶことは、
この先990年程はありえない組合せであり、それなりに価値があるといえるのかも
しれません。
暦に関しては、「12/12/12」の最後の「12」をひっくり返した形の「12/12/21」を
世界の最後の日とみなすマヤ暦を根拠とする終末論があります。
マヤ暦とは、中米マヤ地域で繁栄したマヤ文明が使用していたカレンダーのことで、
紀元前3114年の基準日から始まった長期暦が、2012年の冬至(12/21)頃で終わる
とみなし、この日を以て世界が終焉するというのがマヤ暦による終末論です。
確かに、地震・洪水などの天変地異や、経済環境悪化・放射能といった人手を介した
問題など、世も末と思われるような事態が発生しているのも事実です。
2009年には、「2012年人類滅亡」というテーマでの映画が製作されています。
ローランド・エメリッヒ監督の手によるその名も[2012]という映画で、公開後3日間で
製作費2億ドルの半分以上を回収し、全世界の累計興行収入が7億6967万ドルに
達するという大ヒットになりました。現在、Blu-ray/DVDで鑑賞可能です。
しかし、「12/12/21」が過ぎると、5126年という1つの区切りが過ぎ去っただけで、
新たな5126年の長期暦が(カレンダー変えるように)始まるだけという考え方や
そもそも算出が異なっていて「2011年10月28日」が最終日であったという説や
マヤの遺跡を調査したアメリカのチームが発見したマヤ最古のカレンダーには
2012年を終末とするようなものはなかったと科学誌サイエンスに発表したりと、
マヤ暦の周期性と人類滅亡には何ら関連性は無いという見方が大勢です。
1999年のノストラダムスの大予言と同じファンタジーになっているようです。
★無事に来年2013年を祝えますように!
終末論から「エンド」という言葉が連想されませんか。
[エンド]という曲名で、たぶん1番有名なのは、the Beatles の[The End]では
ないでしょうか。
the Beatles の事実上のラスト・アルバム[Abbey Road (アビイ・ロード)]に
収録されている曲で、LPのB面最後の曲としてクレジットされていることから
the Beatles の最後の曲と位置付けられるものです。
ただ、実際にレコードを聴くと、[The End]が終わって20秒ほどの無音の後、
23秒の曲が隠しトラックとして存在しています。
これは、[Her Majesty (ハー・マジェスティー)]というタイトルが付けられている
the Beatles の「公式発表曲」の中で最も短い楽曲なのです。
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)によるアコースティック・ギターの
弾き語りで、ジョン・レノン(John Lennon)、リンゴ・スター(Ringo Starr)、
ジョージ・ハリスン(George Harrison)の3人は録音に参加していません。
タイトルの「Her Majesty」とは「女王陛下」という意味で、特にイギリスの
エリザベス女王(Elizabeth II)に対し使われる言葉なのですが、この曲では
恋人に対して「私の女王様」的なニュアンスで用いていて、その人を口説く
という歌詞でしたので、アルバム発表時はタイトルや歌詞をあえて伏せて
いたようです。しかし、CD化に際し掲載されるようになり、そこで現在は、
the Beatles の解散時の最後の発表曲は[Her Majesty]ともいわれます。
ところが、John の死後、1995年と1996年に新曲を発表しています。
John の作った未完成曲を残り3人のメンバーが完成させたというもので
[Free As A Bird (フリー・アズ・ア・バード)]と[Real Love (リアル・ラヴ)]
という2曲です。
[Real Love]が1996年3月に発売されたので、こちらが最後の発表曲という
ことにはなりますが、the Beatles の4人がリアルにそろって録音し発表した
最後の曲は、やはり[The End]です。
Ringo のドラム・ソロや、Paul・George・John の3人によるギターソロの
リレーなど、それまでの the Beatles には見られなかった展開をしています。
また、アルバム[Abbey Road]のB面の大半を占めるメドレーの最後を飾る
曲であり、このメドレーに対して「僕らの最高傑作のひとつである」と Paul と
Ringo が発言をしているくらいで、また、音楽雑誌のローリング・ストーンは
アルバム評として「B面のみで、[Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)]に匹敵する」との
賞賛をしています。
ちなみに、この曲では“in the end”として「the end」が使われています。
---
And in the end, the love you take is equal to the love you make.
---
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でも「13月」は存在しえないので、6桁で「12/12/12」と同じ数字が3つ並ぶことは、
この先990年程はありえない組合せであり、それなりに価値があるといえるのかも
しれません。
暦に関しては、「12/12/12」の最後の「12」をひっくり返した形の「12/12/21」を
世界の最後の日とみなすマヤ暦を根拠とする終末論があります。
マヤ暦とは、中米マヤ地域で繁栄したマヤ文明が使用していたカレンダーのことで、
紀元前3114年の基準日から始まった長期暦が、2012年の冬至(12/21)頃で終わる
とみなし、この日を以て世界が終焉するというのがマヤ暦による終末論です。
確かに、地震・洪水などの天変地異や、経済環境悪化・放射能といった人手を介した
問題など、世も末と思われるような事態が発生しているのも事実です。
2009年には、「2012年人類滅亡」というテーマでの映画が製作されています。
ローランド・エメリッヒ監督の手によるその名も[2012]という映画で、公開後3日間で
製作費2億ドルの半分以上を回収し、全世界の累計興行収入が7億6967万ドルに
達するという大ヒットになりました。現在、Blu-ray/DVDで鑑賞可能です。
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しかし、「12/12/21」が過ぎると、5126年という1つの区切りが過ぎ去っただけで、
新たな5126年の長期暦が(カレンダー変えるように)始まるだけという考え方や
そもそも算出が異なっていて「2011年10月28日」が最終日であったという説や
マヤの遺跡を調査したアメリカのチームが発見したマヤ最古のカレンダーには
2012年を終末とするようなものはなかったと科学誌サイエンスに発表したりと、
マヤ暦の周期性と人類滅亡には何ら関連性は無いという見方が大勢です。
1999年のノストラダムスの大予言と同じファンタジーになっているようです。
★無事に来年2013年を祝えますように!
終末論から「エンド」という言葉が連想されませんか。
[エンド]という曲名で、たぶん1番有名なのは、the Beatles の[The End]では
ないでしょうか。
the Beatles の事実上のラスト・アルバム[Abbey Road (アビイ・ロード)]に
収録されている曲で、LPのB面最後の曲としてクレジットされていることから
the Beatles の最後の曲と位置付けられるものです。
ただ、実際にレコードを聴くと、[The End]が終わって20秒ほどの無音の後、
23秒の曲が隠しトラックとして存在しています。
これは、[Her Majesty (ハー・マジェスティー)]というタイトルが付けられている
the Beatles の「公式発表曲」の中で最も短い楽曲なのです。
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)によるアコースティック・ギターの
弾き語りで、ジョン・レノン(John Lennon)、リンゴ・スター(Ringo Starr)、
ジョージ・ハリスン(George Harrison)の3人は録音に参加していません。
タイトルの「Her Majesty」とは「女王陛下」という意味で、特にイギリスの
エリザベス女王(Elizabeth II)に対し使われる言葉なのですが、この曲では
恋人に対して「私の女王様」的なニュアンスで用いていて、その人を口説く
という歌詞でしたので、アルバム発表時はタイトルや歌詞をあえて伏せて
いたようです。しかし、CD化に際し掲載されるようになり、そこで現在は、
the Beatles の解散時の最後の発表曲は[Her Majesty]ともいわれます。
ところが、John の死後、1995年と1996年に新曲を発表しています。
John の作った未完成曲を残り3人のメンバーが完成させたというもので
[Free As A Bird (フリー・アズ・ア・バード)]と[Real Love (リアル・ラヴ)]
という2曲です。
[Real Love]が1996年3月に発売されたので、こちらが最後の発表曲という
ことにはなりますが、the Beatles の4人がリアルにそろって録音し発表した
最後の曲は、やはり[The End]です。
Ringo のドラム・ソロや、Paul・George・John の3人によるギターソロの
リレーなど、それまでの the Beatles には見られなかった展開をしています。
また、アルバム[Abbey Road]のB面の大半を占めるメドレーの最後を飾る
曲であり、このメドレーに対して「僕らの最高傑作のひとつである」と Paul と
Ringo が発言をしているくらいで、また、音楽雑誌のローリング・ストーンは
アルバム評として「B面のみで、[Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)]に匹敵する」との
賞賛をしています。
ちなみに、この曲では“in the end”として「the end」が使われています。
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And in the end, the love you take is equal to the love you make.
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タグ:ビートルズ
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