2012年11月26日
日本の恋と、ユーミンと。〜詠み人知らず〜
ユーミン(松任谷由実)のデビュー40周年記念ベストアルバム『日本の恋と、ユーミンと。』が
リリースされました。代表曲45曲とProcol Harum(プロコル・ハルム)と共演した[青い影]を
3枚のCDに収めたベストアルバムです。初回限定盤には「観るベスト」という特典DVD付きで
ユーミンのCDに初めてDVDが付く形になっています。
荒井由実から現在の松任谷由実に至るまでの全375曲の中から
「歴代のスタッフ、レコード会社の女性社員たち」がセレクトした曲ということです。
今までに40枚近いシングルを出していますが、このアルバムに収録されているのは
全体の1/3程度でしかなく、アルバムの中でキラッと輝いている曲が多数
選ばれていることになっています。とはいうものの、ユーミンファンからは
「なぜ?この曲が収録されていない!」という意見もでてくるかもしれませんが、あくまでも
「歴代のスタッフ、レコード会社の女性社員たち」が感じた代表曲と位置づけてください。
また、Procol Harumの[A Whiter Shade Of Pale](青い影)は、
ユーミンが作曲活動をするトリガーとなった曲で、この曲にインスパイアされ
デビューアルバム『ひこうき雲』のタイトル曲が生まれたという大きな影響を受けた曲で、
今回のベストアルバム発売にあたり、ユーミンがProcol Harumにオファーを出し、
ロンドンのアビーロードスタジオでの共演が可能となった、といういきさつのようです。
DVD特典の「観るベスト」は、倉庫に眠り続けていたシングル[翳(かげ)りゆく部屋]の
映像フィルムから始まり、各所でのライブ映像をちりばめた映像が続き、
最後は松任谷正隆と武部聡志のピアノ二重奏による[卒業写真]で終わります。
デビュー40周年記念としていますが、同封されているのはCD収録曲のソングブックだけという
シンプルなものです。ソングブックの小林克也のコメントは、40周年記念を意識していますが、
初回特典のDVDについての解説はありません。ジャケット裏にはユーミンからのコメントが
ありますが、アルバムタイトルについての気持ちが綴られているものです。
-----
いつの日か私の名前が忘れられても、
いくつかの曲が“詠み人知らず”として見知らぬあなたに歌い継がれてゆく…
-----
かつてコンサートでサーカスやシンクロナイズドスイミングを取り上げたように、
ちょこっとは40周年記念という側面と持ち上げていただければ、と思いますが、
「仰々しいことはせず、そっとさりげなく」というのが、今回のコンセプトなのでしょうか・・・
[青い影]は、このアルバムで初めて録音された楽曲となります。
Procol HarumのリーダーGary Brooker(ゲイリー・ブルッカー)とデュエットしています。
イントロから原曲の雰囲気通りに始まり、ユーミンのボーカルが入ってきます。
途中から Gary Brookerの歌唱が加わり、たぶんユーミンにとって至福の時間と
感じたであろう 7分23秒間だと思います。
Procol Harumのオリジナルではフェードアウトするエンディングも、きれいにまとめられ
落ち着いて余韻を味わうことができます。
この曲[青い影]を聴いて、作曲活動を始めてみませんか?
★Procol Harumの[A Whiter Shade Of Pale]については、[音泉日記〜音楽と温泉〜]へ。
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リリースされました。代表曲45曲とProcol Harum(プロコル・ハルム)と共演した[青い影]を
3枚のCDに収めたベストアルバムです。初回限定盤には「観るベスト」という特典DVD付きで
ユーミンのCDに初めてDVDが付く形になっています。
松任谷由実40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。 (初回限定盤)(DVD付) 新品価格 |
荒井由実から現在の松任谷由実に至るまでの全375曲の中から
「歴代のスタッフ、レコード会社の女性社員たち」がセレクトした曲ということです。
今までに40枚近いシングルを出していますが、このアルバムに収録されているのは
全体の1/3程度でしかなく、アルバムの中でキラッと輝いている曲が多数
選ばれていることになっています。とはいうものの、ユーミンファンからは
「なぜ?この曲が収録されていない!」という意見もでてくるかもしれませんが、あくまでも
「歴代のスタッフ、レコード会社の女性社員たち」が感じた代表曲と位置づけてください。
また、Procol Harumの[A Whiter Shade Of Pale](青い影)は、
ユーミンが作曲活動をするトリガーとなった曲で、この曲にインスパイアされ
デビューアルバム『ひこうき雲』のタイトル曲が生まれたという大きな影響を受けた曲で、
今回のベストアルバム発売にあたり、ユーミンがProcol Harumにオファーを出し、
ロンドンのアビーロードスタジオでの共演が可能となった、といういきさつのようです。
DVD特典の「観るベスト」は、倉庫に眠り続けていたシングル[翳(かげ)りゆく部屋]の
映像フィルムから始まり、各所でのライブ映像をちりばめた映像が続き、
最後は松任谷正隆と武部聡志のピアノ二重奏による[卒業写真]で終わります。
デビュー40周年記念としていますが、同封されているのはCD収録曲のソングブックだけという
シンプルなものです。ソングブックの小林克也のコメントは、40周年記念を意識していますが、
初回特典のDVDについての解説はありません。ジャケット裏にはユーミンからのコメントが
ありますが、アルバムタイトルについての気持ちが綴られているものです。
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いつの日か私の名前が忘れられても、
いくつかの曲が“詠み人知らず”として見知らぬあなたに歌い継がれてゆく…
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かつてコンサートでサーカスやシンクロナイズドスイミングを取り上げたように、
ちょこっとは40周年記念という側面と持ち上げていただければ、と思いますが、
「仰々しいことはせず、そっとさりげなく」というのが、今回のコンセプトなのでしょうか・・・
[青い影]は、このアルバムで初めて録音された楽曲となります。
Procol HarumのリーダーGary Brooker(ゲイリー・ブルッカー)とデュエットしています。
イントロから原曲の雰囲気通りに始まり、ユーミンのボーカルが入ってきます。
途中から Gary Brookerの歌唱が加わり、たぶんユーミンにとって至福の時間と
感じたであろう 7分23秒間だと思います。
Procol Harumのオリジナルではフェードアウトするエンディングも、きれいにまとめられ
落ち着いて余韻を味わうことができます。
この曲[青い影]を聴いて、作曲活動を始めてみませんか?
★Procol Harumの[A Whiter Shade Of Pale]については、[音泉日記〜音楽と温泉〜]へ。
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