2017年02月12日
毒親は他人を通して見た自分が常に良い評価ではないと満足しないというジレンマ(その3)
⇒毒親は他人を通して見た自分が常に良い評価ではないと満足しないというジレンマ(その1)
⇒毒親は他人を通して見た自分が常に良い評価ではないと満足しないというジレンマ(その2)
毒親である母親にたまに問い詰めない程度に質問するときがあります。
「じゃあ結局どうだったら満足するの?」
そうすると今まで流ちょうだった不平不満はなぜかぴたりとやみます。
心のどこかでは自分が言っていることは矛盾していることだと理解している面はあるようです。
具体的にどうなれば自分が満足であるか?というものが具現化していないのです。
なんとなく自分の感覚をすべて理解してくれその日の自分の満足度合いにマッチングする
サービスを求めているのですごく抽象的で自分でもどうすれば満足なのかわからないのです。
どうすれば満足かといえば、なにも要求しなくても自分の今の気持ちや状態をわかってくれて
すべて先回りしてやってくれるようなことがおそらく満足するのだと思います。
しかし毎日24時間自分のことを考えてくれる人なんて世の中にいませんからね…
さらに考えてくれても相手の考えていることをすべて分かると言うことに無理があるのです。
これ以上母親に追求すると逆ギレになりますから追い詰めませんが、
追い詰めると必ず発言する言葉は、
「あなたには私の気持ちがわからない」
「私がどんな思いで子育てしてきたか分からないでしょ?」
「どうせ私のことを理解してくれる人などいないんだ!」
こんな内容になると思います。潜在的に隠れているのは怒りと言うよりも寂しさです。
幼少期に自分の本音が言える環境でなかったこと、本当に分かって欲しいときに
理解してくれるような人が周りにいなかったことで、母は、その寂しさを心のどこか
奥底まで封印してしまったのです。
母親の深層心理をひもとけば、
「私の気持ちをすべてわかってくれるあなた」
「私の子育ての苦しみをすべて理解してくれるあなた」
「私のことなら私以上に私を理解してくれるあなた」
という相手を常にもとめながら生きているのです。
答えは、それこそ空想の世界の白馬の王子さまです。
あまりにも幼少期の理不尽な父親の叱責や共感が得られない
家族に孤独感を感じながら生きてきたのだと思います。
結婚をすればパートナーが自分のすべてを包み込んでくれるだろうという
理想もあったでしょう。子育てに自分の人生を献上すれば子どもからみて
自分は常に称賛される存在で感謝されてしかるべきという理想もあるでしょう。
仲の良い友達ができれば、自分の100%以上の理解を求めすぎてぎこちない関係
になることも。
結局根底には寂しさが宿っているように思えてなりません。
他人というフィルターを通しての自分の評価が常に高くないと、幸せに感じられません。
100人のうち99人が称賛してくれていても、1人が否定的で自分を蔑視したようなことを
いうタイプであると、そのことが頭にこびりつきぐちぐちと悩んでしまうのです。
つねに満場一致をもとめているので自分で自分を適正に評価できないで
生きてきた結果なのでしょう。
母親のインナーチャイルドは私がいやしてあげることはできません。
病院の先生でも考えるきっかけは与えられますが、結局は自分の深層心理を癒やせるのは
自分だけなのです。
これを誤魔化して生きようとすると、なにか物や行為、関係などに病的に依存すると言うことも
でてくるので注意が必要でしょう。本当にインナーチャイルドの癒やしというものが一生ものだ
ということがよく分かるのではないでしょうか。
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⇒毒親は他人を通して見た自分が常に良い評価ではないと満足しないというジレンマ(その2)
毒親である母親にたまに問い詰めない程度に質問するときがあります。
「じゃあ結局どうだったら満足するの?」
そうすると今まで流ちょうだった不平不満はなぜかぴたりとやみます。
心のどこかでは自分が言っていることは矛盾していることだと理解している面はあるようです。
具体的にどうなれば自分が満足であるか?というものが具現化していないのです。
なんとなく自分の感覚をすべて理解してくれその日の自分の満足度合いにマッチングする
サービスを求めているのですごく抽象的で自分でもどうすれば満足なのかわからないのです。
どうすれば満足かといえば、なにも要求しなくても自分の今の気持ちや状態をわかってくれて
すべて先回りしてやってくれるようなことがおそらく満足するのだと思います。
しかし毎日24時間自分のことを考えてくれる人なんて世の中にいませんからね…
さらに考えてくれても相手の考えていることをすべて分かると言うことに無理があるのです。
これ以上母親に追求すると逆ギレになりますから追い詰めませんが、
追い詰めると必ず発言する言葉は、
「あなたには私の気持ちがわからない」
「私がどんな思いで子育てしてきたか分からないでしょ?」
「どうせ私のことを理解してくれる人などいないんだ!」
こんな内容になると思います。潜在的に隠れているのは怒りと言うよりも寂しさです。
幼少期に自分の本音が言える環境でなかったこと、本当に分かって欲しいときに
理解してくれるような人が周りにいなかったことで、母は、その寂しさを心のどこか
奥底まで封印してしまったのです。
母親の深層心理をひもとけば、
「私の気持ちをすべてわかってくれるあなた」
「私の子育ての苦しみをすべて理解してくれるあなた」
「私のことなら私以上に私を理解してくれるあなた」
という相手を常にもとめながら生きているのです。
答えは、それこそ空想の世界の白馬の王子さまです。
あまりにも幼少期の理不尽な父親の叱責や共感が得られない
家族に孤独感を感じながら生きてきたのだと思います。
結婚をすればパートナーが自分のすべてを包み込んでくれるだろうという
理想もあったでしょう。子育てに自分の人生を献上すれば子どもからみて
自分は常に称賛される存在で感謝されてしかるべきという理想もあるでしょう。
仲の良い友達ができれば、自分の100%以上の理解を求めすぎてぎこちない関係
になることも。
結局根底には寂しさが宿っているように思えてなりません。
他人というフィルターを通しての自分の評価が常に高くないと、幸せに感じられません。
100人のうち99人が称賛してくれていても、1人が否定的で自分を蔑視したようなことを
いうタイプであると、そのことが頭にこびりつきぐちぐちと悩んでしまうのです。
つねに満場一致をもとめているので自分で自分を適正に評価できないで
生きてきた結果なのでしょう。
母親のインナーチャイルドは私がいやしてあげることはできません。
病院の先生でも考えるきっかけは与えられますが、結局は自分の深層心理を癒やせるのは
自分だけなのです。
これを誤魔化して生きようとすると、なにか物や行為、関係などに病的に依存すると言うことも
でてくるので注意が必要でしょう。本当にインナーチャイルドの癒やしというものが一生ものだ
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コメントありがとうございました!
テレビというものは本当にむずかしいものですね。
鵜呑みにして良い場合の方がすくなかったりしますから…
お父様は褒め言葉として発言したのかは分かりませんが、
すごく洞察力があるタイプなのかもしれませんね。
単に番組を笑って楽しむという楽しみ方とは違う目線で見ているのでしょう。
当たっている場合はいいですが、この手のタイプは自分の意見が正しいと
おもって曲げないとすると、間違った洞察をされたときは周りが迷惑するので
困る気がします。
テレビの世界はとくにキャラ作りで演技しているような人もたくさん
いますから、実際がどうかはわかりにくいのが玉に瑕ですけどね。
コメントありがとうございました!
マロンさんの幼少期はかなり過酷だったと思います。
細かい嫌なできごとは封印しているかもしれませんが、やられた自分自身
だけは間違いなく覚えていることでしょう。
客観的な意見ですと、そんな中よくへこたれずにいままでよくやって
来られたなぁと感じます。これはマロン様が本質的に持っている
自立心がそうさせた面もあると思います。
私はマロンさんのすべてはもちろんわかりませんが、少しでも共感できる
人と出会えただけでもうれしく思いますし、励まされた点もありますので
本当にありがとうございますとお伝えしたいです。
しかし、父は論理的です。論理的ですが沸点が恐ろしく低く賢さは感じられません。
しかし実は父の知性はかなり高く
怖いと感じる事もあります。
父がテレビで、とある「おバカタレント」を見て 「自分の中の引き出しの数を知ってて、長所と短所を理解している。芸人からの無茶ぶりから、おバカタレントとしての正解を求められてると自覚してるが決して能力以上の背伸びをしないから空気が白けたりしない、いま動いてるカメラの向きと映ってる範囲を把握してる節があり、これはバカとは言えない、実際需要があるから使われているし、不祥事起こす奴よりよっぽど賢い。ゲームで例えると魔法は使えないが武器の使い方が得意なタイプ。」
と少しの事から褒めてくるので怖いと感じます。
ありがとうございます。
読んでいて、気持ちがいいくらいでした。
お母様はきっと主様が言う通りに、寂しさを奥底に抱え込んで生きてきたんでしょうね。
寂しさを埋めてくれる対象を、自分以外の人間に的を当ててしまったばかりに、永遠に埋められずにいたのかなと思います。
仰る通り、個人の感情なんて、十人十色であり、分かってもらえるものじゃないです。
ましてや、理解した上にそれをリカバリーしてもらうなんて、よほどどっかの宗教団体とかじゃないと話すら聞いてくれない気がします。
皆、それぞれに自分のことで目一杯な時代だと思うから。
今の言葉は実は、自分自身に対して思ったことです。
以前にコメントに書かせてもらった通り、私もあまり幸せでない幼少期を過ごしました。その時にそう思ったのです。
私個人の、もしかしたらすごく幼稚で間違った考えかもしれませんが、私は自分なりの結論を出しました。
人に期待することをやめ、だったら自分の好きに生きさせてもらうわ、というものでした。
まもられない、理解されない、寂しい…そんなことに潰されるくらいなら、多少周りを裏切ってでも好きに生きたらいいと思ったのです。
そしてら多少楽になれます。
精神的に自立できます。
なんとなくですが、そこからほんとの自分の人生が始まる気がしました。
いい事ばかりじゃないけど、それでも自分の人生を生きたいです。