2017年10月25日
【福井県・中2自殺問題】発達障害の可能性がある生徒側に問題があった?と報道されている記事が見られますが…
10月20日放送の「バイキング」(フジテレビ系)は、福井県の中学2年生が自死した問題を取り上げた。だが、まるで自死した生徒側に問題があったとも取れる放送内容に首をかしげる視聴者が多く、問題になっている。
引用元:http://asajo.jp/excerpt/39653
32分頃から
ネット上では先日の福井県における中2が自殺した件で放送の内容に問題だった。
というようなものがみられます。実際に放送を見ての感想なので個人的な意見です。
どちらかを擁護したり、批判したりを目的にはしていません。
結論から言うとそこまで生徒側に問題があったという感じで放送されていたように感じませんでした。
どちらかというと先生側に問題があったという内容に見えましたが…
個人的にこの番組はみませんし、坂上忍も嫌いなので番組を擁護するつもりはありません。
番組の中で、坂上忍は自分は子どものころ発達障害的なものを親が感じて劇団へいれられたような
エピソードを話していました。
結局自殺してしまった原因は定かではありませんが、本人が精神的に追い詰められていたこと
だけはたしかではないでしょう。
発達障害だから自殺をするわけではなく、健常者であっても自殺はあり得ます。
結果的に教員の日ごろからのアプローチが良くなかった点は否めないでしょう。
さらに全校生徒が100人にも満たない、かなり小さな学校内にもかかわらず、
校長以下、教員の説明が不一致な点は疑問を持たざるを得ません。
おそらく番組内できになったのは、「親が発達障害ということを認めない」ということです。
別に発達障害を認めようが認めまいが構いませんが、自分の子どもが生活に支障をきたして
いたことは親としてわかっていなかったのでしょうか?
発達障害の子どもが近くにいない人にとっては、
ささっと発達障害を病院で診断してもらい、特別支援学級や特別支援学校に
行って欲しいという人もいるでしょう。
それはその通りの一面もあります。
普通学級でなんども支障をきたすことが散見される場合は、
先生にすべての対応を期待するのではなく、
親としてそういう選択肢も持っておくことは大切だと思います。
番組内では、
・発達障害は叱責で脳が萎縮し後天的なものもある
・アメリカでは食べ物が原因とも言われる
ようなことを専門家が話しましたが、そういう一面もある
いわゆる愛着障害的なものとして話したのでしょう。
ここが叩かれているみたいです。
叱責で自己肯定感が低下、自尊心が低下して脳が萎縮し、
なんらかの問題をおよぼすことは当然あります。
発達障害という言葉だけが先走りしてしまい実際に親ができることなど
肝心なことが薄まっていることが多い傾向です。
仮に発達障害と診断されなかったとしても、
学校生活や社会生活上でなにかしら支障をきたしているなら
それは当事者にとっては問題なのです。
そのあたりは、しっかり理解していきたいですね。
人間って多かれ少なかれ発達障害的な要素や症例ってあります。
基本的に叱責は子どもにとって、大人が思っているほどの効果が薄いです。
それは叱責の中で感情的な面がのっかり相手の人格を否定するようなことを
伝えてしまうためでしょう。
わかっていてもやってしまうぐらいです。
できないものをできるようにさせることばかりに執着するとものごとは解決しません。
できないものはできないという認識を親が持ち別なアプローチを模索することも
大切でしょう。
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私の妻もアスペルガーで困っており、結婚後、普通の生活が送れていません。
またの更新を楽しみにしております。
最近のブログ内容の流れやパソコンの件があったので、更新がないので心配をしております。
何かございましたらメアドでも書きますので愚痴相手が必要になった時はおっしゃってくださいね!
多忙なだけだと祈っております。