2017年10月19日
【米国Harvard大学医学部の研究】兄が自閉症スペクトラムだと弟もASDの可能性が高い?!
一般母集団では、自閉症スペクトラム障害(ASD)の有病率は女性より男性で高い。米国Harvard大学医学部のNathan Palmer氏らは、年長の子がASDと診断されている場合に、弟や妹がASDを発症するリスクはどのくらいあるのかを調べるために大規模な観察研究を行い、兄弟姉妹の組み合わせの中で、姉がASDと診断されている場合、弟もASDと診断される確率が最も高く16.7%だったと報告した。結果はJAMA Pediatrics誌電子版に2019年9月25日に掲載された。
引用元:日経メディカル
一般的に発達障害は男性の方が多い傾向といわれています。
今回のハーバード大学の研究では、年長の子どもがASDの場合、
その弟や妹がASDを発症するリスクがどのぐらいか?という研究をしたそうです。
・姉と弟の組み合わせ→16.7%
・兄と弟の組み合わせ→12.9%
・姉と妹の組み合わせ→7.6%
・兄と妹の組み合わせ→4.2%
研究結果では姉がASDの場合、弟もASDという数字がトップだったようです。
この結果だけで一喜一憂するものではありませんが、
この数字を高いとみるか低いとみるかは人それぞれでしょう。
ただ一番上の子がASDと診断された場合は、第二子を検討している
家庭ではなんとも悩ましい数字です。
一番少なかったのは4.2%で兄と妹の組み合わせ。
10%近い差があるわけですが、どちらにせよ遺伝的な
要素は十分あることが示唆されたわけですね。
ASDと遺伝子の関連性は今後も研究が加速していきそうです。
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