アスペ嫁と苦悩夫の奇妙な冒険

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。

もうすぐ2014年も終わりですね。
小さい頃は、家族総動員で、年末大掃除をよくしました。

私自身も掃除は好きな方ではありませんが、
やり始めると、止まらなくなってしまうタイプです。

アスペ嫁と一緒になってからは、大掃除というものは、
ほぼしなくなりました。

まあ、普段の生活から清掃、片づけ、整理整頓、管理は
大幅に苦手ですので、大掃除をしようものなら、
結果的に私一人がしこしことやることになるからです。

普段から大掃除をしなくてもいい程度に、掃除を心がけてます。

アスペ嫁は、【大掃除】という言葉自体はもちろん知ってます。
どういうことなのかも理解していると思います。

しかし、1度も自らやったことはありません。

テレビで、各地の年末の大掃除なんかがやっていれば、

嫁「今年も、もう大掃除の時期なんだぁ。はやいなぁ」

なんて、大掃除というワードを使う割に、
何もせず、年を越してしまうのが通例です。

ある年の年明けに、こう質問したことがあります。

私「年末に大掃除やったことあるの？」

嫁「お父さんとか、おじいちゃんとか、みんなはやってたよ！」

私「だから、自分が自らやったことあるかってことだよ」

嫁「えーっ、邪魔だから手伝わなくていいって言われてた」

私「・・・・。やはり。」

まあ、教えてもらっていたとしても苦手なものは苦手ですから、
できるようになってはいないでしょうけどね。

アスペ嫁からすると、自分の親から言われた通り、
手伝わなくていいって言われたから手伝わないわけですが、
日本の社会に出るとこういったことが通用しない場合があります。

会社であれば、失敗して怒られて、上司に
「お前、もう帰っていいよ！」なんて言われると、

「はい、わかりました」って帰っちゃうタイプです。


上司がアスペに理解があれば、こんな表現はしませんが、
上司の「お前、もう帰ってもいいよ」には、いろんな気持ちと意味が
含まれていることにアスペは理解できるはずもありません。

これで帰ろうとすれば、余計に上司の癇に障り
再度怒られることでしょう。

しかし、アスペ嫁は、
「なんで、帰っていいって言うから帰ろうとして怒られるのかわからない！」
ということしか考えず、とても自分の行動を省みるということはできにくいわけです。

親族や知人でもこういうニアミスはあります。
相手が好意にしてくれて、手土産を持参してくれたとします。
「お返しはいいから、みんなで食べてね！」

なんて言われて受け取った場合、

アスペ嫁の場合、間違っても、お返しはしません。

まあ、建前でお返しはいいからなんていう人も確かに
みみっちいなぁと思いますが、日本人は結構こういう
ひと多いですし、私もその一人。

日本って、わびさび、本音と建前などアスペにはより
難しい社会環境なのかもしれません。

いわゆる、おもてなし精神を重んじる日本ですと、
ろくでなし！といわれてしまうのでしょう。

結局、言葉から背景や未来を憶測してくれることに
期待してはいけないですね。

アスペの配偶者を持った方に気持ちが楽になる本。

バカの壁 (新潮新書)

養老さんの本は、飛躍した表現も多いですが、
読むと気持ちが少し安らかにさせるものがあります。

個人差はあるでしょうが、きりきりしている人は、
立ち読みでもしてみてください。

アスペ嫁、アスペ妻、アスペ夫、アスペの子、アスペの親、アスペの友人、アスペの親せき、
いろんなケースのアスペパートナーさん本当にお疲れ様です。

私自身にも自分でお疲れさまでしたと言いたいです。

これは私の個人的な妄想ですが、嫁が発達障害ぽいことが
わかってから、接する機会が多い人なら発達障害の気配が
あるかないかが、なんとなくわかるようになってきました。

結構疑わしい人がいるんです。

私が依頼されなくても色々先回りして、手を貸してあげたり
することが多いせいなのか、そういう人が周りに集まってくるのかも
しれません。もしくは、私が引き寄せているのかも。

アスペの人とアスペの配偶者になる人って、共依存の関係に
陥っているケースもあるらしいです。

自分の近くに思った以上に発達障害ぽい人がいることから、
発達障害の人って脳の一部に障害があるわけですが、
外見的には全くわからないものなのか？という疑問を抱いていました。

そこで少し気がついたのが、私の主観になりますが、
実年齢からすると、5歳ぐらい若く見える人が多いんです。

すごーくあいまいな主観ですが。

うちのアスペ嫁も、実年齢は30後半にも関わらず、20代に見られることが
多いみたいですし、私から見ても同年代に比べて若いと実感してます。

知人友人も、比較的男女問わず、その気がある人は、
肌の張りが良かったりして若く見られるんです。

あまり脳を使っていないから、老いも遅れているのかな？
考えすぎても脳がショートしてしまうことから、ある意味
脳味噌には漏えい遮断機がついており、過度なストレスが
かかる前に、ブレーカーが落ちてしまうので、老化が防げて
いるのか？と仮説をたてました＾＾

まあ、わかったからってなにも変わりませんがね＾＾

アスペ配偶者の苦しくなる私の1番の要素は、話がかみ合わなかったり、
共感を得られなかったり、であるわけですが、

全開お話ししたように、部分的にしか内容を聞いていないから、
冷静に考えれば、かみ合わなくて当然だろうなと思います。

しかも、面倒なことに、自分が興味がある単語や言葉のみ部分的に、
頭に入ってくる傾向にあります。

それ以外の言葉がインプットされていたとしても、単に、
オウムのような感じで、他人の言っていたことを内容を吟味せず、
そっくりそのまま伝える傾向も強いです。

これらを一生懸命アスペ嫁にわかってもらおうと何年も、
同じ事を何万回言ったかわかりませんが、結果は全くだめ。
関係が近いほど、こみ上げてくる感情も大きく、その感情が
乗っかったまま、助言をしても、

むしろ、文句を言われているとしかとらわれないようで、逆効果でした。

本当頭をかきむしる思いで生活してきました。。。
生き地獄というのは言い過ぎでしょうが、
本当にそんな感じです。

結果的には、アスペ嫁には「やってもらいたいことをストレートに言う」
ということが、一番効果的なんだと思いました。

頭ではわかっていてもつい感情的になってしまうのは、
やはり私の心のどこかに相手に対して理想の
奥さんを期待したり、イメージしているからなの
だろうと思います。

基本的に不注意の塊のような人ですから、
この話の内容の場合は、
「油で料理するときは子供に気をつけてね」

と抽象的な助言をしても、結果が伴うかは個人差があります。

細かくは、どう注意すればよいかまで、想像できないので、
「油を使っているときは、絶対子供を近寄らせない」
とか具体的に言っておかないといけないわけです。

しかし、どんなにアスペの配偶者が努力をしても、
こちらが思っているようには相手は変わってくれません。

むしろアスペの配偶者が頑張りすぎると、家庭内は
ボロボロになっていくことの方が多いのではないかと思います。

最終的には、離婚することも１つの選択肢です。
きれい事だけ言って上手くいくなら、とっくに改善しますしね。

どこかの本に書いてあった内容ですと、
アスペ＋定型の夫婦の改善できる可能性があるとすれば、
定型側は、アスペの特性や対処方法等を学習に余念が無く、
感情的にならないように対応できること、
アスペ側は自分が発達障害であるとかを認知して、
他人と共鳴するには努力が必要であることを理解していること、
だそうです。

一緒に生活を続けていこうとするなら、少し距離をとって生活する
とか、夫婦ではあるけど、私は私、相手は相手と、
自分とは別の生き物で、相手が不注意で
トラブったり、失敗しても自分のことではないから、「あら、大変だね」
ぐらいに流せるようになる受け止め方ができると生活が向上する
のではないかと思います。

私の場合、アスペ嫁が不注意や、自分の発言や行動でトラブったり、
失敗したりしたときは、自分がやってしまったかのような嫌悪感を覚えました。

そして必ず、
「だから、前からそうやってたら失敗するっていったじゃん？」
「何度も、言ったのに聞いてなかったの？」
「何考えてるの？」

と相手が返答にフリーズするような問いかけをしてました。

相手のために尽くして自分の身も心もボロボロになる前に、
自分自身との向き合い方も見直した方がいいのでしょうね。

おはようございます。

アスペ配偶者の皆さん、朝から怒りがこみ上げるような
毎日が続いていることでしょう。

今日は怒りをこみ上げないように・・・。と思いながらも、
出鼻をくじかれることが多いので困りますね。

アスペ嫁は、うなずいたり相づちを打つことは、
フリーズしていない状態の時は表面上はできます。

当たり障りのない世間話とかでなく、
内容が込み入った話になると、部分的にしか頭に入ってません。

話って1〜１０内容があるとすると、たいていの人は、
順を追って理解して全体を把握するのですが、
アスペ嫁は、１，６，１０などと断片的な情報しか
頭に残っていないことが多いです。

たとえば、
このまえ、隣の○○さんの家で、フライパン油で子供がやけどしたらしい
んだけど、家も料理の時は気をつけないといけないね。
フライパンで油を使っているときには、火のそばは絶対離れないように
して同じような事故にならないように気をつけよう！

と言った場合、要点は、これから先、気をつけようねということですが、

アスペ嫁は、
そうなんだ、隣の○○さんの子供そそっかしいみたいだからね。
この前も幼稚園で、他の子を押し飛ばして怪我させちゃったみたい。
やっぱりシングルマザーだと大変なのかなぁ。
○○さんが離婚した理由とか知ってる？
旦那さんが・・・・。

・・・。
と、こんな感じになります。

私が話した話は、隣の子供がやけどしたという情報が部分的に
インプットされ、それに伴いどんどん自分の頭に浮かんだ話を
続けていく様子がわかると思います。

疲れちゃいますね。
でも、こちらだけが一方的に改善しようと努力しても
自分がカサンドラ愛情剥奪症候群になっていくので、
注意しましょうね。

アスペ配偶者の皆さん、今日も大変な思いをしましたね。

大丈夫、決して一人ではありません。

・・・、そう自分に言い聞かせてます＾＾

「共感」出来ない人と生活する苦痛・苦悩は、
実際経験した人でないと言い表すことが出来ないでしょう。

アスペ嫁のことを書いていると、

こんなやつ、世の中にいるのかよ！

と思う方もいると思います。

そうなんです。いるんですよ。

しかし、アスペ嫁も対外的には愛想が良いので、
当たり障りのない世間話をする程度では、
そんな特性があるなんて気づかないでしょう。

せいぜい、ほんわかした人で悩みなさそうで
いいねぇ。と思われるぐらい。

対外的には、相づちやうなずきを身につけているのか、
内容がわからなくても、「うん、うん、そうなんだぁ」
とか言っちゃって、特に反論もしない受け身型ですので、
話しては気分よく話すことが出来てしまいます。

自分の生活圏内に入ると、そうはいきません。

同居の家族の迷惑を顧みず、マイペース。

自称主婦らしいですが、出来ることが狭すぎるため、
パートナーのチェックやフォローが必須となります。

トイレ掃除などは、私がやることが多いのですが、
こんな特性がわかる前は、アスペ嫁にも掃除して
もらっていました。

本人は掃除したと言い張りますが、全く綺麗になってない＾＾
むしろサンポールみたいな洗浄液を便器にかけるだけ。
流し残しはあるは、トイレの壁にまでサンポールを使うわ。
壁紙の色がサンポールになるわ、とんでもないことでした。

清潔を維持するために、何週間に一回のペースで私が、
便座のカバーを購入してストックしておきました。

しかし、日に日に便座カバーがなくなっていき、
とうとうトイレに便座カバーがないという状況に・・・。

私「洗った便座カバーしらない？結構たくさんあったはずだけど」

嫁「えっ！？捨てちゃったんですけど」

私「なんで捨てるのさ。洗ってつかうんでしょ？」

嫁「私、便座カバーって使い捨てだと思ってた＾＾」

私「・・・。」

便座カバーを使い捨てだと思っていたじゃねーよ！
どおりでないはずですよね＾＾

そして、百歩譲って使い捨てたとしても、
便座カバーが無くなったのなら買うとかしようぜよ。。。

思考回路理解できない。

私「ないなら買ってくると言う発想ないの？」

嫁「てへっ。いままでパパが買ってくれてたから＾＾」

私「俺が買ってくれるのを待っていたってわけ？」

嫁「そうそう。最近はカバー買うの遅いなぁって思ってた」

私「・・・・。」

それ以来、トイレ掃除は私の仕事になりましたとさ。
⇒アスペルガーですが、ご理解とご協力をお願いいたします。（大和出版）私だから書けた「アスペ...

⇒えっ？こんな簡単なことに気をつけるだけで、うつ病の家族がぐんぐん元気になるなんて！「うつ病の家族への対応マニュアル」

アスペの妻や夫を持つ皆さん。

今日もお疲れ様でした。
きっと、理解できない発言や行動が今日もあったことでしょう＾＾

皆さんは、家族がいて良かったなって思うときはどんなときでしょうか？
私は、人並みですが調子が悪くて寝込んでいる時です。

元気なときは何でも自分で出来ますが、寝込んでいる時1人だと
本当に気が滅入り、このまま死んでしまうのではないかと思うことも＾＾
家族がいれば、身近に心配してくれる人がいるから安心だし、
そういったときこそ、お互いの愛情が試されるのだろうなぁ。

と、思ってました。

結婚してアスペ妻と生活をするまでは。。。

家のアスペ嫁は、私が寝込んでいる時は一切声をかけません。

このまま自分が死んでいてもきっと嫁は気づかないだろうなぁと
いうことが、よくあります。

3日ぐらいトイレ以外食事も取れず、寝込んでいても変化なし。
最初はこれが全く理解が出来ませんでした。

ようやく回復してきて、起きてみると、
こちらの体調を気遣う一言よりも先に、
自分の今日合った出来事や、自分が私に頼みたいことを
何事もなかったかのように言ってくることが多いです。

「無関心で酷いやつだなぁ」というのが第一印象。

あまりにいつもそうなので、あとで聞いてみました。

私「俺が調子が悪くて寝込んでいても心配じゃないの？」

嫁「もちろん心配だよ。」

私「心配なのに何も声かけたり、気遣いしないんだ？」

嫁「調子悪そうだから、起こさない方が良いと思って」

私「2，3日寝込んでいたら普通じゃないと思わない？食事もしてないんだよ？」

嫁「早く良くなれば良いと思ってた。」

私「そんなんじゃ、俺が死んでいてもきっと気づかないね」（皮肉調に）

嫁「・・・・・。」

私「せめて、大丈夫とか声かけてくれない？」

嫁「ごめん。大丈夫？」

私「いや、今大丈夫って聞かれてもさ。寝込んでいる時にだよ。」

嫁「・・・。ごめん、気をつける。」

アスペの配偶者であれば、似たような経験は結構珍しくないと思います。

私自身も、回りくどい言い方になっているのが余計に事を大きくしていました。

アスペ嫁からすると、逆に気を遣って起こさなかったらしいです。

一般の人には理解できにくいですが、大丈夫ではないのはわかっているから、
あえて大丈夫？と聞く選択肢がアスペ嫁の脳裏には浮かんでこないみたいです。

こちらは、愛情がないとか、冷たいとか、何考えてるかわからないとしか
認識できませんでしたが、特性をつかんでからは、多少気にならなくなりました。

ただ、やっぱり募る孤独感。

これがカサンドラ愛情剥奪症候群ってやつなんでしょうか。

こういう生活してみないとわからないニアミスが多いです。

調子が悪くても、相変わらず「大丈夫？」と心配してくれる言葉は
今でも身についていません。。。

が、私がこうして欲しいなど指示を出せば、
文句を言わず行動してくれることがわかりました。

そうなんです。受け身型は言われれば何とか動いてくれるんです。

でも、日本人って以心伝心で行動してくれる人のほうが
美徳であるとしている文化を持っており、自分もそう考えていたので、
全くもって意味がわかりません。

嫁を理解するまで10年近くかかりました。。。

一般的な感覚ですと、10年もしないうちに離婚を
選択する人もいると思います。

世間では、アスペの夫をもつ妻のほうが多いでしょうから、
そういう奥様はこの感覚はわかってもらえるかなぁ。

よくありがちな例は、
奥さんが寝込んでいて食事を作る人がいない！

こんなアスペ夫と定型妻の組み合わせですと、

アスペ夫は、定型妻へ心配した言葉はかけません。

定型妻が、何とか起き上がり、頑張って台所に立とうものなら

アスペ旦那はこう言うでしょう。

「今日のご飯まだ？」

この空気が読めない一言で、定型嫁は崖から突き落とされたような
悲しい気持ちにさいなまれることでしょう。

まあ、普通理解なんか出来ませんよね＾＾

一緒にいても一人の瞬間です＾＾

⇒アスペルガーですが、ご理解とご協力をお願いいたします。（大和出版）私だから書けた「アスペ...

⇒えっ？こんな簡単なことに気をつけるだけで、うつ病の家族がぐんぐん元気になるなんて！「うつ病の家族への対応マニュアル」

アスペ嫁と生活をしていると、
一般的な大人の感覚では
理解できないことが間々あります。

しかしながら、アスペ嫁は決して
ふざけているわけでもなく、
至って真面目なことが多いです。

アスペ嫁からすると真面目にやっているのに、
相手や周りの人が怒ったり、不機嫌になったりする事は、

「なんか、この人気まぐれな人だなぁ」

と思うらしいです。

「どっちがきまぐれじゃい」

と突っ込みたくなりますが。。。

さて、アスペ嫁は期日管理が大の苦手。

・○○を○○日までに提出する。
・郵送物を○○日必着。
・○○日までに○○を返却する。
・家族で約束した日付までに○○をする。
・○月○日までに納付する。
・お中元、お歳暮、年賀状発注（だいたい何日までって決まってますよね）
などなど、

どこでつまづいているのかわからないこともありますが、

失敗するときの大半は、アスペ嫁に任せきった時です。

本人が迷わない、本人にとって単純な
書類の提出などは頑張れば出来ます。

しかし、予備知識が無いような物に関しては、
頑張って考えることはしますが、結果的に、
内容を理解することができず、自分で調べたり、
聞いたりもしないので、他のことに関心が
向いてしまい、忘れ去られます。

端から見ると、提出物を放置しているように見えます。

そしてたまらないことは、本人が意外と約束を破ったという
感覚を実感していないこと。

年賀状だとか、誕生日だとか毎年決まっていることでも、
フォローがないとできません。

自分の子供の誕生日のプレゼントを事前に用意せず、誕生日から1週間たった後に、
本人へ渡すとか。。。

年賀状に関しては、「あのデザインがいい、写真を入れたい」など希望は言うが、
発注したり自分で作ったりは一切ノータッチ。

デザインは今年は任せたよ！なんてアスペ嫁に全てを任せておくと、
12月28日頃になって、

私「年賀状出しておいてくれたかい？」

嫁「・・・。」

私「まさか、まだ出してない何てこと無いよね？」

嫁「・・・。まだ出してない。」

私「えーっ！出してないって注文したんでしょう？」

嫁「・・・。いろいろあって迷っちゃって。まだ。。。」

私「はぁ？まだ注文もしていないの？」

嫁「・・・。ごめん。」

私「なんで言ってくれないの？どうして確認しないの？」

・・・と、私の怒りのなんで攻撃をし始めると、アスペ嫁はフリーズします。

そしてただただ、ごめんだけを連呼する始末。

そしてごめんと言っても、翌年は必ずまた同じ事をしてくれます＾＾

結婚してから毎年こういうことが起こります。

これはごく一部ですが、本当にうんざりした気分と、約束を反故にされた気分でいっぱいになります。

最近は、この不毛なコントのようなやりとりを回避すべく、

私が、11月ぐらいには全て完了させちゃってます。

毎回教えていれば、キットできるようになる日が来るだろうと

思っていたときもありました。

そして、人間は誰でも努力すれば成長するし、結果が残せるとも
思っていた私にとって、アスペ嫁の行動は意味不明で怠慢にしか見えませんでした。

しかし、発達障害というワードを知ってからは、徐々に理解できるようになりました。

はっきり言って、私の体調が良いときは、私がバリバリ何でもこなせばいいので、事は済みますが、
私が病気になったりすると全てのことが滞りますので、非常にストレスを感じます。

いったい、何のためのパートナーなんだと。

結局、先の見通しを立てて、期日から逆算して行動するということが出来ないわけです。

まあ、ふつうに考えたら考えられないですよね。。。



⇒アスペルガーですが、ご理解とご協力をお願いいたします。（大和出版）私だから書けた「アスペ...

⇒えっ？こんな簡単なことに気をつけるだけで、うつ病の家族がぐんぐん元気になるなんて！「うつ病の家族への対応マニュアル」

またもや、記事を更新する余裕すらなくなってしまいました。。。

再び書こうと思ったきっかけは、コメントをもらったことです。

こんなブログといえないものでも見てくれている人がいるんだぁ。

と、普段からパートナーと生活全てにおいて共感できない自分からすると、

ものすごく共感できた気がして、ありがたい次第であります。

　こういった文章を書くことで自分を落ち着かせている意味合いを

もたせているつもりですが、８割方嫁を理解していると思っている自分でも、

意気消沈から抜け出せない日々があるのですから、もっと悶々と

発狂しそうになりながら暮らしている人も多いのでしょうね。

　アスペ嫁は、未診断ですが、おそらくADHDが主流、学習障害などが混在しており、

広汎性発達障害（PDD）といったところかもしれません。

アスペで言えば、間違いなく受動型です。

　先日のことを書いておきます。

うちの嫁は、すこぶる掃除が出来ません。掃除が嫌いと言うわけではなく、

どうやって整理すれば良いのかイメージして実行するまでに至らないのです。

そんな特徴がわかっているので、敢えて掃除をして欲しいとか不毛な話はしません。

家の場合、全て出来ないというわけでなく、自分の気になった狭い部分の掃除は出来るようですが、

家全体を見た掃除は難しいようです。

決まった場所は掃除できるが、それが家の中の1割にも満たない＾＾

そんな掃除が出来ない嫁が、何をとち狂ったか、

私の部屋にある書類の山をゴミだと思ったらしく、何の断りもなく捨ててしまいました。。。

大切な書類や必要な書類も入っていたのに。。。どうして確認しないのだろう。。。

つい頭にきて、

私「どうして、確認しないで捨てちゃったの？」

と声を荒げて聞けば、

嫁「えっ！？今日ゴミの日だったから。」

と。。。

嫁からすると、気を利かせて捨てたつもりなのになぜ
怒られているのか理解が出来ていない様子。

嫁「ごめん、ゴミだと思ったから」

・・・。確かにゴミも混じっていたけど。というか書類の上に飴の空くずが乗っていただけ。

私「ゴミに見えても、人の部屋にある物は、捨てて良いか聞いてくれれば良いじゃん？」

嫁「でも、すごく散らかっていたみたいだから」

問いただせば問いただすほど、逆効果で、質問した回答が

返ってくることの方がすくないアスペ嫁。

はぁ。私は何にムキになって腹を立てているのだろうと。。。


相手に変わってもらおうなんて無茶なんですよ。

アスペ嫁と生活を続けて行くには、自分の受け止め方を変える、

物の見方を変えるしかありません。

相手が間違っていたり、会話がぶっ飛んでいても、基本的には

肯定してあげるのが１番。否定の連続は結果的に二次障害を生みます。

これって凄く、子供に対する接し方と似ている気がします。

だから、発達障害なのかとも。

ただ、神でも仏でもない自分の器では、どうしても受け止めきれず、

「なんで？どうして何回も言っているのに出来ないの？」

「わざと俺に嫌がらせするためにやっているの？」

なんて否定的にぶつけてしまうことも多いです。

はぁ。。どう対処していけば良いのやら＾＾


⇒アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル