2017年09月06日
子どもの要求方法はひとそれぞれ!常識的かどうかより、その子の本質を見抜く大切さ(その2)
→子どもの要求方法はひとそれぞれ!常識的かどうかより、その子の本質を見抜く大切さ
■自分は幼児のころそんなに聞き分けが良かったのか?
あーしなさい、こーしなさいと日常的に言われ続けると子どもからすれば
自分自身を否定されているのではないかという錯覚に陥るかもしれません。
幼いころというものは、意識的に親の言うことを聞こうとか良い子になろう!
なんて言うのはあまりありません。無意識に親が喜んだり、笑顔になったりすること
が良いことなのだろうという認識のもと脳が成長していくのです。
私自身の場合は、物心がついたころから親にはあまり主張をしない子どもでした。
親からすれば、「手のかからなくて良い子」という印象だったそうです。
自分自身はとても良い子にしていたなんて自覚はありません。
なぜあまりわがままを言わなかったかといえば、怒られたり、母親の顔が曇ったり
するのが嫌だったからです。私の母親はひとことでいえば気分屋なところがあります。
とはいっても8割がたうっくつした表情やつかれた表情、お金に困った表情ばかりでした。
少なくとも幼稚園に行く辺りではいろいろ我慢してしまう傾向の子どもだった気がします。
自分が親となって子どもを見ると、子どもも人それぞれですね。
我が子も私のように我慢するタイプと主張して止まないタイプが混在しています。
親は子どものためにいろいろと注意したり、押しつけたりしますが、
親のエゴによることが多いという面も忘れてはいけません。
あれやこれやと知識がついてくると人に教えたくなるのも人間の本能なのでしょうか。
しかし、子どもにいくら理屈で話してもわからないときはわかりません。
基本的に聞き分けが良い子どもというのはその時点でかなり抑制した生活を
しているということも考えてあげた方が良いかもしれません。
聞き分けが良くないと言うことはある意味子どもらしいと言うことですので、
主張が叶うかどうかは別として真面目に聞いてあげると言うことも親としては大切ではないでしょうか。
■子どもらしい、その子らしいを大切に育みたい
親となったからと言って、子どもの教育方法がわかっているわけではありません。
学校では子どもの育て方などは具体的に学びませんので、その模範となるのは
自分の親であることが多い傾向です。
絶対親みたいになりたくない!とおもっても同じようなことをしてしまう人もいます。
これはなぜかといえば、それしか方法を学んでいないからです。
幼いころ言うことを聞かない子どもに怒鳴ったり、叩いたりするような
行為を見ていたのであれば、良くないとわかっていても理性が飛んでしまうと
親と同じような行動をしてしまうということもあります。
自己嫌悪にさいなまれて子育てどころか自分自身とも向き合えなくなって
しまいかねません。
2歳から小学校低学年ぐらいまでは、寛容な精神を養う必要があります。
逆にこの期間を過ぎてしまうと脳も発達してしまって、いくら良いとされることを
しても効果が薄くなりがちです。
三つ子の魂百まで。というのは本当だなぁと肌で感じています。
だからといって年齢が大きくなったからムダと言うことではありません。
子どものため!子どものため!と思っているのであれば
子どもらしさを見守ってあげると言うことも親の使命ではないかと思います。
発達障害を持っている子どもの場合は、世間の常識ラインへ引き込もうと
すればするほど逆効果になる場合もあるでしょう。
その子どもの本質を見抜いていくには、客観的に見守ることも非常に重要です。
これを行うにはまず子どもよりも親が感情コントロールをできるようになることが
一番の近道かもしれません。幸せな気持ちのときに人は激怒することはあまり考えられませんからね。
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