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2017年02月11日

毒親は他人を通して見た自分が常に良い評価ではないと満足しないというジレンマ(その2)

毒親は他人を通して見た自分が常に良い評価ではないと満足しないというジレンマ(その1)

「人の悪口なんて言うもんじゃない!」
「悪口を言うと因果応報で自分に返ってくるよ!」

見たいな教訓めいたことをさんざんいっていたのにねぇ^^

一緒に外食をすれば、不平不満が行列を作ったような状態になります。
「やっぱり100円ショップはだめね」(じゃあ買うなって。)
「やっぱり所詮100円のお寿司だわ」
「まずい!このメニュー頼まなければ良かった」
「店員が活気がないから食欲がなくなる」
「所詮ファミレスだね」


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あなたはいったいどこのお嬢様で、そのお店になにしにきたの?
といわんばかりの上から目線発言がおおくてこちらが周りの人の
反応にヒヤヒヤしてしまうぐらいです。

思ってしまうのはいいですが、いちいちアウトプットして共感をえようと
しないで欲しいですね。

さんざん不平不満や文句は言うのですが、そのお店しか選ばない…
「じゃあ違うお店にすれば良いじゃない」なんて言えばもう大変です^^

「年金だけでそんな贅沢できると思っているの?」
「お金を気にしないで暮らせるならそうしたいわよ」
「もっと良いお店が近くにできてくれればいいのに」


…ああいえばこういう姿はただのわがまま娘かもしれませんね。
気持ちは分からないことはないのですが、自分が言っていること
が矛盾している内容であるということが認識できていないのです。

・100円で感動できる商品をだせ!
・ファミレスでも唸らせるような味を追求しろ!


ある程度大人になり裏事情や現実を直視できればなかなか
その絵空事のような顧客のわがままは空想や理想であることが
理解できるのですが、毒親ぐらいの年齢になるといまさらむずかしいですね。

このタイプは、安い消費にも文句を言いますが、仮に少しランクを上げて
値段が高めのお店に行けば満足するかと言えば結局は自分の理想が高すぎるため
文句や不平不満がさきにでてしまうということになりやすのです。

「この金額支払うなら自分で食材買って作った方が美味しかったわ」

なんて毎回食事の度に言われたら、いくら親子といえども一緒に食事に行きたくなくなるという
気持ちになるとは想像できないようです。

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私自身も自分で母親ににていて嫌な面だと思いますが、環境や他人への文句はいくらでもでてくる
ある意味特技みたいな状態なのかもしれません。しかし褒めるところを探すということが
ひどく苦手と言えます。相手をだめ出しするときは水を得た魚のように次から次へと
言葉が出てきますが、褒めた方が良いときは言葉に悩んだり、詰まったり、うまい語彙が
セレクトできないくせがついてしまっていることが問題と言えます。

客観的に見れば、まるで不幸の衣を常にまとっているようなもの。
でも本人は気がつかないで、一番傷を付けているのは周りではなく、自分自身だったりします。

自動思考で思ってしまうことは仕方が無いことです。これはくせがあるひとにしか
わかりませんが、直そうと思ってもそんな簡単に頭から自動思考がなくなるなんて
都合の良いことは起きないのです。

そもそもそのネガティブな自動思考はわるいものの代表格みたいに自分の中になりますが、
実際はその思考に守られながら自分が傷つかないように生きてきたお守りみたいなもの
でもあるのです。それをいきなりもういらないと全否定するのは結局自分を否定することになるので、
苦しい日々がそのうち再燃してくることも多いです。


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この記事へのコメント
すすき様

コメントありがとうございました!

そうですね。うちの母親の場合は常に怒鳴っている親がいたような環境
だったそうなので、そういう負の感情が歴代連鎖しているとも言えます。

最終的には自分で自分の脳がコントロールできるようになればストレスが
緩和することは確かですが、おっしゃるようにたいていは一時的緩和にとどまり
根っこの部分までできるひとはまれです。

だからこそ悩んでいる人が多いのだろうと思います。
こうすればよくなるという回答がある程度わかっているにもかかわらず
できない。

多くの人は身近な人に自分のすべてを分かってもらいたいという承認欲求を
もっているのでしょうが、この承認欲求が高すぎる人は自分で自分を等身大で
評価するのが苦手な人ともいえます。

なんでも過ぎたるは及ばざるがごとしということなのかもしれません。
Posted by 管理人 at 2017年02月14日 11:39
お母様との関係でもだいぶ苦労されましたね…

お母様は周囲に対して批判的、攻撃的であり、一緒に時間を過ごそうと思うと辛いだろうと思います。

なんとなくですが、想像できます…
きっと放っておいたら、それはそれで不満をぶつけてくるんでしょうね。だから、距離を置いたら簡単に解決するということでもないですよね。

そんなお母様でも嫌いになり切れない思いだろうと思います。
そこには共感します。

いつもお疲れ様です。
Posted by マロン at 2017年02月12日 18:35
ネガティブな言動は、お母様ご自身も「誉められなかった」「共感されなかった」事の現れなんでしょうね。
吐き出せる場所がある人は
「家族や知人の理解が得られないなら、期待するのはもう止める。ネット仲間に共感してもらうし、不満(本音)を思いっきり吐くから問題無し!」
「物語やエッセイ、新聞記事に己の思いを投影する。」
「いっそ小説や漫画を書き、己の思い通りの世界を作る。」
等々して発散、あるいは分離できるようですが、そういった方は希です。
難しい問題です。
Posted by すすき at 2017年02月11日 16:48
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